2009年江戸川のハゼ釣り
目標 実績
累計 1万尾 12/23 36022尾 釣行43回 平均 838尾
過去21年間で第2位の釣果に到達しました |
落ちハゼのリール釣り目標一日100尾(行徳港内深場のつり)
10/21 393、10/28 314、11/3 321
11/6 301、11/9 282、11/12 439川の中
11/16 282、11/18 190(半日、取材)、
11/22 419、11/26 215、11/29 298、
12/2 543川の中、12/6 290、12/12 289
12/17 131
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秋ハゼのリール釣り目標一日500尾(江戸川放水路内のつり)
9/24 858、9/28 833、10/2 550、
10/5 534、10/13 893、10/16 839
釣行6回 4507尾 750尾/回 |
ミャク釣り一日1000尾 6/4 1292、6/10 1227、6/17 1728
6/25 1319 (6月 4回)
7/3 1392、7/7 1534、7/13 1246
7/17 1649、7/24 1237、7/29 1378 (7月 6回)
8/3 1539、8/7 1377、8/14 1378
8/19 1631、8/26 1425 (8月 5回)
9/2 1573、9/7 1191、9/11 1336 (9月 3回)
10束 18回で終了
ミャク釣り累計 9/14で終了 26795尾 釣行20回 平均 1339尾 |
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2009年ワンシーズン釣果過去第2番の記録 36044尾
2009年6月17日ミャク釣り1728尾過去2番目の釣果
2009年9月2日ミャク釣り1573尾 9月の過去最高釣果
2009年10束釣り連続18回達成
2009年ミャク釣り平均自己記録 1339尾/回
2009年10月13日秋ハゼのリール釣り自己記録893尾
2008年ミャク釣り平均自己記録 1188尾/回
2008年10束釣り自己記録連続22回達成
2008年5月21日 越冬したハゼのリール釣り 310尾
2007年自己記録10束釣り連続18回達成
2007年10月10日リール釣り635尾 |
2005年10月7日リール釣り 739尾 |
2004年12月23日深場のジャンボ落ちハゼ313尾 |
2004年11月の落ちハゼリール釣り 350尾/回 |
2004年11月3日 深場のジャンボ落ハゼ447尾 |
2003年 1000尾超釣り連続15回達成 |
2003年10月17日リール釣り 623尾 1086尾/ミャク回 |
1996年 6月23日ミャク釣り 1959尾 1002尾/ミャク回
ワンシーズン最高釣果 40126尾 |
2009年12月23日(水) |
12月23日(水) 落ちハゼのリール釣り、12〜18pを22尾。今年のハゼ釣りは本日で終了です。その理由は釣れなくなったからです。原因は水温が7℃になったことですが、ハゼが朝マヅメと夕マヅメしか口を使わなくなったと思えたからです。本日は朝7時15分から8時までが釣れました。あとはポツンポツンでした。夕マヅメは釣り時間帯から外れていますので(2時15分納竿ですから)釣れないので、本日は12時で上がりました。20日の日曜日が水温が9℃ちょいだったようで、釣りとしてはこの日が実質最後のチャンスだったようでした。神社の餅搗きでハゼ釣りができなかったのでチャンスを逃したと思いました。
半年間面倒を見てくれた船頭さんたちに感謝です。来年もよろしくお願いしたいと思います。
船宿、伊藤遊船さん。
晴れ、西の風午後南の風。釣り日和でしたが朝しか釣れませんでした。
朝の気温2℃。車のフロントガラスが凍っていました。朝の水温7℃。この水温では日中はハゼが口を使いませんし、産卵行動に移ったものと思われました。水色はものすごい澄みでした。
7時15分から12時15分まで5時間の釣り。4.4尾/1時間でした。
小潮。満潮9時07分。干潮15時02分。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました。
アオイソメエサは5cm前後と長く大きく付けました。
本日は朝一番で入った場所でチョコッチョコッと釣れました。船頭さんが見ていました。いい具合だな、と思っていたらタンカーが来ました。移動です。そうしたら二度と同じ場所に入れませんでした。ポイントが狭いため。そのあとは放浪状態で随分と回りました。あっちでチョコッ、こっちで1尾という具合です。
水温が7℃ということですが、もっと低かったのではないのでしょうか。ともかくマヅメどきしか食いが立たないハゼを無理やり釣るわけですから、食い気があるハゼしか釣れません。
ともかく投げて引いて置いてという繰り返しでしたが、半日であきらめました。
今年は深場の釣りが長期間できてとてもよかったと思っています。このような年も本当に珍しいことです。アオシオなどの影響でもっと早く12月初旬で終わってしまうことが多かったのです。
来シーズンに期待したいと思います。
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2009年12月17日(木) |
12月17日(木) 落ちハゼのリール釣り、12〜19pを131尾。よく釣ったと思いました。本日は12月も20日に間近かで、寒波がきていて、平日で、という条件で、100尾を目標に釣行しました。思惑通りの釣りになりました。
本日は入港する大型船の着船時間がわかっていましたので、船頭さんの指示でお客さんは釣りやすかったと思いました。
私は、結果として11ヶ所を偵察して歩きました。来年の今ごろの釣りのためのデータ蒐集です。この時季のデータがとても少ないためです。大型船の離着船時を狙っての釣り歩きでした。どうせ移動しなければならなくなるからです。それに、船がきても移動しなくてもよいようなポイントは先着のボートがいて、どちらにしても私はいいポイントととしては「アブレ」たわけですから、ちょうどよい機会だと思って遠征をしました。
朝一番で砂山の前の放置されたシーバースの前面、航路近くにアンカーを入れました。まだ、気兼ねしてあまり先には出ませんでした。30分釣って5尾、そのまま赤ブイ方向へ移動、同宿のボートを避けながらの移動です。二ヶ所目でようやく13尾になりました。タンカーが入ってきました。その通過したあとへ入りました。
もっと前へ出てもいいのですが、いまのこのラインは釣ったことがないのでデータを取ろうと思って辛抱してそのまま、またカニの横ばいのように移動。3ヶ所目でポツポツ釣れて40尾になりました。まずまずだったと思いました。ペースはどこもポツポツで直に釣れなくなります。魚影が薄いのでしょう。要するに密集してはいないということです。今度は他宿のボートがきていますので,それをかわしたら航路方向へ20mほど寄って行ってしまいました。しかし、そこは海草ばかり。5尾釣ってまたまた移動。
5ヶ所目は釣れました。ここで70尾になりました。25尾釣れたことになります。そのうちにタンカーと鋼材船が出港するらしいとのことで、みんなが立ち退きです。私はあいにくと近くに入るところもないので、対岸の丸一鋼管の前にいって一時様子をみることにしました。しかし2尾釣っておしまいです。タンカーが出港したのが遠目で見えたので今度はそのA桟橋前にいって釣りました。5尾釣って移動です。面白い釣りではありませんでした。ボートが密集しています。今度は沖目へ出ました。ところが大型の鋼材船が出港だというので航路際へいけません。中央で2ケ所で釣ってようやく80尾になりました。あと20尾を何とかして釣りたいと思いました。二桁は絶対に嫌だと思いました。1時過ぎになってしまいました。あと1時間ちょいしかありません。
JFEの長くて大きな鋼材船が出たのでA桟橋の前面の航路際近くでやれるようになりましたので、そこへ出てみました。他宿のボートに囲まれてしまいました。本日は余裕がないので、エイッ、ママヨッ、と思って、そのままのポジションで航路方向へ遠投しました。これがよくて入れ食いになりました。他宿のボートが私のすぐ隣りにいます。ほんとにすぐ隣りです。背後です。ペットボトルをヒョイッと投げたら届く距離ですから至近距離です。右前方にもいるし、ボート尻方向にもいます。ですから、航路方向しか投げられないわけで、必死になって投げました。このときは風が南東になりましたので、ボート尻が桟橋方向を向くのです。北風ならいいのですが、南風では反対の風です。それでも投げました。それと至近距離にいる周囲のボートの釣り方をよく観察して、その人たちが釣っていない場所にキャスティングしました。これはよく釣れたのです。
時計を見たらあとラスト30分です。午後1時45分になっています。それではイチかバチか勝負してみようと思って、すぐ背後の他宿のボートをかわしてその先へ出てみました。ともかくあと30分しかありません。私にとっての新場所で360度に投げ分けました。釣れた方向が3ヶ所でしたので、サオを2本ずつ全部その方角へ集めてエサを大きくつけて釣りました。
結局、午後1時20分から2時15分までの1時間弱で51尾を釣ったことになりました。ですからここでは今の季節(12月17日)としての「超」入れ食いをやったと思うのです。
本日は午前中に小さな入れ食いが1回、午後に気持のよい入れ食いが2回あって、帳尻はあったと思いました。
この時季になりますと、ハゼがかたまっている場所とそうでない場所がはっきりと分かれてきます。ハゼそのものはいなくなってしまったのではなくて、いこごちの良い場所に集まってしまっているのだと思うのです。それを早く見つけることが大事だと思うのです。
12月17日の時点で131尾も釣れたのですから、あちこち放浪したことを考慮すれば、満足すべき釣果だと自画自賛しています。
船宿、伊藤遊船さん。
晴れ、北の風午後南東の風。釣り日和でした。
朝の気温7℃。朝の水温は11℃でした。水色は澄みでした。水温がまだまだ高いです。
7時15分から14時15分まで7時間の釣り。18.7尾/1時間でした。
大潮。満潮6時05分。干潮11時17分。あさってまで大潮です。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました。
アオイソメエサは5cm前後と長く大きく付けました。ハゼがかたまっている場所が点在しています。それを早く見つけられればたくさん釣ることができると思います。
11ヶ所でサオを出して、全く釣れない場所はありませんでしたが、入れ食いをやれたということを基準で考えると、3勝8敗というところだったと思っています。それでも131尾は釣れたわけですから、満足しているわけです。
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2009年12月12日(土) |
12月12日(金) 落ちハゼのリール釣り、12〜20pを289尾。よく釣れました。とても食いはよかったと思いました。
本日は、@食い渋りという意見と、私のようなAとても食いがよかった、という意見に分かれたと思うのです。
それは「ポイント」に恵まれたかどうかで違うのです。ハゼが「いさえすれば」食いそのものはよかったと思っています。私は本日は3箇所で釣りました。
最初は丸一鋼管の前で風に逆らって航路内へ投げました。これは本当は港内の中央で風下の航路内へ投げたかったのですが、土曜日なのでポジション確保がいまいち自信がなかったので、様子見をするためのセッティングでした。
大型船が入ったこともあって、ちょっと移動して2箇所で釣りましたが2時間釣って60尾ちょっとでした。このペースでも7時間釣れば200尾近くにはなるペースですので、特別不満には思わなかったのですが、その頃になって港内の中央部分にボートが展開し、対岸の東洋合成の桟橋にタンカーが本日は着船しないという情報が入ったこともあって、中央部分に出ようと思ったのですが、同宿のボートが点々と並んでいたので割り込めないでいましたので内心ではグジュグジュとして釣っていたわけです。
そこでボートが移動したのを確認してそのあとへ入りました。入るときに船頭さんにこの辺りはどうですかと訊いて、大型船の航行に邪魔にならない場所にアンカーを入れました。これは大正解だったのでした。先着の人が立ち去ったからといって、そこが「釣れない場所」だということでは決してないということなのでした。
そこは大型船の航路から外れた場所でしたが、どうやら斜面になっているようでした。これは投げて着水から着底までカウントしていれば、底までの深さが全部わかるわけです。それでそのような判断になりました。結局、航路内の深い場所はポツンポツンであきらめることにしました。ボートの真横方向と、ボートのアンカーが入っている方向で入れ食いでした。これは「斜面」で釣れているということです。
結局、3回目の場所が入れ食いになって、ここで動かずに220尾を釣ったわけです。
このようなことになりますと、もう、これは「場所」以外のなにものでもないわけです。
船頭さんは「食い渋り」のようです、と私にいうのですが、それはハゼがいる場所といない場所がはっきりとわかれてきているので、魚影が薄い場所でいくら努力しても釣れる数は知れていますので,ハゼがかたまっている場所をいかに早く的確に見つけることができるかどうかということが釣果を左右するわけです。
私の釣法である「ハリネズミ釣法」と「投げ釣り釣法」はハゼの着き場をいかに早く見つけるかということを目的としているわけです。サオ5本とか7本とかいうのはそのための方便であるのです。
ハゼの着き場を見つけたとしたら、あとは徹底的にそこを攻めればいいのです。ただし、エサは5〜6cmと大きく付けて、3〜5分置ザオする、という釣り方に徹すれば釣果は伸びたと思うのです。
本日お出でになった人で、小学生の男の子を連れた方が子どもが20尾、お父さんが74尾でした。これは検量しているのを見ていましたから間違いありません。その方が私以外では伊藤遊船さんの「サオ頭」でした。
これはとてもすばらしい釣果です。子連れで二人で乗っていて74尾も釣ったのですよ。その方いわく、「ハリネズミ釣法」で釣りました、とおっしゃるのです。もうこれは頭が下がる思いです。このようなすばらしい「ファン」がおられるのですから、私も一生懸命に釣らなければと思った次第です。
前置きが長くなりましたが、本日は、決して、食い渋りなどではなくて、@ポイントが的確に見つけることができたかどうかA置ザオ時間を3〜5分としっかりと確保できたかどうかBエサを5〜6cmと大きく付けたかどうかということで、食いは活発だったという正反対の評価に分かれたのだと思うのです。
本日は、3本バリで3尾掛けも何度もありましたし、仕掛けをゴチャゴチャにしてくるハゼもたくさんいましたので、これはもう、食いはかなりよかったものと思っています。
船宿、伊藤遊船さん。
曇りのち晴れ、北の風。本日は暖かくなるというのでしたが、釣り場では決して暖かくはありませんでした。予報はハズレでした。
朝の気温8℃。朝の水温は11℃でした。水色は澄みでした。水温がまだまだ高いです。これでは釣れないほうが不思議なくらいだと思っています。釣果に不満がある場合は「釣り方」が問題なのではないのでしょうか。ハゼを見つけられない、ということが最大の問題点です。場所に「アタレ」ば、あとは「釣りテク」だけです。
7時15分から14時15分まで7時間の釣り。40尾/1時間でした。
若潮。干潮7時10分。満潮12時54分。あしたから中潮です。本日は上げを釣りました。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました。
アオイソメエサは5cm前後と長く大きく付けました。エサが小さいと極端に食いが悪くなります。また、置ザオ時間が30秒などと短いと釣れる確率はかなり低くなったと思っています。長く置いておくほどよかった、といっても過言ではなかったと思っています。
本日の釣れ具合ですと、水温が8〜9℃に急降下するまでは、まだまだ釣れるものと思います。
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2009年12月6日(日) |
12月6日(日) 落ちハゼのリール釣り、11〜22pを290尾。5年前の平成16年の釣果には及びませんが、今年の落ちハゼ釣りは好調を持続していると思います。
船宿、伊藤遊船さん。
晴れ、北の風、のち南の風。本日は暖かくて釣り日和だったと思います。
朝の気温7℃。朝の水温は12℃でした。水色は澄みでした。
7時00分から14時15分まで7時間15分の釣り。40尾/1時間でした。
中潮。満潮8時17分。干潮13時30分。あさってから小潮です。本日は下げを釣りました。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました。
アオイソメエサは5cm前後と長く大きく付けました。
朝一番で曳船で行徳港内へ行きました。奥の市川航路出口の左側の砂山の沖目へアンカーを入れました。先週の日曜日にT遊船のボートが先着していて釣りに行けなかった場所。本日のT遊船は対岸の菱鋼運輸の岸壁方面に展開しています。ウン、と思いました。ならば、ここは本日はさほどに釣れないのではないのか、と疑心暗鬼になりました。
それでもサオ7本を展開。一回りで3尾、アレッと思いました。さらにもう一回りで2尾、合計5尾です。こんなはずではなかったに、と思いました。「私流のカン」でコリャアダメだ、と思いました。
そこでサオをたたんで一目散に移動しました。この間、およそ15分ほど。決断は早かったと思いました。エッサエッサと漕いで、2週間前の日曜日に419尾を釣ったポイント付近でサオを出しました。なんと、ここで2尾でオワリ。底がなんとなくツルツルの感じ。こういうときというのは、経験的にハゼが釣れないことが多いので,そそくさと移動です。
今度はドンドンと港の出口方向へボートを漕いで、月島倉庫の沖へ来ました。ここは先週、その手前まで釣って納竿したエリアです。先週よりももっと出口方向へアンカーを入れました。航路のキワを狙ってアンカーを入れたつもりでしたがどうやら航路内に入っていたみたいです。それでも入れ食いになりました。これでほっとしました。
ところが丸一鋼管へ鋼材船が来ました。ドケドケといわれて30艘ほどのボートが移動させられました。船頭さんたちが船外機で走り回っています。
私のことはH遊船の船頭さんが手助けをしてくれました。それで月島倉庫の前の繁みの前に移動、そのまま航路方向その他へ投げてみました。怪我の功名とでも言いましょうか、ここで40尾を追加しました。ラッキーでした。ちょうど98尾まで数えました。
ところがまたまた大型船が入りました。私はセーフでしたが奥の人たちはおおわらわで移動していました。
そこで今度は大型船が通過したので、月島倉庫の沖へ出ました。H遊船の船頭さんが二人いましたので、ここならば大型船をかわせるかどうか声を掛けて意見を聞いて、OKの場所まで移動して釣りをはじめました。なんとそこが入れ食いでした。一人舞台です。それをH遊船の船頭さんが見ていました。
岸壁近くにいたH遊船さんのボートが移動してきます。あっというまに私が囲まれてしまいました。それでも航路方向が空いていましたのでなんとか釣りになりました。H遊船の船頭さんが私に対して気の毒がっていましたが、ここはお互い様で助け合いっこですから、「釣れない人はこっちへ来ていいですよ」と言ったものですから、とうとう囲まれてしまいました。それでも皆さんが釣れないよりはいいですからそこで釣っていました。ここで納竿までの間に移動は一回でした。日曜日にしかやれないエリアを釣れてよかったと思いました。
本日も投げて置ザオ、誘って置ザオという釣りをしました。周りの人たちはいろいろな釣り方をしていましたが、私のような釣り方は誰もいませんでした。当然のように釣れるペースはまったく違いました。周りの人たちの釣り方が、20年前の私を見ているような気がしました。
水温も高いですし、このままであれば、一週間や10日くらいは、まだまだ釣れ続くものと思われます。ただし、産卵が終ったハゼが釣れてくるようになりました。
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2009年12月2日(水) |
12月2日(水) 江戸川放水路内でのハゼのリール釣り、9〜21pを543尾。
本日は、川内でどのくらいハゼが釣れるのかを試してみました。大漁でした。
11/18のサンスポの取材記事が11/25に載りましたが、その中で川中での浅場でまだまだ釣れると書いてありました。取材協力した私としては「責任」もあったわけですので、釣ってみたわけです。伊藤遊船さんのサンスポの釣り欄での釣果を見ていても、その後も実際に釣れていたのですが、自分自身の釣りで確かめたかったわけです。
来年のことを言うと鬼が笑うといいますが、来シーズンの5月の「ヒネハゼ」釣りを占う意味もあっての釣行でした。本日現在で釣ったポイントではハゼがビッシリと川底に居るのではないのかというような印象でした。想像できないほどのハゼがまだまだ川の中にいると思いました。このハゼのすべてが「越冬」できるとは思っていませんが、中には越冬できずに死んでしまうハゼがたくさんいるのでしょうが、それにしてもかなりの数が越冬に成功すると思えるのです。来年の5月からのヒネハゼ釣りがとても楽しみになりました。
船宿、伊藤遊船さん。
晴れ、北の風、のち南東の風。本日は暖かくて釣り日和だったと思います。
朝の気温7℃。朝の水温は12.5℃でした。水色は澄みでした。
6時30分から15時30分まで9時間の釣り。60尾/1時間のハイペースでした。
本日から大潮です。満潮5時17分。干潮10時40分。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型6号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました
朝一番で中流域、左岸、上手の高圧線の上流100m付近にアンカーを入れました。岸から60mほど沖。満水時間なので水深は約2.5m〜3mの場所。岸近く、ボート尻、航路ブイ方向と投げ分けてみました。
本日は、釣れなかったら点々と上流下流を釣り歩く計画でいました。
ところが、いきなり入れ食いになりました。岸方向は腐りかけた海草があってハゼは1尾ずつしか釣れませんが、ボート尻と沖目は2尾、3尾掛けの連発です。20尾に1尾くらいの割で20p前後が交じります。
沖を深場へ行く曳船が通ります。手を振っている余裕がありません。なんといっても入れ食いですから、よそ見をしている暇がないのです。
結局、移動は3回でしたが、移動のたびに沖目へ出て釣りました。その方が確率がずっとよかったからでした。本日に限っては、岸寄りの浅い場所はあまり釣れませんでした。そのような季節になったのだと思いました。
エサ付けは長さ3p前後に付けました。それよりも短いと極端に食いが悪くなったと思っています。ですから、どちらかというと3p〜4cmほどにつけたと思います。釣れてくるサイズがやはり10〜12cmが中心でしたのでエサはどうしても3〜4cmが適当だと思いました。中心のハゼのサイズのおおよそ3分の1の長さに設定しました。ですから深場では5〜6cmというところです。
12月になってから川中で500尾オーバーというのは私も初めての釣果でした。私自身の釣技の進歩もあるのでしょうが、今年はそれだけではなくて別の要因があってこのような釣果が打てたのだと思います。
いずれにしても「ハリネズミ釣法」を駆使して釣りまくったというのが真相です。
他のお客さんの釣果を見ていますと、どうしても仕掛けを動かす時間が早いというのが私の感想です。
季節風がビュービュー吹いて水温が9℃とか8℃とかに急降下するまでは、まだまだ川内の水深3m前後で釣れ続くものと思えます。
本日の釣果の内訳は、20〜21cmは2%ほどでおよそ10尾ちょっと、このサイズは「超巨大」なハゼでした。こんな川中の水深3mに満たないような場所に、深場でも滅多に釣れないような、こんな巨大なハゼがなんでこれほどいるのだろうかと不思議な気持になりました。15〜18cmは10%程度で50尾ちょっと、これだけで60尾にはなります。残りは10〜13cmが60%ほど、9p前後の「小ぶり」が30%ほどだったと思っています。
テンプラサイズばかりを希望する人にとっては不満が残る釣りポイントだったと思いますが、私は別の目的があったわけで,釣果には「大満足」しています。
どのくらいの数のハゼが中流域と上流域にいるものなのか、実際のところ「見当がつかないくらいいる」というのが本日釣った感想です。
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2009年11月29日(日) |
11月29日(日) 落ちハゼのリール釣り、13〜20pを298尾。行徳港内の深場の釣りでした。1週間前の日曜日に釣った続きのラインを釣ってみました。まずまずよく釣れましたので、本日だけでは回りきれませんでした。
船宿、伊藤遊船さん。
曇り、北の風、のち北東の風。風はややありました。うねりが少々ありました。
朝の気温9℃。朝の水温は13℃でした。本日は風が冷たくて寒かったと思いました。
7時00分から14時15分まで7時間15分の釣り。41尾/1時間でした。
本日から中潮です。干潮8時25分。満潮14時12分。上げ潮を釣りました。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました
朝一番で来るお客さんが多かったです。さすが日曜日と思いました。
釣り場に着くと、私が先々に釣ろうと思っているポイントに他宿のボートが入っています。多分、あのあたりは釣れるだろうと思いました。普段は大型船で釣りができないエリアです。同宿のボートが一艘その中に入って釣りをはじめました。でも私は遠慮して後日にしようと思い、一週間前に釣った航路際のラインの釣りをしていないエリアを攻めました。
丸一鋼管の左側の工場前から、その左方面、つまり、港の出口方向へ4回移動して港内の中央部分の航路際を合計五ヶ所釣りをしました。
移動してわかるのですが、同じラインを釣っていても水深がかなり違うのです。アンカーロープが二尋も余る場所があるのです。ですから、同じだと思う線上をカニの横ばいのように移動しても、浅い場所では余ったロープの分だけ航路内方向へボートが出てしまいます。それに北風が強いときはボートが航路内へ向きますので、これでは船がきたらちょっとまずいかなと思うくらい出っ張ってしまいました。それでも港内の奥にいる他宿のボートの位置と出口方向にいるこれも他宿のボート位置を遠望して、そのラインに並ぶようにして釣りました。これならばもしものときはそれらのボートともども移動すればいいからです。一人だけ突出というのはまずいと思いました。
朝一番で釣った場所で2時間で60尾、前回の日曜日にサオを出していない場所へ移動。それがなぜわかるのかといいますと、「山立て」をしているからです。クレーン、窓、岸壁のタイヤ、タンク、桟橋等々をよく見ておいて自分の位置を確認するわけです。
これはキャスティングするときも同様で,かならず投げた方向を山立てしておきます。ですから、ボートがどのような方角を向いていても、必ず、前回キャスティングした場所付近へオモリを落せるわけです。これをしませんとせっかく釣れた場所へ投げられないことになります。それに手前マツリの原因にもなるのです。私がオマツリが少ないのは山立てのおかげです。
最後の5回目の場所へ移動するときは思い切って航路から離れるようにしました。というのは浅い場所でロープがかなりあまりそうだったからです。結果としてはそれがよかったのですが、大型船が日曜日なのに入ってきて、監視船の船頭さんは走り回っていました。おかげで私は何の障りもなくそのままで釣りができました。
本日の釣法はやはり遠投に心掛けて、空振りならば手前へ引くという釣りをしました。置ザオ時間を3〜5分以上と長くするように心掛けました。ただ、空振りが何本かのサオに連続したときは手持ち無沙汰になった時間もありました。そのときは移動するようにしました。航路から外れた港内中央部分は投げましたがポツポツでダブルはありませんでした。そのためメインは航路内方向で終日釣りをしました。
平日に釣りができるエリアは本日はまったく釣りから除外しました。
アオイソメエサは5cmほどと長く大きくつけました。2〜3pと小さなエサは釣れ具合が渋かったと思いました。
本日も潮どまり時間は関係なく釣れたと思いました。ハゼがいさえすれば、そこにエサが届きさえすれば、食いそのものは活発だったと思いました。その証拠に仕掛けをグチャグチャにされたり、3本バリの3本とも一尾のハゼが呑み込んでいたりしました。
このことから、本日は、一週間前の日曜日(419尾釣った)と違って、ハゼがいる場所といない場所が比較的はっきりと分かれてきたこと、その原因が、すでに前日などに釣られてしまって虫食い状態になっているか、それともハゼが少しずつ移動しているかのどちらかだと思いました。また、ポイントが前回と違っていることも影響しているのかとも思いました。
ですから、本日は積極的に遠投してハゼが釣れる場所を早く見つけられるように努力しました。同方角でもオモリが着水する場所がちょっとでもずれると釣れ具合がよくなったり悪くなったりその変化が激しかったと思いました。
いまどきの季節としては深場で298尾というのは善戦健闘できたと思っています。
釣りたい場所がまだまだ何箇所も残ってしまいました。私が釣りに行くまでに誰かに釣られてしまうかもしれませんがそれも仕方がないことだと思いました。
自分がこれまでによく釣れた同じ場所を何回でも攻めればいいのですが、あっちを釣ったりこっちを釣ったりで毎回違うポイントを釣り歩いている私は、それなりに風変わりな釣りをしているのだろうと思っています。
このようにして何年かの間に港内の様子が手にとるようにわかってきたのでした。つまり、今では「逃げ場」をたくさん持つことができたということです。このことが安定した釣果を打てる原因の一つでもあるわけです。
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2009年11月26日(木) |
11月26日(木) 落ちハゼのリール釣り、13〜20pを215尾。行徳港内の深場の釣りでした。来シーズンのための偵察釣りを積極的に行いました。七ヶ所を釣って2勝5敗というところでした。偵察釣りで200尾オーバーは上出来だったと思っています。
船宿、伊藤遊船さん。
晴れ,北の風、風は弱かったです。暖かいと思いました。
朝の気温11℃。朝の水温は13.5℃でした。前回よりも1.5℃高かったです。
7時15分から14時15分まで7時間の釣り。30.7尾/1時間でした。
小潮。あしたは長潮です。満潮12時01分。干潮19時01分。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。仕掛けが1.3mなので2.7mサオでちょうどいいのです。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました
朝一番で丸一鋼管の右側の工場手前の沖へアンカーを入れました。同宿のボートがいます。ここでは2時間で70尾を釣りました。特別な入れ食いはありませんでした。全体的にポツンポツンで3尾掛けはありませんでした。
前回までにやれなかったエリアを釣りましたので、ああ、こんなものか、と思って移動しました。丸一鋼管の左側の工場前に行きました。先ほど鋼材船が着船しました。朝一番ではここの港内に張り出したクレーンに赤いライトが二つついていてビコビコと点滅していました。きっとここへ船が本日は着くんだなと思って船が着くのを待っていたのでした。
船から40m以上離れて釣りました。ここでは船の方角よりも航路方面がよくつれました。90尾釣れました。船のロープが手繰られていますのでこれは船が近いうちに出船するかも,と思ってそこから40mほど移動しました。
ラインは同じですからそこで釣れるかと思ったのですが、いまいちすっきりしません。10尾釣ってまた移動しました。またまた、はっきりしません。ここで3尾釣ってあきらめました。
今度は港内を横切って東洋合成のタンク方向へ移動しました。伊藤遊船の監視船がいました。そこで釣りましたがここもポツポツでした。仕方がありませんので今度はタンクの前の桟橋へ行きました。ここは一番釣れませんでした。そこで思い切って沖目へ出ました。
各ボートが並んでいる一番外側のラインを見通すラインにとめました。右左と投げてみました。ここでポツポツと釣って納竿しました。東洋合成側へ移動してきてからちょうど43尾釣りました。
本日はタンクと桟橋側は私が期待していたほどには釣れず、丸一鋼管側がよく釣れたと思いました。偵察釣りは移動時間が多くありますのでこれで十分な釣りだと思いました。
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2009年11月22日(日) |
11月22日(日) 落ちハゼのリール釣り、13〜21pを419尾。行徳港内の深場の釣りでした。久しぶりの休日の釣り。思っていた予定の場所で釣りをすることができて満足でした。
船宿、伊藤遊船さん。
曇り,ときどきパラパラと雨が落ちましたが直にやみました。その繰り返しでした。北の風でした。風は強くはありませんでした。私の防寒対策は万全でした。
朝の気温7℃。朝の水温は12℃でした。2日前より2℃下がっていました。水色はかなりな澄みでした。本日は防寒服を着用して「冬支度」でした。ホッカイロの大を5ケ(お臍の上に一つつけて大正解)、小を2ケ(靴下)釣り服につけました。
6時45分から14時15分まで7時間30分の釣り。55.8尾/1時間でした。とてもいいペースだったと思っています。とてもよく釣れたと思います。
中潮。あさってから小潮です。満潮8時14分。干潮13時51分。下げを釣ることになりました。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。仕掛けが1.3mなので2.7mサオでちょうどいいのです。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました
朝一番で曳船で行徳港内へ行きました。船頭さんがきのうのサオ頭の人が釣った場所付近ということでみんなを下ろしてくれました。
私は大型船の航路になっている場所の北側へアンカーを入れました。普段の日はここへは来れませんので、いつもは反対側の丸一鋼管側へとめて、風に逆らって航路方向へ遠投して釣っていました。本日は風上から航路内へ深く投げる事ができました。
オモリが着水してから着底するまでの時間をカウントしたところ、ボートが乗っている場所が深くて、ボート尻方向が更に深くなっていました。アンカーが入っている方向は東洋合成のタンクの方向ですが、こちらはカウントが少なくて浅くなっているのがわかりました。
本日の釣れ具合は,ミヨシ方向が浅い場所でさほどの食いではなく、ボート横方向の斜面と思われる場所がよく釣れて、また、ボート尻方向の航路内の最も深場と思われる方向が入れ食いでした。つかんだハゼは暖かいと思いました。これは気温が低すぎるせいもあったと思います。
前回同様にアオイソメは4〜5cmと長く太く付けました。これを遠投して、オモリの着底を確認直後に手前へ仕掛けの長さ分だけ引いて(仕掛けがオモリ、テンビン等に絡むのを防止とハゼに対する第一回目の誘い、こうすれば仕掛けが直線状態で着底するというイメージ)、置ザオにしました。置ザオ時間は3〜4分ほどが目安でした。ただし、7本のサオに全部ハゼが釣れているときは(本日は大部分の時間が全部に釣れていました)一回りが5〜6分はかかっていたと思っています。結果としては置ザオ時間が長かったのがよかったと思うのです。
エサを長く大きくつけて5分前後置ザオするという作戦でしたが、これは、まんまと当りました。
このことは普段は釣りができないエリアなので魚影が滅法濃かったという事情もあるのだろうと思いました。
それにしても通っていますと本日のような「いい思い」ができるものだと思いました。
本日は休日のため大型船の通行はゼロでした。したがってボートは港内全域に展開して自由な釣りを楽しめたと思います。
私もこれを狙ってきましたが案内された場所が、私がやりたかった場所とまったく同じ場所だったので驚きました。この場所は過去の実績があるポイントの一つだったのです。こうなればしめたものです。道具を準備しているときに、本日はいただき、と思ったほどです。実績がある場所で私が自信があるポイントで、きのう釣れた場所というのであれば、きのうの人が釣らなかったエリアに遠投して釣れば釣れるだろうと思ったのです。思った通りの釣りになりました。
しかし、本日は港内のこのような場所であっても、深場から上がったやや浅くなった場所の魚影はさほどではなかったようでした。それはボートの動きをも見ていればおおよその推測ができるからです。
私は、最初にアンカーを入れた場所で220尾を釣って60mほど移動し,そこで納竿までに199尾を釣ったことになりました。
正午の時報が鳴ったときにちょうど300尾を数えました。ということは午前中は57.1尾/1時間です。納竿までの2時間15分で119尾でしたから、午後からは52.8尾/1時間のペースということになります。いずれにしても本日は入れ食いが終日続いた一日でした。 |
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2009年11月18日(水) |
11月18日(水) 落ちハゼのリール釣り、13〜21pを190尾。本日は伊藤遊船さん主催の「鈴木名人とハゼ釣りをする会」でした。参加者もよく釣れて、半日なのに30尾〜50尾でした。7時45分から12時15分まで4時間30分の釣り。半日の釣り。午後からは屋形船で昼食をとり、ハゼ釣り談義に花を咲かせました。行徳港内の深場の釣りでした。
船宿、伊藤遊船さん。
朝は曇りでときどきバラバラと雨が落ちましたがたいしたことはありませんでした。北東の風でした。風は強くはありませんでした。帰宅したら愛妻がきょうは本当に寒かった、ストーブを焚いた、ホッカイロを背中につけたといいました。私の防寒対策は万全でした。
朝の気温10℃。朝の水温は14℃でした。2日前より1℃下がっていました。水色はかなりな澄みでした。本日は防寒服を着用して「冬支度」でした。ホッカイロの大を5ケ(お臍の上に一つつけて大正解)、小を2ケ(靴下)釣り服につけました。
7時45分から12時15分まで4時間30分の釣り。42尾/1時間でした。いいペースだったと思っています。とてもよく釣れたと思います。産卵前の荒食いが続いていると思いました。
大潮。あさってまで大潮です。満潮6時09分。干潮11時30分。下げを釣ることになりました。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。仕掛けが1.3mなので2.7mサオでちょうどいいのです。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました
本日は伊藤遊船さん主催の「鈴木名人とハゼ釣りをする会」でした。10名の参加でした。ボートが11艘出て、中々の景色でした。皆さんはとてもよく釣って、30〜50尾でした。大満足で皆さんは帰ったようです。
本日はサンケイスポーツ新聞の本社記者の取材がありました。掲載は11月25日(水)の新聞だそうです。
みんなで曳船で行徳港内の左側、丸一鋼管の岸壁前に展開しました。11艘でちょうどよい感じのボート間距離でした。開き過ぎず,狭過ぎずというところで、みなさんは心置きなく釣りが楽しめたと思います。
私は、10艘全部のアンカーが入ったのを見届けてから、開いているエリアへ漕いでいってアンカーを入れました。丸一鋼管の左側の建物のやや右側で、赤いクレーンがある前でした。皆さんは比較的に岸壁寄りに展開しましたので、私は隙間をぬって岸壁から70mほど沖目で釣りました。
サオ7本を,航路方向へ遠投して3本、ボート尻方向へ2本、岸壁方向へ2本を投入してみました。ハゼを探すいつものパターンです。こうしますと手前マツリが避けられます。
ペットボトルのお茶を一口飲んでから、さぁーっ、やるかっ、ということで、航路方向のサオを上げました。3尾、2尾、2尾です。ボート尻方向は1尾、2尾です。岸壁方向は1尾、3尾でした。これだけで14尾ですから、幸先がよかったです。
船宿の監視船がすぐ近くにいて私の釣法を船頭さんが観察しています。ちょうどそのときに入れ食いでしたからラッキーでした。
70尾になったところで30mほど移動しました。航路際からあまり外に出ないように監視船のラインに沿って移しました。
エサ付けは本日ははじめから長さ5cmと大きく長くつけました。きのうの雨を勘案しての作戦。釣れなくてもいいから食い千切って欲しいというコマセ打ちのエサ付けでした。これが成功しました。ともかく、釣れ始めたら2尾3尾の連発という状況が作れました。
この場所で120尾釣って納竿でした。合計で190尾。とてもいいペースで釣れたと思っています。幸せです。ハゼに感謝です。このような気分が味わえると長生きできると思いました。
納竿後は屋形船に乗り移って参加者全員で昼食です。このような船宿の対応で、エサつき、お昼つき、3人乗りボートで5500円の会費では赤字ではないかと心配になりました。女将さんは笑っていました。ありがたいことです。
ここでいろいろとハゼ釣り談義になりました。みなさんは積極的にお話に参加して賑やかでした。私はできる限り私の経験と釣り方をオープンに隠し事なしで披露いたしました。聞く人が聞けばわかって貰える話ができたと思っています。。
参加者の皆さんには私のサイン入り著書「ハゼと勝負する」をプレゼントいたしました。お役に立てば嬉しい限りです。また、私の仕掛けを見本として増呈いたしました。 |
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2009年11月16日(月) |
11月16日(月) 落ちハゼのリール釣り、12〜21pを282尾。7時間の釣りで40尾/1時間。行徳港内の深場の釣りでした。
船宿、伊藤遊船さん。
朝から晴れ、北の風、のち西の風でしたが結局グルグル回って、結果としては無風状態がけっこうありました。釣り日和。
朝の気温12℃。朝の水温は15℃でした。4日前より2℃下がっていました。水色はかなりな澄みでした。本日は防寒服を着用して「冬支度」でした。ホッカイロ大を4ケ、小を2ケ釣り服につけました。
7時15分から14時15分まで7時間00分の釣り。40尾/1時間でした。いいペースだったと思っています。
中潮。あしたから大潮です。満潮4時51分と15時45分。干潮10時16分。日中はさほどに潮が下がらない季節です。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。仕掛けが1.3mなので2.7mサオでちょうどいいのです。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました
朝一番で港内の比較的に奥で、左側、菱鋼運輸とずっと奥の台船の船着場との間に行きました。新しい倉庫の前で木立の植栽がされている前です。T遊船のボートがいました。その奥へかなり離れてアンカーを入れました。今シーズン初めてサオを出すエリアです。釣ってみなければわかりません。
ともかく7本のサオを左舷中心に航路内、駆け上がり、岸壁方向と三方向へ扇状に展開しました。ハゼの着き場を探るため。どこかにいるはず。7本のサオが役に立ちます。
釣れたのは航路内。岸壁際はツルツル。それと岸壁から10mくらい離れたラインからさらに10mくらいの幅のラインで釣れました。
釣れるエリアがわかってしまえばこっちのものです。サオ5本で航路内と岸壁から10〜20mの幅のラインを攻めました。あとの2本は食い渋ったときの「保険」のためにともかくも「あらぬ方向」へ投げておきました。これは探りのため。
どうやらきのうの休日に相当釣られたらしく、私はそのように思ったのですが、多分、当たりだと思いますが、釣れる場所と釣れない場所がはっきり分かれています。つまり、釣り残しを捜し当てて釣っているという状態だと思いました。
それでもポツポツと釣れますので、つまり、1尾、1尾、1尾という具合です。ペースが上がりませんが釣れているので離れる勇気が出てきません。
そのうちに2時間経過しました。9時15分です。このときに70尾です。35尾/1時間ですから不満はいえないペースですがこれでは200尾ちょっとのペースです。ウジウジして釣っていましたが、ボートの数が増えそうな「予感」がしましたので、退散することにしました。
移動先は、菱鋼運輸と丸一鋼管の境目で、ちょうど丸一鋼管のやや前です。30mほど沖につけました。目いっぱい投げると岸壁にオモリが当るくらいの距離。私にとっては本日の新場所なのでエサを5cmと長くつけてやはり扇状に左舷側に展開させました。今度は最初の聞きアワセをじっくりと倍くらいの時間をかけて置ザオです。エサが大きいのでともかく寄せエサのつもりです。釣れなくても食い千切ってさえしてくれれば大成功という投入です。ともかくコマセ替わりのエサ打ちを積極的にすれば「必ず」食いは立つはず、という「変な」信念があります。
ここでは7本のサオ全部に投入してから最初の聞きアワセで釣れました。これはもう言うこと無しの大成功です。しかもダブルが5本ありました。一気にやる気になりました。
こうなったらはじめのうちはエサを大きくつけて釣れた場所周辺へポンポンと投げました。こうしますとハゼがいれば釣れてこなくてもエサのエキスでかなり活性化するはず。
ともかく40mほどは確実に遠投する釣りです。距離があるので角度は5度くらいしかないのにオモリの着水地点はけっこう離れています。それを手元に寄せるわけですからハゼさえいれば釣れてしまうという釣りです。
そのうちに菱鋼運輸の岸壁に監督らしき人物が煙草を吸いに出てきました。これはヘルメットと作業服で見分けて私がそう思ったのでした。その人に声をかけました。そして菱鋼運輸さんはきょうは船が来るのか来ないのかということを質問しました。するときょうは船はきません、という返事。私はもう「いただき、ラッキー」と思いました。平日に着船しないなんて本当にラッキーです。
これはともかく他のボートには内緒にしておこうと思いました。本日の最高機密扱いです。今釣っている場所でペースが落ちたら菱鋼運輸の岸壁のど真ん中へいって釣ろうという算段です。
12時半に170尾になりました。ここへ来て100尾釣った計算です。残り時間も1時間45分を切りましたので、そそくさと移動準備をして目論みの場所へ行きました。岸壁から40mほど沖目です。もうはじめからサオ5本を岸壁にぶつけるようにして投げて岸壁から5mほどの場所を目標にオモリを落しました。これは大正解で5本のサオに全部2尾と3尾です。あとの2本は航路方向へ投げましたがこちらはツルツルです。こうなったら7本全部を扇状に岸壁方向へ目いっぱい投げて手元へ引きました。釣れるラインがあってボートへ近づくとこれまたツルツルです。
この場所は平日は鋼材船が着く場所で給油タンカーも来るのでなかなか普段は釣りができません。そこで本日は思いっきり楽しんでやろうと思って手返し勝負でエサも大きくつけて釣りました。1時間半で112尾でした。74尾/1時間ですからこれはハイペースでした。
13時半頃からはハゼの乗合船が2艘来て、私の周囲でエンジン流しをしていました。どうやら私が釣っていたラインは夕マヅメ時にとてもよく釣れた場所らしかったです。私はその情報は知らなかったのですが,普段できない場所が本日は船が入らないということで思いもかけずに釣りができましたので、いい思いをさせてもらったわけです。
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2009年11月12日(木) |
11月12日(木) 落ちハゼのリール釣り、7〜21pを439尾。7時間の釣りで62尾/1時間、サオを7本使いましたのでサオ1本あたり62尾の釣果でした。本日は北東の大風のために深場は敬遠して放水路の川の中で釣りました。
船宿、伊藤遊船さん。
曇り、北東の風の強風でした。
長潮。あさってから中潮です。干潮7時01分。満潮13時34分
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。仕掛けが1.3mなので2.7mサオでちょうどいいのです。みなさんが使っているサオよりもちょっと長くて軟らかいサオです。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型6号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました
朝の気温14℃、日中13℃に下がりました。朝の水温は17℃でした。三日前より上がっていました。ですから水温測定の時点で本日は釣れるかも、という予感がしました。水色はかなりな澄みでした。本日は防寒服を着用して「冬支度」でした。ホッカイロ大を4ケ、小を2ケ釣り服につけました。これでちょうどよかったのでかなりの寒さだったと思いました。
本日はきのうの予報が悪かったのでハゼつりを外して朝寝坊しました。6時40分に起きました。すると道路が乾いていました。そこで6時55分のNHKの天気情報を見たところきょうは曇りでした。きのうの予報はどうなったの、といいたいほどでした。伊藤遊船さんへ電話して8時までには行きますからボートを出してくださいとお願いしました。
結局、つり時間は8時20分からで納竿が15時20分でしたので7時間の釣りでした。62尾/1時間のハイペースでした。
朝一番で伊藤遊船さんの桟橋の対岸、東西線鉄橋の上手、左岸、緊急放送用の拡声器が立っている前へ行きました。干潮時間過ぎなので水深が1.5mほどしかありません。
風は堤防のほうから吹いてきますから風はわりとよけていますがそれでも強風です。ボートの振れがとても大きいです。ですから本日は行徳港内へは行きませんでした。危険だからです。そのために川中での釣りになりました。
本日のポイントはシーズン中には一度は釣ってみたかった場所でした。念願がかなったというところです。
河口の釣りの準備でしたのでオモリは12号だしテンビンも大きいものがついていました。そこで最初の作業はサオを伸ばして次にラインを切って6号オモリがついたテンビンを結び、次にエサをつけてキャスティングです。7本全部を終ったのが8時30分過ぎです。
荒れ模様の天候で周辺には誰も釣っていませんでした。何しろ風が強くてボートがあっちを向いたりこっちへもどったりで下手をすると手前マツリの連続になりかねません。ですから、ラインはしっかりとたるませてボートがかなり動いてもラインをそれほど引きずらないように調整しました。
このようなときは、聞きアワセをして取り込むときにラインのタルミをよほど注意していないと上げて来る間にオマツリりします。ですから上げるサオの次と次に上げるサオはラインを巻いてピンと張ってラインを確認してタルミをなくしました。それに十分に注意しました。
ハゼは入れ食いでした。原因は水温が17℃と高かったためだと思っています。活発な食いでした。型は午前中は中型主体で20p級がポツポツと一日で20尾ほど交じりました。巨大なハゼだと思いました。15p級がけっこういました。大型は100尾ほどはいたと思います。なんだこれでは河口に行かなくても型はそろうじゃん、と思いました。そうはいってもポイントにもよりますから一概には断定はできません。
船宿さんが行徳小学校の生徒を大船に乗せて三番瀬の見学に五艘も出て行きました。その後になってからポイントを点々と変えましたが今度は中型と小型のオンパレードになって大型はポッツンポッツン程度になりました。それでもダブル、1尾、トリプルと釣れますので本日は数を狙うことにしていましたので、これでいいか、と思いながら中小主体で夕方まで釣りました。
釣った範囲は直径で70mの範囲内だけだったと思います。空いていたから気ままな釣りができたのだと思っています。その点はラッキーだったと思っています。
今の季節でだいたいがこのような上流域で439尾を7時間で釣るなんていうことは私の記憶にないことですから、今年は異例の年でもあるわけです。そうであっても今年のハゼの釣れ具合を観察していましたのでなんとしても本日のポイントで釣りたいと思っていたのです。希望がかなった一日でした。
幸いに本日は天気情報がきのうと違って曇りになって、私も大寝坊をしたおかげとでも言いましょうか、出足が遅れたこともあり、また、北東の大風ということもあって、上流域の浅い場所でのリール釣りで挑戦してみたわけです。
釣果は申し分のない大漁でした。この分であれば、今いるハゼが全部越冬できるとは思いませんが、それでもかなりのハゼが越冬するでしょうから、来年の5月のヒネハゼ釣りがとても楽しみにできるものと思えるのです。
上流域もまだまだ魚影がすこぶる濃いと申上げておきます。もしも釣果の数字に不満が出る方がおられたとしたら、それは釣り方が失敗だったと思ったほうがよろしいのではないかと言えるほどの魚影だったと申上げておきます。
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2009年11月9日(月) |
11月9日(月) 落ちハゼのリール釣り、12〜21pを282尾。7時間の釣りで40尾/1時間、サオを7本使いましたのでサオ1本あたり40尾の釣果でした。偶然に同じ数字になりました。今の季節としては「上出来」だったと思っています。本日も今シーズンの新場所を釣りました。本日のポイントを釣ってようやく私の気持が晴れました。なるべく早く一度は釣りたかったポイントだったのです。
船宿、伊藤遊船さん。
朝から晴れ、北の風、のち南東の風になりました。
朝の気温13℃。朝の水温は15.5℃でした。三日前より下がっていました。水色はかなりな澄みでした。本日は防寒服を着用して「冬支度」でした。ホッカイロ大を4ケ、小を2ケ釣り服につけました。日中は防寒服の上着を脱ぎました。
7時15分から14時15分まで7時間00分の釣り。40尾/1時間でした。いいペースだったと思っています。お客さんによっては釣れなかったという人もおられましたが、「釣り方」が違うので仕方がないかと思うのです。やはり深場でのミャク釣りとか1本ザオでのリールでの引き釣りとかのようでしたので、よほどいいポイントに巡り合えないかぎり希望の釣果に達するのは大変だったかと思っています。釣果の希望と釣り方がミスマッチと思える方もおられたと思っています。
小潮。あしたとあさっても小潮です。満潮10時37分。干潮15時35分。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。仕掛けが1.3mなので2.7mサオでちょうどいいのです。みなさんが使っているサオよりもちょっと長くて軟らかいサオです。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました
朝一番で行徳港内への入口の直角に曲った航路際の赤いブイが2ケある直線を見通したラインにボートを乗せました。こうしますと大型船が何隻きても平気で安全です。
アンカーロープが半分しかでません。浅いのです。航路方向と航路へ落ちて行く斜面と斜面を上がったタカへと7本のサオを投げました。
釣れたのはタカで水深の推測が3〜4mです。こんな浅いところになんでこんなデカイハゼがいるの??と思うくらいのサイズがときどき交じります。あとで伊藤遊船さんに聞いたら21cmあったと聞いてビックリしました。そのようなサイズが15尾ほどはいたからです。
航路内は遠投しましたが海草がたくさんあるようです。ハゼも釣れますが海草に包まって釣れてきます。重いこと重いこと。それに投げたあとに仕掛けを手前に引きますと海草がダンゴになってくっついてきます。ですから誘いができません。私の仕掛けは1.3mですからオモリが着底した瞬間に手前へオモリを海草から引っこ抜いてそのまま糸のたるみだけをとってそっと置ザオしました。こうすると仕掛けだけが海草の上にダラダラと落ちるのです。ですからそれからは引いてはいけません。このような場合は聞きアワセは1回だけしかできません。あえてするときは力いっぱいにオモリを水中に跳ね上げるように聞きアワセしてそのまま置ザオにするのです。釣れているときはリールを巻きます。海草がたくさんあるときの私の釣り方です。この釣りをするときは、仕掛けが1.3m以上と長いこと、サオが2.7m以上と長いことが大切な条件になります。本日は航路方向はそのように釣りました。
釣果の20%程度が航路方向で釣れたハゼです。思ったより深い場所は釣れなかったのです。その代わり水深3mほどのタカで釣れましたのでよかったと思っています。こちらにも海草はあるのですが航路内よりは少ないと思いました。釣れたハゼがエサと海草とを口の中に頬張っていました。ときおり海草に包まって釣れてきました。
はじめは赤ブイのラインは私一人で釣っていましたが他宿のボートが私があまり動かないのを観察していたらしく、釣れているようだから入れてくださいと言って、午後には20隻ほどのボートがシーバースと赤ブイの間に展開して釣りをしていました。
その人たちの話では本日は平日に釣りができる港内の中央部分では食い渋りだったという話でした。これもポイントによってのことなので全体がそうだったかどうかは各船宿のHPを確認する必要があると思います。
私が本日釣った赤ブイを見通す航路際のポイントは通常の年の11月初旬に必ず釣り初めにサオを出していたポイントでした。例年いい釣りができた場所だったので、本年は例年とは違った釣りになっていましたので、本日は少し遅いのですが思い切って釣ってみたわけです。海草が多かったことだけが誤算でした。
私としてはそこそこにいい釣りを楽しめたものと思っています。
なお、夏場にこの航路筋は浚渫をしたようです。また、今年も海草が流れてきて堆積したり、そこここに繁茂している様子が伺えます。
水温がもっと下がりますと本日釣れた斜面から上がった水深3〜4mのタカではきょうのようには釣れてこなくなってもっと深い場所へ落ちると思うのです
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2009年11月6日(金) |
11月6日(金) 落ちハゼのリール釣り、12〜19pを301尾。本日は何ヶ所か私にとっての新場所を釣りました。釣り時間は7時間でした。43尾/1時間でした。
船宿、伊藤遊船さん。
朝から晴れ、北の風、のち東の風になりました。
朝の気温9℃。朝の水温は16.5℃でした。水色はかなりな澄みでした。本日は防寒服を着用して「冬支度」でした。ホッカイロ大を4ケ、小を2ケ釣り服につけました。日中は防寒服の上着を脱ぎました。
7時15分から14時15分まで7時間00分の釣り。43尾/1時間のハイペースでした。やはり深場で1時間40尾以上のペースで釣れますと入れ食いといってもいいと思うのです。
中潮。あしたとあさっても中潮です。満潮7時30分。干潮12時16分。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。仕掛けが1.3mなので2.7mサオでちょうどいいのです。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました
朝一番で東洋合成のタンクのもっとも左側で市川水路の出口へ行きました。細長い桟橋が突き出ている下手。遠投して岸壁近くへ投げると大中交じりで釣れてきます。シーバース脇と沖目は釣れますがペースが鈍いです。すぐに18尾釣れたとき、O遊船のボートが来て囲まれてしまいました。ここはその船宿さんのエリアなのかな、と思ってすぐに立ち退きました。けっこう雰囲気を私も「読む」のです。なにかその船宿さんに申しわけなくて「ワルイ」気がしてしまうのです。
次に向ったのは菱鋼運輸の鋼材船が着船している右手で新しくできた倉庫とその岸壁に植樹されている前でした。ここならば決して船はこない場所。岸壁から40mほど離れて、岸壁方向、航路方向、ボートの並び方向と三方向へ投げてみました。この場所は航路方向はまったくの不発。ともかくツルツルでハゼが釣れません。
そのかわり岸壁方向へ投げたサオで入れ食いです。そこでとうとう7本全部をボート尻から扇形に岸壁方向へ展開しました。お昼までに220尾になりました。ここだけで200尾釣ったことになります。
お昼までにポツポツとボートが集ってきて他のボートが投げたラインが私が投げているラインを持っていってしまいます。そのようにボートが混んできました。私の投入地点を別方向からキャスティングしますからどうしてもひっぱりっこになるのです。
釣れてはいるのですが、これは見切り時だな、と思ってまたまた移動です。今度は河口方向へ岸壁を右に見ながら移動して、丸一鋼管の工場前に行きました。ちょうど中間です。今度は岸壁から50m以上離れて航路内へ遠投する構えです。ところが釣り始めてすぐに丸一鋼管へタンカーが着くというのです。H遊船の船頭さんが教えてくれましたのですぐに離れてさらに岸壁寄りに避難しました。そんなわけでいろいろとロスタイムがありました。
午後1時の時点で245尾です。あと55尾釣れば300尾になります。しかし、時速40尾のペースでしたから微妙なところです。やはり数字というものは正直で、299尾と300尾とでは価値が違うと思うのです。こうなったら何が何でも300尾と思って釣果はシビアに数えました。数え違いがあると299尾とかという数字になってしまうのです。
結果は56尾を数えて納竿しましたが、なんと、検量したら数はピッタシ56尾で、合計301尾になったのでした。
本日釣ったポイントは今シーズン初めて竿を出した場所。いいペースで釣ったと思いました。本日はシーバース方面はなんとなく不調だったようで、鋼材船が着船する岸壁側がよく釣れたようでした。今回で深場は4回釣り、すべて、違ったポイントを攻めてみました。まずまずよく釣れたと思っています。
私はいつもの釣りで@遠投A置きザオB聞きアワセC置ザオまたは取り込み、の繰り返しでした。大事なことは釣れる場所を一刻も早く見つけることです。そのためにも新場所ではできるだけ360度にサオを展開するようにしています。最初の投入で半分以上のサオにハゼが釣れて来ないようでは大釣りは期待薄です。遠投して釣れなくても手元へ引きずってきたもので近くで釣れることもあります。その付近を食いが悪くなるまでしつこく攻めるようにしています。
7本のサオのうち、4本が空振り、3本が釣れる、空振りのサオは手前へ引いて置ザオ、釣れたサオはエサをつけてキャスティング、聞きアワセ、空振りのサオに釣れる、というような繰り返しでした。
港の最奥で釣っていたボートもありましたが、船が入るたびにあっちにいったりこっちにいったりでボートの操船が大変だったろうと思ってみていました。奥はやはり休日がいいのだろうと思っています。ただ、あまり混み合うのも私としては敬遠したいので、今年も奥まったポイントはそんなに釣りに行かないのではないのかと思っています。
魚影は濃いと思っています。まだまだしばらくは釣れ続くものと思います。
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2009年11月3日(火) |
11月3日(火) 落ちハゼのリール釣り、12〜19.5pを321尾。本日は水深が8m前後の一番深いと思われるポイントを狙いました。釣り時間は7時間00分でした。45尾/1時間のハイペースでした。
船宿、伊藤遊船さん。
朝から晴れ、北北西の風、のち北西の風になり、私が釣ったポイントは風が強く当る場所でした。小さなシロウサギがちょこちょこ出ましたが釣りは十分にできました。
朝の気温7℃、これは12月後半の朝の気温です。朝の水温は16℃でした。水色はかなりな澄みでした。本日は防寒服を着用して「冬支度」でした。ホッカイロ大を4ケ、小を2ケ釣り服につけました。それでも汗はかかないし、ボート上でちょうどよい加減でした。寒さは感じませんでした。
7時15分から14時15分まで7時間00分の釣り。45.8尾/1時間のハイペースでした。7時15分は1本目のサオを投入した時間、14時15分は1本目のサオを納竿した時間です。沖上がりは14時30分でした。
大潮。あしたとあさっては大潮です。満潮5時16分。干潮11時01分。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました
昨夜の9時前後に寒冷前線が通過して行徳では大粒の雹がたくさん降りました。屋根がゴンゴンと音がするくらいでした。とても寒くなりました。朝起きたところ室内でもかなりひんやりとしましたので、厚着をしました。もちろん冬支度です。ホッカイロを4箇も服に貼り付けました。靴下にも小さなものを貼りました。
下着を重ね着して、厚手のジャージーで襟首までチャックが上がるものを上下着て、その上にカイロを貼り、更に釣り服を上下着て冬用の釣りチョッキを着ました。靴下は3枚重ね履きしました。その上に上下とも防寒服を着て、首にはホームセンターで買った首回りだけの襟をつけ、船宿でライフジャケットを借りて着ました。完璧。これで寒ければホッカイロを増やすつもりで持参しましたが使いませんでした。かなりの人たちが防寒不足だったと思いました。
雹が降って気温が急降下して、朝の桟橋で16℃しか水温がなかったので、これはきのうが19℃だったと聞きましたから、3度も急降下です。これでは港内でも水深が5mなどという浅い場所は苦戦するかもしれないと思って、水深が8m前後の比較的深い場所を選定しました。
このことは11月3日という時点で例年ですとまだまだ釣りをしていないポイントだったわけです。11月初旬では水温が高いので11/3ではサオを出した実績がなかった場所。しかし、一日で3℃も水温が下がったわけですから,ハゼは「絶対に」動いたであろうと推測したわけです。これも成り行きですから実績とデータ収集の目的でダメモトで直行しました。
その場所は、港内のわりと奥で、市川水路からの出口の対岸で、菱鋼運輸倉庫とその左の丸一鋼管の岸壁の境目付近の沖目約30〜50mの場所でした。大型船の航路から20m以上内側に入った場所でした。菱鋼運輸倉庫前には鋼材船が着船していましたが、明かりがなく、エンジンも動いておらず、工場も人影がないので本日は船は動かないと判断、隣りの丸一鋼管は作業員とトラックが行き来していましたので、声をかけて、船が入る予定かどうか訊きましたところ、本日の着船予定はないとの返事でしたので、もしも、ここで入れ食ったらば腰を据えて釣ってやろうと思いました。
7時15分に1本目を投入、次々と7本を扇形に投入しました。私は右ききなのでボートの左側方向へ投げやすいのです。ほっとしてお茶を飲んで周囲を見渡してから、1本目の聞きアワセ、なんと2尾掛け、幸先がよかったのですが、全部のサオにハゼが釣れています。
水深がありますので、手返し時間がそれなりにかかりますが空振りがありませんので,しかも第一投で置ザオしたものにそれだけで釣れてきますからこんな効率のよいことはないわけです。朝からもういい気分になってただひたすらエサをつけてホン投げていました。
本日は岸壁近くではいい型は釣れなかったし数も揃いませんでした。やはり、大型船が着く周辺の深く掘れた場所とか、航路内の深い場所でよくヒットしました。18cm級が3尾いっぺんに釣れますとこれはもうこれ以上のいい気持はありません。
本日は北西の風が強かったので、それにロープが全部出てちょうど良い深場でしたので、ボートの振れ幅が大きかったです。これを利用しない手はないわけですから、投げて置ザオにしてから、次のサオをいじっている間にラインのタルミを巻き取ってやり、ラインをちょっと張って置きました。こうしますと風と潮でボートが扇形に振れたときにラインが引っ張られるわけです。穂先がやわらかいのでかなりしなってから、いやいやするようにラインを引きずります。このようにして自分ではいっさい誘いをせずに、ボートに任せました。
こういうやり方が可能なのは風と波があって潮が速いときなどです。本日は目いっぱい利用しました。ですから、置ザオのタイム釣りといっても誘いをしていないということではありません。自分でサオを持って誘ってはいないというだけのことです。だだし、これも欠点があって、穂先が固いサオですと、今度はラインが動きすぎでハゼがかえって釣れません。ですから私のサオは軟らかい「磯ザオ2号、2.7m」を使っているのです。要するにコンビネーションを重視しているのです。
結局、本日は朝一番でアンカーを入れた場所を中心として直径100mの範囲内で321尾を釣り上げました。底は泥地でした。アンカーに着いた泥が「ドブの匂い」がしました。このポイントは例年ですと11月後半に釣りをしていた場所でした。そのころでも200尾は釣れていたのです。本日は急に寒くなって木枯らしが吹くかも知れないというのでこの場所を選定したのですが、どうやら成功したようです。
データも取れましたし、ハゼも大釣りしましたので本日はビールで乾杯というところです。
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2009年10月28日(水) |
10月28日(水) 落ちハゼのリール釣り、12〜20.5pを314尾。本日も水深が6〜8mの深場を狙いました。釣り時間は7時間45分でした。次回からは7時間、よくて7時間15分と短くなる予定です。
船宿、伊藤遊船さん。
朝から晴れ、北北東の風、のち南東の風になり、のちに南の風になりました。静かだったと思いました。
朝の気温13℃、これは真冬の日中の気温です。本日は防寒服を着用して「冬支度」でした。
6時35分から14時20分まで7時間45分の釣り。40.5尾/1時間。6時35分は1本目を投入できた時間、これが次回からは7時か7時15分くらいになると思っています。14時20分は納竿時間、本日は終了時間を間違えてラストになってしまいました。次回からは納竿は14時15分にするつもり。船宿の曳船作業時間に間に合わせるため。前回は最終15時30分でしたので、そのつもりでいて時間を間違えてしまいました。
長潮。あさってから中潮です。干潮6時44分。満潮13時59分。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。午後からは沖目で入れ食ったので5本にしました。
本日の朝の水温18℃。1℃下がっていました。4月中旬の水温です。水色はかなりの澄みでした。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました。
朝一番は行徳港内の砂山の前で釣りました。本日は砂山とその左側の東洋合成の桟橋の中間を釣りました。前回サオを出さなかったところ。私のデータ収集のため。1尾の連続。それでも切れ目なく釣れてきますので1時間に30〜40のペースでした。移動を1回しました。
同宿のボートが私よりもずっと沖で釣っていてどうやらとてもよく釣れている様子。
あとからきて接岸したタンカーが近くにいるので今度は沖目へ出ました。すると2尾3尾掛けの連続でした。なんだ、これじゃあ、朝からここでやればよかった、と思いましたが、データは取れましたので両天秤は無理か、と思ってここで釣りました。ペースが早いので、ハゼが元気でハリスが絡まったりしましたので、サオを5本に減らしました。オワリまで5本。
タンカーの様子を見ながら沖目へ移動して釣りました。本日は砂山の前の航路までの間の真中でとてもよく釣れたと思いました。本日来た人はアタリでした。私もいい思いができました。
本日は忘れ物の多かった日でした。こんなことも珍しいと思いました。
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2009年10月21日(水) |
10月21日(水) 落ちハゼのリール釣り、13〜21pを393尾。大型、ジャンボなどと表現のし甲斐がある型揃い。本日は水深が6〜8mの深場を狙いました。11月からの落ちハゼ釣りを占う意味の「偵察釣り」でした。大成功でした。
船宿、伊藤遊船さん。
朝から晴れ、北北西の風、上げ潮にかかってからは南東の風になり、のちに南の風になりました。無風状態の時間もあり最高の釣り日和だったと思っています。
朝の気温14℃、これは真冬の日中の気温です。本日は防寒服を着用して「冬支度」でした。正解だったと思っています。ちょっと風が吹くと襟首も膝の回りもかなり冷えましたので脱いだ防寒服をまた着ました。
6時15分から15時15分まで9時間の釣り,43.6尾/1時間。水深2〜3mの場所では私としては物足りないペースですが,6〜8mの深場の釣りでしたからとてもいいペースだと思いました。
大潮。あしたから中潮です。満潮6時52分、干潮12時22分。終日よく釣れました。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。
本日の朝の水温19℃。水色はかなりの澄みでした。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型12号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました。こうするとハリ間隔は各40pの安定間隔になるのです。オモリは10号でもやれますが,オモリの着水時にラインを止めますと、ラインの抵抗でオモリが手元へ戻ってくる距離が長くなりますので(遠くへ投げたのにすぐそばに糸があるなど)、オモリが着水してもラインを出しつづけるというテクニックが必要です。この場合には仕掛けの絡みをある程度覚悟する必要があります。
本日は数狙いの釣行のつもりで曳船に乗りました。高圧線の下へきて、ここが狙いの場所でしたので、ここで降りようとしたのですが、急に気が変わって、水深6〜8mの深場で「落ちハゼ」を釣ってみようと思いました。これは理屈抜きで何かパッとそう閃いたのです。
船頭さんに、落ちハゼをダメモトで釣ってみたい、といいました。そこでハッと気がつきました。江戸川放水路内での釣りではロープの長さがそのようにできていて、そのままでは深場ではアンカーロープが足りないのです。アッ、ロープが足んないんだ、と叫びました。まあいいかっ、ここでやるよ、と私は言いました。
すると船頭さんが、鈴木さんがいつかそう言うかと思って継ぎ足し用のロープは持ってきてんだよ、と言いました。もう、すっかり気持を読まれてしまっていると思いました。
そのまま深場へ直行。到着してからロープを継ぎ足しました。これで一安心です。
深場での釣りは去年は全然できず,一昨年はボチボチでという具合でしたので,それに昨年のアオシオの後遺症がかなりあると思っていましたので,他の船宿さんが深場の限定されたエリアで大型ハゼを釣っているのを知っていましたが,私が釣り場とするような「ひらけた」比較的に「広い」「平らな」「根掛かりがない」ような場所というものは、まだまだどなたも本格的に釣っていないエリアだったわけです。
そういう意味ではイチかバチカの「賭け」であるのです。ダメモトで行ったわけです。
その場所は、港内の右岸、放置されたシーバース前です。船は接岸しません。俗称で「砂山前」といいます。底は起伏に富んでいると思いました。それはなぜ分かるかといいますと、キャスティングした仕掛けが着底するまでの時間をカウントしていますので,本日は12号オモリを使いましたが、それが5カウントとか7カウントとか、カウント数が違うわけです。ですからこの方角のこの距離の場所は他と比べて深いとか浅いとかよくわかるわけです。砂山の前は比較的に高い場所で、本日はそこでとてもよく釣れました。左右の使用中のシーバースへ寄りますと、やはりタンカーのスクリューで掘れるのでしょうか、深くなっていきます。
北寄りの風でしたがちょうどよく砂山が風をさえぎってくれますので無風状態です。そのうちにTT遊船のお客さんからTEL。本日くるとネットに書いてあったがいったいどこにいるの、という問い合わせ。そのうちに曳船で合流。二人して入れ食い。そのうちにエサが足りなくなって追加したようです。
伊藤遊船さんは屋形船が出て,私たちが釣っている場所へ来ました。私は「偵察釣り」でしたので、ここは十分に釣りましたので、今度は対岸の「月島機械」前の木の繁みの前へ行きました。ちょうどいい具合に風向きが南になりましたのでまたもや風がさえぎられてまたまた無風状態。ラッキーでした。
釣りそのものは、6号オモリをつけていた仕掛けを12号オモリに付け替えて、エサは3p以上と大きく長くつけました。それを30〜40mほどキャスティングして(投げると気持がよい)、着水直前にラインにストッパーをかけて、仕掛けが前方へ振り出されるように着水するのを確認すると同時にそのままオモリの着底までラインを止めたまま待ちました。こうしますと着水した地点からオモリは放物線を描くように私の手元のほうへ寄りながら落下します。ですから30m投げたとしてもオモリは例えば20mほど先へ着底するとかになるのです。そしてオモリの着底と同時に糸ふけを取り、仕掛けの長さ分だけラインを引きました。こうすると想像ですが,仕掛けが先にいっていて、オモリが手前にある直線状態に底へ並ぶだろうと思うのです。このことが最初の誘いになっていると思うのです。
本日もこの最初のキャスティングで置ザオにしたものにそのままハゼが食いついてほしい、という釣りをしました。このことは放水路内の水深3m前後で釣っているときと同じです。
水深が6〜8mあって、12号オモリを使って落下速度を早めたとしてもやはり手返しは川の中よりは遅くなります。それに釣れてくるハゼが15p前後が中心で、それがダブル、3尾、1尾などと空振りが少ないのです。巻き上げる時間が放水路内よりは長いのです。深いからです。
私はこの港内の深場で落ちハゼ釣りをするときの目標は一日で最低100尾というものです。これは毎年そうです。そうなのですが、実際には200尾釣れたら「嬉しいな」という釣りであるわけです。それが本日は393尾ですから、これはもうねがったりかなったりの釣りでして、このような嬉しい釣りは二年ぶりというわけです。
今の時点ではすべての船宿さんが深場へ案内できるという状況ではないと思いますし,安全確保のためにいろいろな制約があると思うのです。それを守って11月からの深場の釣りに備えたいと思っています。
本日は私が無理を言って「偵察釣り」という「口実で」、深場の釣りを急遽実行したというわけです。結果オーライでしたので、18号台風で放水路内にいた大型ハゼが行方不明になっていたのですが、実際は,港内へ逃げ込んでいたとか「落ちていた」とか、いろいろといえますが、いずれにしても、深場にいたわけです。
毎度毎度このようないい思いができるとは思いませんが、リール釣りがそこそこにできる人で釣果は50尾前後平均というところでしょうか。やはりリールで投げていてもハゼのいる場所を探り当てられない人もいるわけで、探り当てたとしてもハゼのご機嫌が悪い時間だとやはり釣果は30尾とかになることもあろうかと思います。それでも型が15p級が揃うのであればお土産としては十分であろうと思うのです。
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2009年10月16日(金) |
10月16日(金) 秋ハゼのリール釣り、7〜16pを839尾。2009.10.13 893尾、2009.9.24 858尾、同年9.28 833尾、2005.10.7 739尾がありました。
釣ったポイント、中流域、上手の高圧線よりも200mほど上流、右岸側、沈船の沖目になりますが、航路ブイを見通すラインにボートをつけて航路内と航路外側(大潮の干潮時間に干潟になる瀬の上から落ちてくる斜面、比較的に浅い場所)、ボート尻を釣りました。上流方向へ移動3回でした。最後は右岸のゴロタの沖目の航路ブイのラインで終了しました。移動距離はおよそ200mというところでしょうか。
ハゼの大きさは、「いまどきのハゼ」としてはいまいち小さいと感じました。このことは前回と同じ感想です。それでも13〜15pがときおり交じりました。ですから移動する決断ができません。中心サイズは8〜9pでした。それでも10〜12cmがけっこう交じりました。
本日のポイントでの釣れ具合では「型狙い」「型を揃えたい」という釣りには不向きの場所だったと思います。このことも前回と同様でした。ただ、魚影は滅法濃いと思えます。本日ははじめから数狙いでしたので大きい小さいは度外視して釣れるハゼを釣りました。満足の一日でした。
本日の朝の水温19.5℃、とうとう20℃をきりました。水色はかなりの澄みでした。干潮時間では川底のハゼが透けて見えました。
朝から晴れ、北北西の風、上げ潮にかかってからは南東の風になりましたが、無風状態の時間もあり最高の釣り日和だったと思っています。朝の気温13℃、これは真冬の日中の気温です。市川の天気予報で出ていた気温なので,本日は防寒服を着用して「冬支度」でした。正解だったと思っています。ちょっと風が吹くと襟首も膝の回りもかなり冷えましたので脱いだ防寒服をまた着ました。
6時から15時15分まで9時間15分の釣り,90.7尾/1時間。
中潮。あさってから大潮です。干潮9時25分、満潮15時39分。終日よく釣れました。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。
上げ潮になってからは一段と食いがよくなりました。いまどきとしては小型のハゼ,夏場であれば当たり前の大きさというハゼが入れ食いで、7本ザオですとハリ掛かりしてから暴れてハリスをゴチャゴチャにしてしまいますので、サオ数を2本少なくして5本にしました。一回りのローテーションの時間を短縮したのです。
ということは、魚影が滅法濃くて、食いが立っている状態なので「偵察用のサオ2本」の必要性が薄れましたので、「手返し重視」の作戦に切り替えたのです。5本で「釣りまくり」ました。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型6号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました。こうするとハリ間隔は各40pの安定間隔になるのです。
朝一で、前述の航路脇へアンカーを入れました。サオ7本をボート尻方向へ並べて仕掛けをセットしました。私のサオはボートへ乗る前に昨夜のうちにリールをセットし、ラインを通し、テンビンとオモリをラインに結び、サオのキャップを被せて、7本のサオを一絡げにして持っていました。ですから、サオを伸ばして仕掛けをセットすればあとはエサを付けるだけというセッティングでした。ボートに乗ってアンカーを入れてからそれらの支度をすべてするのでは釣り始めるのに30分以上もかかってしまいます。時間のロス。
エサをつけて左、右、後と三方向へキャスティング,引き潮で北西の風なので左から右へサオを上げて行きました。すべてのサオで最初のキャスティングの置ザオで釣れました。幸先良し。それでも粒のよい方角とそうでない角度とがあります。そこで本日は型よりも「数釣り重視」なので「3点掛け」の多い方角を重視して釣りました。
まあまあいいペースで釣れてきます。そのうちに9時過ぎました。もうじきに上げになるなと思っているうちにいままでとは違った食いが立ってきました。猛烈な入れ食い。ハゼの活性も高くなってハリ掛りしたハゼが「暴れまくって」仕掛けがごちゃごちゃになります。ハゼが8〜10pが多くて猛烈な食いが立ちますときまって暴れるのです。
そこで迷わずに2本のサオを仕舞いました。5本ザオにしたのです。この意味は「偵察」のサオを出さないことにしたのです。その必要性が全くなかったからでした。
5本ですと、私の場合は「手返し重視」という釣りになります。一回りのローテーションの時間がかなり短縮されますので、ハリ掛かりしたハゼが暴れてハリスが絡むヒマがないのです。上げてはヒョイと投げるという繰り返しです。
ただし、この5本ザオでの手返し重視の釣りは、魚影がわりと薄いときとか、水温が17℃とかなど低下した時とかなどで食い渋り気味のときにこれをやりますと、今度は,置ザオの時間が短いためにハゼがゆっくりと食いつくヒマがないことになりかねませんので、ハゼがいても釣れてこないという現象があります。
ですから一律に教条的に適用しないことが大切です。本日の場合には「ピッタリ」とはまりました。
このところ、ずっと航路際を釣る釣りをしています。長年ハゼ釣りをしていても、このように連続して何回か航路際を攻めて、しかも毎回ポイントを違えて高圧線下からゴロタ沖まで釣りあがったことがありませんでした。何年かかけてポツンポツンとしか釣っていませんでしたので、今年のリールでのハゼ釣りは「収穫大」の釣りです。
しかも、釣果が800尾台などというもので「前代未聞」の釣果です。このようなことが4回も重なりましたので,私のリール釣りにとって新境地が開けた感があります。リール釣りであっても800という釣果が打てるのだという経験を積むことができました。
このことは深場での落ちハゼのリール釣りのときでも必ず「生かせる」経験だと思うのです。湾岸道路から下流域でのハゼ釣りの釣果が思わしくなくて、中流域での釣りがメインの今年であるからこその釣果だと思っています。災いを転じて福とする事例でしょう。
本日の私は、大きい小さいなどという文句は一言もいわず、ただひたすら数釣りに徹したのでした。そのような意味では大満足でいい経験をさせてもらったと思っています。ハゼの「生態」を知る上ではとてもいい一日だったと思っています。
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2009年10月13日(火) |
10月13日(火) 秋ハゼのリール釣り、7〜15pを893尾。過去21年間でリール釣りの自己新記録でした。2009.9.24 858尾、同年9.28 833尾、2005.10.7 739尾がこれまでの自己記録でした。
釣ったポイント、中流域、上手の高圧線下、右岸側、航路ブイのラインにボートをつけて航路内と航路外側、ボート尻を釣りました。上流方向へ移動4回でした。
ハゼの大きさは、「いまどきのハゼ」としてはいまいち小さいと感じました。それでも13〜15pが30尾に1尾程度の割で交じりました。中心サイズは8〜9pでした。それでも10〜12cmがけっこう交じりました。
本日のポイントでの釣れ具合では「型狙い」「型を揃えたい」という釣りには不向きの場所だったと思います。ただ、魚影は滅法濃いと思えますので、他の場所で釣れないときの逃げ場としてはいい場所だと思いました。
本日の朝の水温20℃、水色はかなりの澄みでした。朝の気温16℃、太陽が照るまではとても寒かったです。北北西の風がややありました。午後は南東から南の風になりました。
6時から15時15分まで9時間15分の釣り,96.5尾/1時間。
長潮。あさってから中潮です。干潮6時33分、満潮14時13分。終日よく釣れました。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型6号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました。こうするとハリ間隔は各40pの安定間隔になるのです。この仕掛けは全長1.3mなので2.7mサオでようやく振り切れます。これより短いサオですと一番下のハリが水面についてしまいますので、振り切ると下バリのエサが取れてしまいます。3mサオなどであれば楽に振れます。
本日はハゼのサイズを見てエサつけは0.5cm〜1cmと小さくつけました。半数以上のハゼがハリを呑み込んでいました。計画どおりの食い方でした。食いがいいときでハゼが小さめのときのリール釣りはエサ付けを小さくするとしっかりと呑んでくれますし、水温が20℃にもなりますとあまり暴れないでじっとしているようです。ただしアタリの少ないときにそれをやりますと釣れませんから念のため。
本日は台風18号通過後の初めての釣り、このところいい情報がありませんでした。小型ばかりという声です。それとサオ頭の数字がさえませんでした。
そこで慎重に情報収集をしました。湾岸道路から下手は「ダメ」という情報でした。かといって港の中まて出張るつもりはありませんでした。ならば、本日は「数釣り」に徹しようと思いました。10月の今の季節にどのくらいのサイズがどれほど釣れるのか試してみたら面白いと思いました。
冒頭に書いたポイントで釣りました。サオは7本出しました。予想通りに10p前後が多いです。ときどき15p級が釣れます。
もちろん左へ投げると航路内、右へ投げると右岸側の広い平らな場所、ボート尻へも投げました。釣れるポイントへサオを集めるまでもなく、すべてのサオに釣れてきます。
最初のキャスティングで置ザオにしますと、それを最初に聞きアワセするだけでもう2尾、3尾と釣れてきます。空振りがないのです。
型は中型中心ですが、本日は7p級の今時としては「小型の部類に入るハゼ」が結構な数で交じります。
それでも数つりをするのだから釣れないよりはいいか、と思って積極的に投げました。本日はそれが正解でした。ハゼをハリから外すのと、エサの点検、キャスティング、聞きアワセ、取り込み、等々の動作の一日でした。ただ、ただ、投げて取り込むという作業でした。
ハゼのサイズが12cm級が中心などということになりますと本日のようなペースにはとてもなりません。ハゼが大きくなるにしたがって「能率が悪くなる」のです。手返しが遅くなるのですが,釣り味を楽しんでしまうことも原因の一つです。
本日はともかく釣ることに専念しました。ただただ忙しい一日でした。ヒマを持て余してサオをいじくりまわしているよりはよほどマシです。
台風18号で駐車場として使用している河川敷が冠水してそれが3日間続きました。高潮です。南の大風も吹きました。これまで釣れていた大型ハゼがどこかへ行ってしまいました。またぞろ姿を見せると思いますが、大型がいない間は「釣れてくるハゼを釣る」というのが私のスタイルですので、本日は数釣りをしたわけです。
とてもいいおさらいができたと思っています。
次回にはぜひとも型を揃えたいものだと思っています。
魚影はとても濃いと思いました。
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2009年10月5日(月) |
10月5日(月) 秋ハゼのリール釣り、10〜17pを534尾。下流域、湾岸道路よりも下流、右岸種付け用のノリヒビが途切れた下手、水深2m〜4m。
前日までの情報では「食い渋り」というものでしたので、「覚悟して」釣行しました。リールで500尾超という釣果は去年までの20年間で11回でしたが、なんと、今年だけですでに4回も記録してしまいましたし、9/24のように858尾という最高釣果も打ってしまいました。今年は私にとって「異常な」年なのかも知れません。
終日曇り、ときどきパラパラときてすぐにやみました。南東の風。涼しい。
本日も、雨を覚悟の釣りですので、冬用の下着を重ね着し、靴下も重ねて履き、体温を奪われないようにしました。正解でした。
朝の水温22℃、この水温ならばハゼさえいれば必ず釣れるとはじめに確信しました。水色はかなりの「澄み」でした。朝の気温19℃。
6時から15時まで9時間の釣り,59.3尾/1時間。朝の2時間は70尾でオワリ、その後に作戦変更して盛り返しました。日中は62尾/1時間ペースでした。
大潮。あさってから中潮です。河口近くだけあって潮流はかなり速かったです。満潮5時22分。干潮11時26分。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型6号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました。こうするとハリ間隔は各40pの安定間隔になるのです。この仕掛けは全長1.3mなので2.7mサオでようやく振り切れます。これより短いサオですと一番下のハリが水面についてしまいますので、振り切ると下バリのエサが取れてしまいます。3mサオなどであれば楽に振れます。
朝一番で湾岸道路下流右岸側ノリヒビの下手に行きました。大潮の満潮時間帯なので棒杭よりも内側に入りました。何年か前に今ごろの季節に700尾超の大釣りをしたポイント周辺です。
ポツポツっと5尾釣ってあきらめました。ハゼはいるのですが海草がたくさんあって釣りになりませんでした。今年はこの場所はそんなことになってしまっているようです。
やむなく、棒杭の外側へ出ました。ボート尻が河口を向きますので棒杭方向へ2本、左の航路方面へ3本、ボート尻方向へ2本投げました。
本日は「空振り」がけっこうあります。オッ、まずいかなあ、と思いました。10/2にはとてもよくヒットした場所。これはあきらかに「場荒れ」と判断しました。ハゼが釣られてしまって「絶対数」が少ないのだと思いました。
そこで、15mほど沖目へでました。そして航路方向へ遠投しました。釣れる場所と釣れない場所、エサがなくならない場所などがはっきりと分かれます。なんだなんだ、モザイク模様でハゼがいるんだなあ、と思いました。
こうなったら、サオ7本を使って投げまくって、釣れるポイントがわかったら徹底的にそこを釣る、という作戦にしました。もう一点,実際にそのように釣ってみると、ボートをとめた場所一箇所で50尾程度釣ると急に空振りが多くなりますので,それが判断できましたので、50尾釣ると即移動ということにしました。本日はそのようにして新場所を捜したほうが能率がよかったと思っています。
川の中央方向へ何回か移動して航路際まで来ました。湾岸道路近くに黄色のブイがありますので、それを見通すラインから出ないようにして、航路内を釣ってみました。これは大成功でした。ハゼがたくさん残っていました。
今度は下流へ向って移動しては右、左と投げて釣りました。場所によっては航路内よりは外側の方がいい場所もありました。ときどき15〜17cmの「巨大な」ハゼが釣れました。巨大というのは寸法が長いだけでなく、丸々と太っていて握った感触がすごいのです。なんだ、こんなでかいのがまだまだこんなにたくさんのこっていたんだ、と思いました。
こうなったら、意地を出して下手下手と移動して、とうとう、左岸の青い工場の建物の近くまで来てしまいました。下では釣れない,という前評判でしたので、どこまで下ったら釣れなくなるのか興味がありましたので、移動のたびに下りました。
そのうちに上げ潮になってしまいました。ボート尻がこんどは上流を向いてしまいました。仕方がありませんので、今度は20mほど航路から離れて、上流方向を向いて、左、右と遠投して釣りました。右側は下げ潮で釣ってきたのに、上げ潮になったら「また」釣れるのです。しめしめと思いながら、50尾釣ると上流方向へ移動しました。この繰り返しでした。
エサ付けは1.5cm〜2pといったところでした。空振りがありましたが,それでも釣れるときは、最初のキャスティングで糸ふけを取ってからすぐに置ザオにして、右回りか左回りかのローテーションを決めてサオを上げていきましたが、置ザオにしてから最初の聞きアワセですべてのハゼが釣れました。ただし、前回のときは2尾とか3尾とかが圧倒的に多かったのですが,本日は1尾だけということが多かったと思っています。それでもコツコツと数を積み上げて釣りました。最初の聞きアワセのときにハゼが釣れていないと判断したサオはすぐに上げてしまってエサを点検してから新しいエサを追い足ししたりして投げ返しました。その間の時間は30秒程度です。
私のリール釣りは、最初のキャスティングがすべてで、糸ふけを取って置ザオにした時点でハゼに食って欲しいわけです。そのような釣りなのです。6m以上の深場の釣りとは違いますので、魚影は深場よりはかなり濃いですから、そのような釣り方ができるわけです。
知り合いの方などが私のつりを御覧になっていると、手返しが早いとおっしゃいます。それは最初の聞きアワセで釣れているからであり,もしもその時に釣れていないと判断したら即座にラインを巻き取り、エサを点検してすぐに投げますから、そのように見えるわけです。空振りということは「エサ取り」もいるわけですが,誘って置ザオにしたのはいいのですが、エサがついていないということもあるわけですから,私は疑心暗鬼で長時間置いておくよりは、すぐに上げてエサを点検してキャスティングした方がいいと思っているのです。
このことは、落ちてくるエサをハゼによく見させるためですから,ミャク釣りの場合の水中遊泳と同じ考えで投げているワケです。ですから、最初の投入でエサが川底へ着地した時が最高の勝負ドキであるわけです。ですからキャスティングの回数が多いほど、ハゼが食いつくチャンスが多いということです。
まわりでみていますと、私がサオを上げるとそのすべてにハゼが釣れているというように見えるとおっしゃる人もおられます。実際にそのような現象に見えるのですが,現実にはときおり空振りがあってエサを点検して投げているわけです。素早くやっていますので、私の「やっている手元」が見えていなくて、私のしている「作業」が全然見えていないのだと思うのです。
いずれにしても本日の釣りは私の過去の「鍛錬」を活かすことがことができた一日だったと思っています。
なお、明日からは台風の雨と風になり、ボート屋さんもおそらく休業になってしまうかと思います。であれば、何日間かは、ハゼにとっても「命拾い」の日々があると思うのです。中流域から下流域へハゼが移動して良型ハゼが溜まってくれたらいいなと思っています。ただ一点の危惧は、本日もそうでしたが「鵜」の大集団が江戸川放水路へ来て大量のハゼを食べてしまうことです。それさえなければハゼにとっての安息の日々だと思えるのです。
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2009年10月2日(金) |
10月2日(金) 秋ハゼのリール釣り、10〜16pを550尾。良型ばかりが揃いました。ボリュームたっぷりです。本日は大満足です。下流域、湾岸道路よりも下流、右岸種付け用のノリヒビが途切れた下手、水深2m〜4m。自分で自分を誉めてあげたいような釣果でした。
朝曇り、9時頃から雨、時々やむ。終日雨。北の風,午後2時過ぎから南の風。涼しい。
本日は、雨を覚悟の釣りですので、冬用の下着を重ね着し、靴下も重ねて履き、体温を奪われないようにしました。正解でした。
朝の水温22℃、この水温ならば必ず釣れるとはじめに確信しました。水色はかなりの「澄み」でした。朝の気温19℃。予報が悪いにもかかわらず,釣り人は多かったです。みなさんしつこく粘っていたと思いました。
6時から15時まで9時間の釣り,61尾/1時間。終日このペースでした。湾岸道路よりも下流域で500尾オーバーできるということは幸せなことです。ちょっと油断すると300尾台で終ってしまうからです。
中潮、あさってから大潮です。河口だけあって潮流はかなり速かったです。干潮9時54分、満潮16時14分。下げも上げもともによく釣れました。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。食いがよかったので途中から5本ザオにしました。別の理由もありました。カワナという海草が大量に流れてきてラインに引っかかってとても釣りにならない時間がかなりあったのです。本日は流れてくる海草の取り外しでかなり時間ロスがありました。下流域で潮が速いときはしかたがありません。
ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型6号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました。こうするとハリ間隔は各40pの安定間隔になるのです。
本日は高圧線のところよりも1m以上深い場所を攻めるつもりでしたので、6号オモリにして落下速度を速くするようにしました。
朝一番で曳船で下流域,湾岸道路の下流右岸、種付け用のノリヒビの切れた付近でアンカーを入れました。最初の場所で220尾が釣れました。3時間半かかりました。ですから時速60尾ちょいのペースです。
はじめの1時間で私のボート周辺があっという間に囲まれてしまいました。得意の遠投ができません。やむなくちょい投げで釣りました。海草が引っ張ってしまいます。それをさばきながらの釣り。
目標は500尾です。これ以上の高望みはしません。このエリアで10月の釣りであればこれでいっぱいです。条件が整えばときおり600尾台とかがあります。本日もそのチャンスの日だったのですが海草に邪魔されたと思っています。ともかく水面をダンゴ状になって水面を埋め尽くすように海から押し寄せてくるのです。ラインごとサオごとズルズルともっていかれてしまいます。通り過ぎるのを待つしかないのです。これは私の愚痴だと思ってください。
本日は雨にも負けず、海草にもめげず、自分で自分を誉めてあげたいような努力の一日でした。
型は10p以上で、小型がなく、12〜13cmがほとんどで、4尾に1尾ほどのわりで15〜16cmが交じりました。
ポイントはノリヒビ前のミオ筋から釣り始めて、川の中央へ少しずつ移動して釣りました。最後は川のど真中にいたようです。どのラインでもよく釣れました。ただし、型は場所によって急に小さくなってしまうとか,3本バリに1尾しか10p級がかかっていないとか、という場所が点々とありました。大型は釣られてしまったのでしょう。ですから、そのような場所は「遠慮」して、15cm前後の大きいハゼが釣れる場所を求めてキャスティングを繰りかえしました。本日は小さなハゼは「いらない」のですからそうしたのです。
大中小入り交じっていいのだったらば、「釣りよう」があったのですが、本日はともかく「型揃い」を希望しましたのでそうしたのです。型と数の両天秤をかけたのです。成功したと思っています。
なお、ころあいをみて、もっと下流へ100m以上下ってみました。釣れますが魚影はそれほどではなく,型も小さくなってしまいましたので,15分ほどでまたもとの場所付近へ戻りました。
だれでもが釣りたい気持はよくわかるのですが,私がキャスティングしているポイントへボートを乗せてしまう人たちがいました。10年前の私でしたらちょっとずれてくださいとお願いしましたが,現在ではそのまま黙認です。ですからちょい投げです。すると今度は私のボートの反対側へ来て、捨てザオを出している場所でアンカーを入れるのです。
ダブルとか3尾掛けとかで釣れているのを見ていますのでそこへくれば釣れると思うのでしょう。これも黙認。
そのような釣り人はほとんど全員がミャク釣りで、リール釣りでありながらボート下で小突いて釣っているのです。ならばそのうちに移動していくのだろうということで黙認でした。そのようになりました。
そんなこんながあったのですが、結果オーライで550尾になりました。午後3時で500尾超えを確信できましたので早くサオを仕舞いました。これからは暗くなるのが早いので4時までは釣りができないのです。ですから500尾という数字がだんだんと厳しくなるのです。本日は雨と海草と格闘してよく釣ったと思っています。
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2009年9月28日(月) |
9月28日(月)秋ハゼのリール釣り、7〜16.5pを833尾。過去21年間で2番目の釣果でした。2009.9.24に858尾、本日が833尾、2005.10.7に739尾という釣果になっています。リール釣りで800尾以上を連続2回などというのは「普通じゃない」状態だと思うのです。我ながら「やればできるじゃん」という気持です。
釣ったポイント。中流域、上手の高圧線の上流部、左岸の側、川から岸に黄色のクレーンが見える位置からつり始めました。
北風なのでボート尻が河口を向きます。干潮時間間近なので左へ強く投げるとポチャン、トンとオモリが底へ着きます。水深2m以内と思いました。右へ投げると水深3mほどです。
幹糸に黒いゴミがチョロチョロと着いて来ます。そのような底です。ハゼは10p前後です。15pとかは10尾に1尾くらいです。ときどき「巨大な」ハゼが釣れます。それは100尾に1尾程度です。
つり方は、投げて置ザオ、誘って置ザオ、という方法で、それは前回と同じつり方です。
投げたオモリがトンと底に着いたらすかさず糸フケを取ってズルズルと仕掛けの長さ分ほどを引きます。これが最初の誘いでそのまま置ザオにします。次に置ザオすべてを聞きアワセしてハゼを取り込んで投げる,空振りだったサオはそのままそっと置ザオにする,という釣り方です。
本日は曳船してくれた船頭さんと相談して左岸側で釣ることにしたのですが,はじめからとてもいいペースで釣れてきます。ただし、「いまどき」のハゼとしては期待している人にとっては不満足で、ちょっとばかり小ぶりです。ですが、空振りは皆無で、1尾というのがとても少なくて、大部分が3尾、2尾という釣れ方です。
本日は9月も最後のリール釣りですので、目いっぱい数つりを楽しむつもりでした。最初にアンカーを入れた場所で375尾を釣りました。とてもよく釣れたでしょう!!それから上流方向へ50mほど移動して同様に釣りました。移動は2回しました。昼過ぎになりますと満潮時間が近づきました。すると岸から投げ釣りの人が釣りを始めてオモリが飛んでくるのです。危ないので1時半頃になってから川の中央へ移動しました。
航路を越して川の中央で航路ブイがあるラインにアンカーを入れました。このときは南の風になってきましたので、今度はボート尻が上流を向きました。右へ投げると航路内で、船外機がブンブン走っています。そこで入れ食いなのです。左へ投げると水門方向へ下る斜面で底は泥地交じりです。そちら側も入れ食いで、しかも、15p級が毎回交じります。
下げ潮になりましたのでボート尻が右左と振れるのですがそれにかまわずにポンポン投げて釣りました。
アオイソの大きさは1cm程度にして前回同様にハリを「呑ませる」作戦をとりました。本日もそれでよかったようでした。
タックルは、2.7mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール,ナス型5号オモリ、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました。こうするとハリ間隔は各40pの安定間隔になるのです。
キャスティングは360度全方位に投げて、よくつれる方角、たとえば、3尾掛けとか2尾掛けとかが連続する方角へサオを集中して釣りました。
船宿、伊藤遊船さん。
6時の水温22℃、水色はまったくの澄みでした。水温の低下はありませんでした。この水温であれば高圧線付近の釣りもしばらくはできると思えます。水温が20℃を切るようになりますとこの付近は釣れなくなってきます。ハゼがいなくなるからです。そういう意味では私は前回と今回ととてもいい思いができたと思っています。
気温は20℃でした。日中26℃でした。曇り時々晴れ。北の風のち南の風。風は弱かったです。少し蒸したと思います。
6時から15時まで9時間の釣り、92.5尾/1時間。本日も入れ食いでした。川の真中のポイント条件は前回と同じ、左岸側のポイントは満潮時間で水深3〜4mの場所を釣りました。本日は小潮でしたので流れの割には水位はそれほど高くなりませんでした。
本日は、水質もよし、魚影も濃い、風も弱いという絶好の条件でしたが同宿のボートが「雲霞の如く」次々と釣りにきて、私の下手はとてもにぎやかでした。
小潮。あしたは長潮、あさっては若潮です。干潮6時38分、満潮14時51分。本日も潮止まりなど関係なく入れ食いでした。
次回のハゼ釣りは10月になってしまいます。いよいよ湾岸道路から下流の釣り場を選定して釣りをしようと考えています。「型狙い」そしてあわよくば「数狙い」と欲の深い釣りをします。二兎追うものは一兎をも得ず、の格言通りにならないように祈っています。
9月のリール釣りを思い切りやってみたのですが、自分自身、一皮剥けたような気がしています。新たな到達点を2回連続したということがそのような気持にさせたのかもしれません。
9月の条件で今までは釣果500尾というラインで甘んじていたわけですが,それまでの釣りは自分自身いったいなんという釣りをしていたのだろうかと反省しています。反省しなければならないほどに私自身の「つり」というものに何かしら進歩があったのかもしれません。
今回と前回の2回の釣りは「空から何かが降りて来て私にとり憑いた」と表現してもいいような釣りでした。問題は次回、次次回にそれを再現できるか、という難題が待っているのです。これは昔も今も私にとっては変わらぬ命題ではあります。そのようにして進歩してきたと思うのです。
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2009年9月24日(木) |
9月24日(木)秋ハゼのリール釣り、7〜15pを858尾。過去21年間で自己新記録でした。2005.10.7に739尾というのが自己記録でした。本日は10日間ハゼつりが出来ないでいましたから、満を持しての釣行で、勝負をかけました。
釣ったポイント。中流域、下手の高圧線の上下、右岸の側、黄色の航路ブイの近く右側にボートを泊めて航路内へ投げて釣りました。
航路内が深いというのは錯覚で、ここでは下流に向って右側の航路ブイの右側に馬瀬があり、下流に向って細長い山になっています。航路内は左岸のクリーンセンターに向って下りの斜面で、下流に向って左側の航路ブイから左側がもっとも深くなっています。そのようなポイントです。
私は、右側の航路ブイの近くにアンカーを入れましたから、馬瀬の高い部分にいたと思っています。北風でしたのでボートは下流方向へ向きますから、左へ投げれば航路内を釣ることになり、クリーンセンター方向へ下って行く斜面を釣ることになります。右へ投げれば右岸側へ向って深くなっていく斜面を釣ることになるのです。本日はそのようなことを意識して積極的にキャスティングして釣りました。
つり方は、投げて置ザオ、誘って置ザオ、という方法です。釣り始めてからつれてくるハゼのサイズが10pを中心とする型でしたし、しかも、10〜12p級がとても多いように思われました。また3尾掛け、2尾掛けの連発でしたので,魚影が極端に濃いものと判断して、寄せエサ代わりのエサ付けはしませんでした。
したがってアオイソの大きさは1cm程度にしてハリを「呑ませる」作戦をとりました。的中しました。私のリール釣りは基本的にハリを呑ませて釣る釣法です。
タックルは、27.mの磯ザオ2号で、ダイワのせとうち2号とシマノの島風2号を合計7本使用しました。同じ2号でも島風の方が軟らかいと思いました。ラインはナイロン2号100m、中型スピニングリール、自製仕掛け全長130cm、幹糸1.5号、袖バリ4号、ハリス0.8号、下から45,40に枝ス5cmを出して、その上45でより戻しに結びました。こうするとハリ間隔は各40pの安定間隔になるのです。1.3mの長い仕掛けは2.7mサオでないと振り切れません。
魚影がとても濃いと思えたので、初めは全長1mの仕掛けでしたが、途中から長い仕掛けに交換しました。ハゼが暴れてハリスがゴチャゴチャに絡まないようにするためでした。それでも少しは絡みました。
キャスティングは360度全方位に投げて、よくつれる方角、たとえば、3尾掛けとか2尾掛けとかが連続する方角へサオを集中して釣りました。
本日はストレス解消のために、チョイ投げはせずに、全力で遠投して遠くから近くへ釣るようにしました。取り込みに時間がかかるのですが、キャスティングする爽快さを大事にしました。遠くからでもよく釣れてきますから気持は終日「すっきり晴れ晴れ」の状態でした。
ポイントと釣れ具合、エサつけ等々日によって違ってきますから、その日のベストの場所を選ぶようにしましょう。船宿情報を訊くこと。
本日の私は、朝一で釣ろうと思っていた場所が他宿のボートが置いてありましたので敬遠して、その宿のお客さんとバッティングしないように川の真中を選択して釣ったのですが、怪我の功名とでもいうのでしょうか、超の字の付く入れ食いが一日中続きました。
船宿、伊藤遊船さん。
6時の水温22℃、水色はまったくの澄みでした。
気温は20℃でした。日中25℃でした。曇り時々晴れ。北の風のち北東の風がやや吹きました。
6時から15時まで9時間の釣り、95.3尾/1時間。実釣は9時間10分ほどでした。このような入れ食いはリール釣りとしては最高の食いでした。こうなりますとエサをつけて投入しているだけという手返し勝負になるのです。本日は大成功だったと思います。私のリール釣り目標は1時間に50尾というものですが,本日は軽く上回りました。
本日は、水質もよし、魚影も濃い、私の周囲に釣り人は一人もいない、というような絶好の条件に恵まれた一日でした。
中潮。あさってから小潮です。満潮8時28分、干潮13時39分。本日は潮止まりなど関係なく入れ食いでした。
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2009年9月14日(月) |
9月14日(月)秋ハゼのミャク釣り、7〜14pを811尾。型狙いで釣りましたが不発でした。ミャク釣りで数を揃えられるようなポイントには本日はいませんでした。プッツンと集中力が途切れましたので、午後2時に早上がりにしました。
ミャク釣りは本日をもって終了とし、次回からはリール釣りにします。
船宿、伊藤遊船さん。
6時の水温22℃、また下がっていました。水色はまったくの澄みでした。
気温は20℃でした。日中24℃でした。曇り時々晴れ。北の風。
6時から14時まで8時間の釣り、101尾/1時間。朝少し早く釣り始めましたのでその分だけ早く13時30分に上がりました。実釣は8時間弱でした。
1.8m、2.1m、2.4mを使いました。道糸ナイロン1号、先糸ナイロン1.2号、ナス型1号オモリ、袖バリ1号、ハリス0.4号糸付きバリ、ハリスの長さ3p、胴付仕掛け。
長潮。あさってから中潮です。干潮6時55分。満潮15時11分
水温を測り、水色を見て、これはいよいよリール釣りシーズンだ,と思いました。
本日は一応、型狙いでしたのでそのような場所へ行くつもりでいました。型狙いが不発の時の用意と思って、念のためゴロタの前の瀬の上と、ゴロタ前のミオ筋と沈船前を釣ってみました。中型ばかりでした。一応、釣れるのを確かめておいてから湾岸道路の下手、左岸側へ行きました。検潮器までの間のエリア。今年去年とサオが出せなかった区域です。例年のような常の年であれば、今の季節は湾岸道路よりも下流域でミャク釣りで「釣れて釣れて」という状況ですが,今年は昨年のアオシオ被害の後遺症でしょうか,下流域の魚影そのものが極端に薄いのです。また、底の状態が3年前と違っていました。なんというか、ちょっと「悪い感じ」になったような感じです。
干潮時間帯なので2.4mサオで航路側へ落ちる斜面を釣ってみました。満潮時間帯では3.6mサオで釣る斜面です。釣れたのは8cm級の中型ばかり。しかもポツンポツン。やむなく、水深1.5mのラインへ上がりました。ここも岸よりがずいぶんと浅くなったせいでしょうか、斜面がとても急になっていました。底になにやら藻でしょうか、何かわからないものが砂を被ったようになって沈んでいます。
1.8mサオを出して釣りました。大が3尾、中が4尾、ポツンポツンと釣れました。
ああ、この辺はリール釣りでなくては型は揃わないな,と思って早々に退散しました。
エッサエッサとオールを漕いで沈船まで戻りました。途中でボートを流して2.4mサオで試し釣り。8〜10pがポツポツ。上げ潮になっていましたので、沈船沖で2.1mサオで釣りました。この辺は中型ながら1時間に100〜120尾のペースで釣れました。
瀬の上に乗りながら途中で2.4mサオに替えて釣りました。瀬の高いほうは前回と違ってハゼが少ないと思いました。それとも上げ潮で食いが悪いのかどちらかです。どちらにしても思ったほどのペースではないので今度はミオを越して干潟になる斜面を2.1mサオで釣りました。粒は瀬の上よりも小さかったです。
水深1mほどまで上がるとハゼが少ないので、また、斜面へ戻って2.1mで釣りました。
ゴロタと沈船の間を行ったり来たりして、800尾まで数えたところで納竿にしました。
ミャク釣りを「終了」するにはちょうどよい釣果だと思っています。本日は「遠征」しなけ「れば」、10束に届いた「かも」知れません。でもそんなことは「たられば」釣り師の戯言なのでしょう。
現実としては、集中力がプッツンしましたので、早上がりしたというのが真相です。プッツンしたというのは今シーズンは初めてです。ミャク釣りの「やめ時だよ」というハゼの神さまのご託宣だったかもしれません。
次回からはいよいよリール釣りに切り替えます。仕掛けを結び、リールザオを点検し、リールを回してみて、オモリ、テンビン、予備バリ、スナップ付きサルカンの在庫確認をすることになります。何よりも、ミャク釣りのサオを水洗いして仕掛けともどもお蔵入りにしなくてはなりません。来年の10束釣りを楽しみに手入れをしようと思っています。
リール釣りは、一日に500尾を目標に挑戦してみようと思っています。9月前半はそれなりに暖かかったのでリール釣りで相当にいい釣りが出来たと思いますが、これからはリール釣りで500尾を釣るということがとても難しい季節になります。しかも下流域の魚影に??マークがついているわけですので、チャンスはざらにはないものと思っています。
水温がすごく下がってきましたし、気温もしまってきましたので、ミャク釣りは今後は厳しくなります。ミャクの場合は、100尾狙い、大型狙い、10尺以上の長ザオ使用で深場を狙うという釣りになります。リール釣りの方が型が揃うと思っています。ただし、20〜30m投げて釣る、というスタイルになります。リールで投げない人をときどき見かけますが、それではミャク釣りと違いがありません。
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2009年9月11日(金) |
9月11日(金)秋ハゼのミャク釣り、7〜15pを1336尾。10束釣り今季連続18回目。過去21年間で連続記録2位タイ。本日は終日ほぼ2.4mサオで釣り続けました。本日の10束は価値ある釣果です。水深2m前後で入れ食いました。
船宿、伊藤遊船さん。
6時の水温22.5℃、また下がっていました。水色はまったくの澄みでした。
気温は21℃でした。日中26℃でした。曇り時々晴れ。オシボリを使いました。北のち東の風、午後1時半頃からは南東の風になりました。
6時から16時まで10時間の釣り、133尾/1時間。朝少し早く釣り始めましたのでその分だけ夕方は早く上がりました。実釣は10時間弱でした。
2.4mサオ2本使用。一時2.1mサオを使用。道糸ナイロン1号、先糸ナイロン1.2号、ナス型1号オモリ、袖バリ1号、ハリス0.4号糸付きバリ、ハリスの長さ3p、胴付仕掛け。
小潮。明日は小潮の中日です。満潮9時13分。干潮14時04分。水色はまったくの澄みでした。
朝一番でゴロタと沈船の間付近の川中の瀬の上へ行きました。
オールで水深を測ると1.6mくらいでした。上げ潮なので2.1mサオをいきなり出しました。ここでもしも釣れたら水質は大丈夫という判断で腰を据えて釣る構えです。なぜかといいますと水質が普通であれば、季節としては水深2m前後での釣りがベストになる時季になったからで,水深1mなどという浅場ではハゼの数が少なくなる頃だからです。そんな浅場でこれまで釣れていたのはアオシオ気味の潮のせいで、ハゼが浅場へ逃げてきていたからなのです。
2.1mサオで瀬の上で案の定、8〜9cmの入れ食いです。100尾釣れたところで干潟になる浅場へ行きました。1.8mサオを出して釣ってみました。もうまったく釣りになりません。アタリなし。水温が下がってくると今の季節は浅場はだんだんとハゼが少なくなります。
瀬の上で釣れて浅場で釣れないということは、いまどきのハゼの着き場になったのだと判断して、すぐに脱兎の如く先ほどの場所へ戻りました。
小潮でも水はどんどん上がってきますので,今度は、2.4mサオを出しました。大潮ですと2.7mサオが入用になるのですが,本日は2.4mで一日やれる潮です。
2.1mサオは100尾釣ってお終い。今度は一日中2.4mサオで釣るつもりです。これで1000尾釣れるペースを作れれば願ってもない楽しい釣りになるのです。
幸いに本日の瀬の上はハゼがとてもたくさんいました。しかも、アタリがあるとしっかりとハリ掛かりしてくれるサイズばかりです。空振りがものすごく少ないのです。ですから、サオがいつもよりは60p長くて水深が2m前後という釣り場ですが,アタリがあると穂先が水面下へ突っ込むような釣りになりました。
このような釣りは望んでもなかなか遭遇できにくい状況なのですが、本日はなんとバッチリとそうなりました。こうなりますと小潮という潮回りが抜群のタイミングになりました。
釣りそのものは@ハリ掛かりの確率を高めるA50〜70尾釣れたら即移動するBエサ付けは細いものは1.5cm、太目のものは1cm、食いが立っているときは5ミリから10ミリまでと小さくつける、この3点で臨みました。
2.4mサオで振り込みますと多少はラインが斜めになりますから穂先20p余り程度のナジミです。ですから、ググッとくると穂先が沈むのです。手前へ誘いますとラインが40pほど出てきます。
ですから沈めるのに時間がかかり、釣れたハゼを取り込むのに時間がかかります。ましてや、良型のときは引き味を楽しんでしまいますので、どうしても1.8mサオの時よりも1尾当りの時間がかかるわけです。これが2.7mとか3mサオですと余計にそうなります。ですからサオを長くして1000尾を狙うときはハリ掛かりの確率をかなり高めませんと900尾くらいで終ってしまうのです。
幸いに本日はほとんどのアタリで乗りましたので1300尾台になったのでした。このようなことも珍しいと思いました。やはり通って通って通い詰めて釣ってみませんと自然のことは未知の領域だとつくづく思いました。「僥倖に恵まれる」ということは本当にあるのだということを痛感しました。本日は10束割れ覚悟の釣りでしたが結果オーライでした。
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2009年9月7日(月) |
9月7日(月)秋ハゼのミャク釣り、7〜13pを1191尾。10束釣り今季連続17回目。例年の「いまどき」の釣果に落ち着きました。これまでが「釣れ過ぎ」だったと思います。
船宿、伊藤遊船さん。
6時の水温23℃、またすごく下がっていました。水色は澄みでした。1.5mの水深で底がすっきりと見えました。プランクトンその他の浮遊物が少ないためです。
気温は21℃でした。日中26℃でした。オシボリを使いました。北東のち東の風、午後2時半頃からは南東の風でした。
6時から16時まで10時間の釣り、119尾/1時間。このペースが今の季節の私の通常ペースだと思います。そのような魚影とハゼの着き場になるということです。
1.8mサオ2本使用。一時2.1mサオを使用。道糸ナイロン1号、先糸ナイロン1.2号、ナス型1号オモリ、袖バリ1号、ハリス0.4号糸付きバリ、ハリスの長さ3p、胴付仕掛け。
大潮。明日から中潮です。満潮6時07分。干潮12時20分。水色はまったくの澄みでした。
本日は台風12号の来襲前にハゼを釣ろうという計画でした。来るか来ないかわかりませんので水曜日の予定を繰り上げました。きのうおとといの土日のボートはすごくたくさん出ていて、私が本日釣ろうと思っていたエリアがボートで「山」のように真っ黒に盛り上がって見えるほどの密集ぶりでした。どの船宿さんも今季最高の人出だったようでした。ですから水曜日にしていたのですが台風情報のため早くしたのです。それなりに苦戦するのを覚悟の釣りでした。というのは、型のよいハゼは二日間でかなり釣られてしまったと思えるからです。皆さんは市販の仕掛けでハリが大きくてエサつけも大きいですから釣れるハゼは大きいものから釣られてしまいます。ですから残っているハゼは中型小型が圧倒的だと思えるのです。実際にそうでした。大きなハゼが釣り場を移動してくるにはやはり2日ほど間を置いたほうがいいのです。これは経験的に私がわかっていることでもあるわけです。
朝一番で東西線の下流の水道管下へ行きました。水はいっぱいの時間です。前述のようなわけで、本日は型のよいハゼを探す作戦です。ちょこっとずつサオを出して点々と水深1.5mラインを釣りました。気に入った場所がなくて下手の石垣護岸が切れた場所へ来ました。幸いにここが一番アタリが多いと思いました。ところが中型ばかりで大きいハゼがいません。それも仕方がないか,連休で釣られてしまったんだ、と思いながらポツポツと釣りました。本日の型狙いは始めから放棄です。
岸寄りの波除蛇籠の杭から5mほど離れて釣り始めて,沖目へずれながら釣りました。蛇籠近くは他のボートがたくさんくっついてしまったのでカニの横ばいができなくなったからです。どの水深も大型が釣れません。1時間に120尾程度のペースです。いまどきの季節としては上出来だと思いながら釣りました。ですから釣るためのエサ付けは1cmとか5ミリとかの大きさです。ちょっと固いものとか幅が広いものとかをつけると空振りの頻度が多くなります。ちょうど6月後半の釣りと似ています。ハゼは育ったのですがその気になってエサを大きく付けるとハリ掛かりしないという釣りです。これはこれで面白い釣りだと思います。
次々とボートが増えてきました。それこそ密集するような状態です。そこで私はそこを「逃げ出し」ました。少ない魚を多勢でとりあっても仕方がないからです。ゴロタの下流50mほどでボートの集団の一番外側の縁へ行きました。
やはり蛇籠から5〜10m離れてカニの横ばいのように同じラインを釣りました。その理由は今シーズン始めてそのようにして釣るラインだからです。型狙いは放棄していますので、このラインで今の季節にどのような釣りになるのかを来シーズンのために確かめておきたかったからです。
ですから、1000尾さえ到達できればそれでいいので、あとは釣り場の様子を知っておきたいということだったのです。そんなわけで1時間に120尾キープだけの方針でした。それはそれで思惑通りになったと思っています。
沈船まで来ましたが本日の沈船は全くの不漁でした。日によっていろいろと違うのです。
ちょっとうろうろしてから思い切って沈船の沖へでました。1.8mサオでは穂先が水面下へ突っ込むようになってしまいますので、やむなく2.1mサオを出しました。ポロポロポロッと中型が釣れます。まあ、ここでもいいかっ、と思って沈船沖をグルーッと一回りしました。
水位が下がりますので1.8mサオに替えました。他宿のボートが続々とミオ筋から外側へ出てきました。今度もさっきと同じで、仕方がありませんのでその集団の外側になる瀬のタカへ行きました。ところが本日は川中の瀬の高い部分へ行くほど魚影が薄いようでした。やはりきのう釣られてしまったんだと思いながらまたまた沈船の沖へ戻りました。
上げ潮が効いてきても釣れ具合はあまりペースが上がりません。この現象の原因は色々あるのでしょうが、そのひとつは魚影そのものが薄いことだと思っていたのです。ですから30〜50尾を釣ると積極的にボートを少しずつ移動して釣りました。長居は無用というわけです。釣れるハゼだけを釣ったら即移動です。このような釣りは今シーズンはあまりしませんでした。ドンとある程度腰を据えて1時間でも1時間30分でも200とか300とかをそこで釣ってしまうという釣りばかりを今年はしていたのです。そのような魚影に恵まれ続けていたのです。
9月も中旬になりましたので、ハゼの着き場としては,満潮時間では1.8mサオで水深1.5mまでを釣りますとどうしても小型中型主体でしかも魚影がバラケて来ると思います。ですから1.8mサオでは干潮時間の方がいい釣りができることが多くなります。それと干潮時間で1.8mサオいっぱいとか、2.1mサオいっぱいとかのラインであれば型がよいとか、数が釣れたとかになることが多くなると思います。また、そうはいってもあたたかい南風が強く吹き込んだ次の日とかなどはそれとは少し違ってきたりもしますからサオは長短用意したほうがこれからはよいと思います。
本日の最後はミオから干潟だった場所へ上がっていく斜面を釣りました。このラインは1.6mから1mくらいまでの水深でした。このラインはいまのところいつ釣っても上げ潮の時は食いがいいようです。これまでのところハズレがあまりありません。本日もこのラインを釣って納竿でした。
今年もいよいよ1000尾釣りが途切れてしまう季節になってきました。それが次回なのか次次回なのかわかりませんが釣れている間はミャク釣りでいこうと思っています。
それにしても1191尾の釣果でも平均の釣果は下がりました。これからは釣行のたびに下がっていくのだと思っています。
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2009年9月2日(水) |
9月2日(水)秋ハゼのミャク釣り、7〜13pを1573尾。10束釣り今季連続16回目。最上流域で本日朝早くアオシオが発生しました。上流域のハゼ釣りはひどい食い渋りだったようでした。私としては本日はアオシオの影響がある中で会心の釣りでした。9月のミャク釣りの釣果としては過去最高釣果でした。
船宿、伊藤遊船さん。
6時の水温24.5℃、また下がっていました。水色は澄みでした。
気温は22℃でした。日中24℃までしか上がりませんでした。涼しいのを通り越してとても寒かったです。曇り、二度時雨ました。北東の風が強かったです。シロウサギが立つ寸前くらい吹きました。釣り用のカッパを着て首にタオルを巻きました。とても寒くて日中にカッパを脱ぐことができませんでした。本日はアオシオと風と波と寒さとの闘いでした。
6時から16時まで10時間の釣り、157尾/1時間。切れ目なく終日釣りました。
1.8mサオ2本使用。道糸ナイロン1号、先糸ナイロン1.2号、ナス型1号オモリ、袖バリ1号、ハリス0.4号糸付きバリ、ハリスの長さ3p、胴付仕掛け。
中潮。あさってから大潮です。干潮9時53分。満潮16時41分。水色はまったくの澄みでした。
本日は始めからアオシオ気味を覚悟の釣行でした。台風前後に船橋港でアオシオが発生したことは知っていましたが、行徳沖まで押し寄せてはきませんでした。幸いに台風の大風と南の風で散らされたらしくて被害はありませんでしたが、それでもアオシオが薄まった貧酸素水が透き通った水として流れてきていましたのでそれを覚悟の釣りでした。
朝一番で沈船へ行きました。前回同様に沈船横の干潟になる場所にある牡蠣礁の上に乗りました。水深は60pほどで浅かったです。ところが釣れてくるのは8p前後の中型ばかりでした。12〜14cmはゼロ。アレレッと思いました。やっぱり、という気持です。
仕方がないので8pクラスを釣りました。ペースは1時間で110〜130くらいです。私としては10束釣りギリギリのペースです。これはてっきり行徳沖の海水のせいと思いました。ですからできるだけハゼを拾う作戦です。大釣りは今の時点では無理ですので時速120尾キープという作戦。
途中で1.8m竿いっぱいになるミオ筋まで下りて釣ってみました。偵察です。アタリが少ないです。やっぱりかあ、と思って、これは型狙いは放棄するしかないと思いました。水が澄んでいて、中型主体で、やや深い場所はアタリが少ないというのは、アオシオかアオシオ気味の場合の特徴です。
ですから、上げ潮に変わるまでは徹底的に浅場で釣ろうと思いました。でも上げ潮になったからといって必ず入れ食いになるとは限りません。ましてや行徳沖が貧酸素水であれば余計心配です。
そうはいってもいまを目いっぱい釣っておかなければ先が見えないわけですから、水深20pほどになったところでボートの底が川底を擦るようになるまで粘って浅場を釣りました。このような釣りも久方ぶりでした。
9時半頃になって沈船沖がようやく水深50cmほどになったのでそちらへ移動しました。もうそろそろいいだろうということです。というのは浅くなったので水もそこそこにいい水なのだろうと思ったのです。ミオ筋を釣ってみました。気に入りません。そこでミオから川中へ上がっていく斜面のうえに乗りました。干潮時間前で水深が30cmほどしかありません。ところがそこで入れ食いになりました。干潟の上にいたハゼが瀬の上へ移動していると思われるのでした。どうしてもやや深い場所は本日のハゼには気に入らないようです。
ちょうどそのときに船頭さんがきたのでハゼを渡したところ548尾ということでした。137尾/1時間のペースで下げ潮を乗り切ったことになりました。これで少しはやる気が増して来ました。そのときに最上流域でアオシオ発生の情報を貰いました。それで朝の状況が「納得」できました。江戸川放水路内でもときおりアオシオが発生します。本日はそのケース。上流域のボートは食い渋りだったと聞きました。
それならば、と気合が入りました。なぜならば上げ潮になれば入れ食い間違いなしと思ったからです。朝の食い渋りの原因が行徳沖ではなくて江戸川放水路の最上流域のアオシオにあったからです。
上げ潮は10時前にかなり急に効いてきましたので、川中の瀬の上でそのときに10〜12cm級の入れ食いになりました。ポツンポツンと13cmほどが交じります。いい気持ちで堪能できました。水深50cmと浅いので手返しが早く出来ますし、ハゼが大きいので空振りが少ないので気持がいいのです。伊藤遊船さん、H遊船さん、O遊船さん、TT遊船さんのボートが入り乱れて瀬の上に乗ってきました。場所が広いのでそれぞれが邪魔になることがありません。
1.8mサオで道糸20p余りまで釣って、次に干潟になっていた斜面へ行きました。もう釣れることはわかっていますから朝釣ったような浅場はすべて放棄しました。ミオから干潟へ上がる斜面で水深1.5m前後を積極的に釣りました。粒は瀬の上よりもちょっと小粒ですが入れ食いです。蛇籠が入っている波除杭方向へ移動しながら釣りましたが、水深1mほどになるとアタリが少なくなり型も小さくなりましたので、また、沖目へ戻って水深1.5mラインを中心に釣りました。最後はカニの横ばいのように沈船方向へ動きながら1.5m以上の水深を釣りました。これは正解だったと思っています。
本日のエサ付けはときどき長さ1.5cm以上、太いものは1.5cmまでにつけて、積極的に空振りを繰り返してハゼを寄せることに全力を傾けました。釣るためのエサ付けは1cmでした。アタリを途切らせないで終日アタリっぱなしという状況を作ることができました。
何の釣りでもそうだと思いますがアタリが出せないのでは対処のしようがありません。ですから本日の午前中早い時間の下げ潮の「食い渋り」時間に120尾/1時間のペースを維持できたのはエサ付けの成果だったと思うのです。
上げ潮にかかってからも以上のエサ付けでハゼをサオ下へ寄せることができたと思っています。
アオシオ発生時点の釣りというものは経験を積みませんと、あれよあれよと思っているうちに時間が過ぎてしまうものです。本日は皆さんが食い渋りの時間に私はよく釣ったと思っています。
アオシオあるいはアオシオ気味の時は「浅場を釣れ」というのが,私なりの鉄則になっています。満潮時間でも干潮時間でもそうなのです。満潮時間でアタリが少なかった場所が干潮時間で水深50cmなどと浅くなりますと、いままでが間違っていたかのようにその場所で釣れてくるのです。ですから干満どちらでも浅場を釣れ、ということです。本日はそれが的中したようです。
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2009年8月26日(水) |
8月26日(水)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、7〜13pを1425尾。10束釣り今季連続15回目。潮のせいだと思いますが、12〜14cmが思ったほど釣れませんでした。8〜10pが中心でした。アタリは自分としてはとてもよく出せたと思っています。
船宿、伊藤遊船さん。
6時から16時まで10時間の釣り、実際は朝早く出船できましたのでその分早く上がれました。142尾/1時間。切れ目なく終日釣りました。
1.8mサオ2本使用。道糸ナイロン1号、先糸ナイロン1.2号、ナス型1号オモリ、袖バリ1号、ハリス0.4号糸付きバリ、ハリスの長さ3p、胴付仕掛け。
中潮。あしたから小潮です。いくらも下げませんでした。満潮8時45分。干潮14時06分。水色はまったくの澄みでした。川底の貝とか砂地とかがよく見えました。澄みなら澄みで釣りやすいと思います。底が見えてますから振込みを按配できるからです。
6時の水温25℃、また下がっていました。気温は22℃でした。日中28℃になりました。曇り、日中晴れ間がでました。北東の風のち東の風、のち南東の風のち北東の風。そよそよ程度。ともかく本日はとても涼しかったです。釣り用のカッパを着て首にタオルを巻きました。日中もカッパを脱ぐと風が身体に冷たかったです。本日は「超」の字がつく釣り日和です。東寄りの風の毎日でアオシオ発生を危惧しながらの毎日です。たまには南風が吹いてほしいものです。
青イソメ使用。
朝、水色を見て随分と澄んでいると思いました。棒杭にカニはよじ登ったりしていませんでしたから一安心しましたが、釣り場でサオを出すまで不安でした。
朝一番で沈船へ行きました。前日釣った人がサオ頭を取った場所。船宿情報は重要です。
この場所に賭けてみようと思いました。
水深が1.5m前後を狙いました。ここで食いが悪ければ思い切って浅場へ行くつもりでした。ところが「入れアタリ」です。空振りの連続。ようやく釣れてきたのは8cm級のハゼ。これでは不満なのでエサを長くつけて辛抱してハゼを寄せる作戦です。アタリは出っ放し。釣れてくるのは8〜10pクラスばかりで12〜14cmが釣れません。
ああ、きょうは、そのような「シオ」なんだ、と思いました。大型ハゼにとってはちょっとばかりご機嫌ナナメになるような「苦い潮」なのかと思いました。少しばかり酸欠気味の潮。だとすれば、大型が釣れてこないのは仕方がありませんので、今度は気持を切り替えてエサ付けを少しばかり小さくしました。太いエサは指でつぶしてともかく少し軟らかくしました。青イソメはなるべく細いものを優先的に使いました。太いものは残しました。
細めのエサを1.5pほどにつけました。アタリは活発に出ました。ともかくアタリさえ出せていれば「絶対的に」そのうちに釣れてしまいますから、本日の場合には早合わせはやらないことにしたのです。ハゼがちょっと小粒だからです。というのは絶対的に小粒ということではなくて、今の季節としては小粒に「見えてしまう」ような大きさだということです。
でもいくら息張っても13cmクラスが釣れてきませんのでやむなく中型を釣りました。
沈船の右横、岸との中間に牡蠣の群落が一塊あります。私はその周囲を釣る作戦です。同宿のボートは貝の山の上に乗っています。型がいいよ、という声がします。
水が澄んでいますので、牡蠣の山は黒く見えます。牡蠣の間にある砂地が白く見えます。私は根掛かり覚悟で白く見える砂地へ積極的に投入しました。澄みのときはそれがいい確率でできるのです。
本日はそれが「大当たり」でした。水位が下がってからは、今度は沈船の下手で釣ってみました。今シーズンは敬遠して釣っていない場所です。水深1.5m前後のミオへ落ちて行く斜面を意識して釣りました。アタリはひっきりなしに出ました。「ウン?」と思うような釣れ具合でした。なーんだ、きょうは釣れるじゃん、という気持です。水門のほうへ何回も移動しました。水位がドンドン下がります。釣れてくるハゼは8cm級が中心です。大きいのがいません。
水門へ近づくにしたがってアタリが少なくなった気がしましたので、今度は沈船の沖へでてみました。1.8mサオで10p余り位です。川の中央までいってみました。深い割に小粒でした。アタリも浅場のほうが多いのです。それでやーめたということで今度は沈船の上手、ミオから干潟になる浅場へ上がる斜面で釣りました。干潮まであと30分という時間でした。
やはり「釣れてくるアタリ」というものが多いのは1.5m前後の水深でしたので、積極的に斜面の深いほうへ振り込んで引っ張り上げるようにして斜面を釣りました。このようにして沈船まで釣り下って戻りました。同宿のボートも同じ水深の斜面をゴロタ方向へ釣り上がっていました。あとで聞きましたらきょう一番釣れた場所だということでした。
12〜14cm級のハゼもたくさんいますので、水質が酸欠気味の「澄み」から改善されるようになれば、それは南風が吹いたあとという前提ですが、そうなればハゼは死んだりはしていないわけですから、一気にたくさん釣れるという状況になると思うのです。それが、あしたなのか、あさってなのか、土日なのか、わかりません。天気とハゼとに訊いて下さいとしか言い様がありません。
ともかく本日はウマイ具合に数つりが成功できたと思っています。釣ったエリアは長径100m、短径50mほどの楕円形の形をしたエリアでした。中心に沈船右横の干潟になる場所にある牡蠣山がなるような場所でした。こんな狭いエリアで1425尾も釣れたのです。ハゼはたくさんいると申上げておきます。
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2009年8月19日(水) |
8月19日(水)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、7〜14pを1631尾。10束釣り今季連続14回目。本日は大満足です。予定した場所で予定したとおりの釣れ具合になりました。終日入れ食いでした。切れ目なし。干潮時間関係ナシでした。10p以上の良型が揃いました。
船宿、伊藤遊船さん。
6時から16時まで10時間の釣り、163尾/1時間。切れ目なく終日釣りました。
1.8mサオ2本使用。道糸ナイロン1号、先糸ナイロン1.2号、ナス型1号オモリ、袖バリ1号、ハリス0.4号糸付きバリ、ハリスの長さ3p、胴付仕掛け。ラスト1時間だけ2.1mサオを出しました。届かなくなったためです。
中潮。干潮10時11分、満潮17時05分。明日から大潮です。水色は澄みでした。
6時の水温26℃、いっぺんに下がりました。気温は24℃でした。日中32℃になりました。曇り、日中晴れ間がでました。北東の風のち東の風、のち南東の風そよそよ程度。ともかく本日はとても涼しかったです。
青イソメ使用。
本日は昨夜のシュミレーション通りの釣りとなりました。
朝一番で沈船へ行きました。水位が高いので干潟になるタカで釣りました。水深が1.2〜1.5mのラインを釣りました。10p以上の良型ばかりでした。朝からこんなこともあるのです。気をよくして本日は当たりの日だなと思いました。
8時頃になると潮がガガッと下がってしまいました。仕方がありませんので予定の行動ということで沈船の外側へでました。沈船のキワはミオ筋でちょっと深いので敬遠してその外側の「平場」へ出ました。こちらの方が20p以上浅いのです。
沈船の沖は川の中央まで硬めの砂地です。去年の洪水でこのようになったと思われます。9時過ぎますと船の引き波が沖の浅い場所で砕けて白波が立っています。同宿のボートが1艘座礁して船から下りて押しています。
そのような50cmもないような水深で10〜14pの入れ食いなのです。これはもう目算以上の釣れ具合です。船頭さんが回ってきてハゼが動いたんでしょうかといいます。動いたかもしれないし、動かなかったかもしれないし、本当のところは私には分かりません。ただいえることは沈船沖の水深50cmの干潮時間帯の水がない時に良型が入れ食いだということです。
10時半過ぎてから今度は上げ潮になりました。途端に良型が釣れません。今度は7pクラスが多くなりました。サイズががっくりと小さいので「つまりません」。そこで予定の行動に移りました。
沈船から見て川の中央で、上流方向で、黄色の航路ブイの近くに竹の棒が1本立っていて赤い旗がついています。それが沈船沖からはナナメ上流方向にかなり遠くに見えるのです。水が少ないときに白波が立っていた浅い場所です。
そこを目標にして斜めに瀬の斜面をジグザグに釣り上がりました。潮が高くなるのが早いのでちょうどよいペースです。型がよいのでエサは1.5cmと長く、あるいは太いエサは1センチですがブットイままでつけました。ハゼが潮流に乗って振り込んでいるポイントへ集ってくるのが釣れ具合で分かるのです。上げ潮の流れが急ですからどうしてもラインが上流方向へフケます。ですから後ろを向いて右を釣ったり、右を止めると今度は左を釣ったりしました。それでちょうどよいナジミです。オモリが川底で転がるのが分かるのです。自分で誘わなくていいのですからこんな楽な釣りはありません。
航路ブイの近くの赤い布がついた棒まできました。ちょっとと前まで船の引き波で白波が立っていた場所があっというまに水深1.8m近くあります。それでも良型の入れ食いです。でも辛抱できなくなって2.1mサオを出しました。尚更に糸フケも多くでます。それでも12cm級がどんどん釣れてきて今度はサオを盛んに絞りますので取り込みに時間がかかってしまいました。それでもハゼが大きいので空振りがほとんどありませんので効率のよい釣りだったと思っています。
本日釣った沈船の沖と、沈船とゴロタとの間の瀬の上はハゼがどれほどいるかと思うくらいの魚影だと実感しました。どちらかというと「早い者勝ち」の釣り場だと思います。
多分本格的に攻められていなかったので良型ハゼが大量に残っているのだと思うのです。
日中に干潮時間がある潮回りであれば座礁するのを気をつけながら短ザオで楽しい釣りができると思うのです。満潮近くなっても本日は私が2.1mサオで釣りましたので長ザオでもいいとおもいます。
なお、この場所は満潮時間帯では2.7mサオいっぱいになるポイントです。干潮時間帯では1.8mサオで充分です。
潮回りと潮時をチェックして昨夜描いたシュミレーション通りの釣りができましたので、このような日も珍しいと思いました。何よりも、思ったように釣れない時間というものがなかったので通っているとこのようないい思いもできるのだと実感しました。
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2009年8月14日(金) |
8月14日(金)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、6〜13pを1378尾。10束釣り今季連続13回目。本日は師匠の塙実氏を追悼するためのハゼ釣りです。13日が告別式でした。本日は予定外のハゼ釣りです。お盆で忙しいのに船宿さんには無理を言いました。ありがとうございました。
船宿、伊藤遊船さん。
6時から16時まで10時間の釣り、137尾/1時間。切れ目なくよく釣れたと思います。
1.8mサオ2本使用。穂先を水中へ突っ込むようにして1.8mサオいっぱいの深さまで釣りました。本日は1m未満の浅場はいっさい釣りませんでした。だいたいが水深1.5m以上のポイントでした。これにはワケがあるのです。後述します。
道糸ナイロン1号、先糸ナイロン1.2号、ナス型1号オモリ、袖バリ1号、ハリス0.4号糸付きバリ、ハリスの長さ3p、胴付仕掛け。
小潮。干潮4時03分と15時06分、満潮10時42分。午後の下げはいくらも引きませんでした。水色はやや赤色でやや澄みでした。
6時の水温28.5℃、気温は28℃でした。日中32℃になりました。終日曇り、日中晴れ間が2〜3回ほど。北東の風のち東の風、のち南東の風そよそよ程度。ともかく本日はとても涼しかったです。他宿のボートから釣り日和という声も上がったほどでした。
青イソメ使用。
巨星落つ。この言葉がふさわしい人が亡くなりました。私の師匠です。釣り一筋でした。経験に裏打ちされた鋭い「勘」がありました。人がよくて釣りは超一流の方なのに個性が強いので「敵」も多かったと思います。本人も人一倍人見知りが激しかったと思っています。
本日の釣りは師匠葬送のハゼ釣りです。私の釣技を修正してくれる方がいなくなってしまいました。
本日のハゼ釣りは、師匠がボート釣りでもっとも得意とする釣り方をそっくり真似て終日釣りました。10束釣りは途切れてもいいという気持ちで臨みました。
師匠のサオは1.5mカーボンザオです。これで水深1.3mほど以上の場所で釣るのです。潮流がありますから振り込むとサオいっぱいになります。ちょっと強いアタリがあると穂先が水中へ沈みます。なお師匠は1本ザオの釣りです。
私は1.8mサオ2本で水深1.5m以上の場所を点々と釣りました。
朝一番でゴロタ前面の瀬の上へ行きました。水深が1.2mほどでした。そこで斜面を少しゴロタ側へ下りて水深1.5m程度の場所で釣りました。こうしますと穂先は水面スレスレになるのです。ラインが多少はナナメになるからです。ですから2本ザオで釣るわけですから置ザオにする方は膝の上において舷側から穂先が水中へ突っ込むように置ザオします。こうするとハゼが引いても水の抵抗がありますのでサオのシナリがよりゆるやかになるのです。
水位が高くなってきますので少しずつ瀬の高いほうへ移動しながら釣りました。本日のこの場所は8cm前後の三番子と思しきハゼのオンパレード、ときおり、12cmクラスがポツンポツンと交じる程度。
したがって寄せエサを打つ以外は長さ1cm程度のエサ付けでした。魚影がとても濃いので手返しを速くしさえすれば寄せエサはいらないくらいでした。ともかくよくヒットしました。
瀬の上では1.8mでは短くなったので、今度はゴロタの上手へ行きました。伊藤遊船さん、TT遊船さん、H遊船さん、O遊船さんと入り乱れての釣り。瀬の上にいるときからボートの位置を確認していましたので、先着のボートが釣っていないと思われるラインを釣りました。
ラストの2時間はゴロタの下手で釣りました。
どこで釣ったとしても夕方まで意地を張って1.8mサオいっぱいまでのラインを釣りました。このような釣り方もたまにはあってもいいかと思うのです。師匠の釣り方をおさらいしましたので1000尾釣りは放棄していたのです。にもかかわらず本日は師匠の魂が乗り移ったのでしょうかコンスタントな釣れ具合で満足でした。
本日は急に決めた予定外の釣りでしたので、前日の夜10時に盆踊りから酒を飲んで戻ってから、釣り宿のHPを三軒チェックしました。幸いにどの宿も釣れていたのですが、TT遊船のものが私のフィーリングにピッタシの感じでしたので本日のポイント選定となったのです。
本日も午後6時集合で神社の社務所へ集合です。HPを更新してすぐに出かけます。
師匠の死を弔うための私なりのハゼ釣りができました。安らかにお休みください。
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2009年8月7日(金) |
8月7日(金)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、7〜13pを1377尾。10束釣り今季連続12回目。本日も大風でした。もういい加減に静かになってほしいと思いました。そのおかげとでもいいましょうか、いつもボートがたくさんいてサオを出しそびれていたポイントで思う存分釣ることができました。私の隠しポイントです。10p以上が70%ほどだと思いました。ただし私としては未確認です。
大潮。満潮5時05分干潮11時51分。南東の強風のせいでしょうか、それともそのような潮なのでしょうか、日中の干潮があまり水位が下がりませんでした。あさってから中潮です。水色はササニゴリでした。
6時の水温28℃、気温は26℃でした。日中31℃になりました。朝曇り、日中晴れ、朝から南東の風が強かったです。午後は南に風が回りました。どちらも強風でした。川の中央はウネリがすごかったです。オシボリを使いました。風が爽やかだったことだけが救いでした。
船宿、伊藤遊船さん。
6時から16時まで10時間の釣り、137尾/1時間。切れ目なくよく釣れたと思います。
1.8mサオ2本使用。
道糸ナイロン1号、先糸ナイロン1.2号、ナス型1号オモリ、袖バリ1号、ハリス0.4号糸付きバリ、ハリスの長さ3p、胴付仕掛け。
青イソメ使用。本日は結果として型狙いの形になってしまいました。したがってエサ付けは1.5cm〜2p前後につけました。アタリだけの5〜7p級のハゼがたくさんいると思いました。
朝一番でゴロタへ行きました。蛇籠とゴロタの間、まず、蛇籠の際から釣りました。潮が高かったからです。ポツポツポッという感じ。50尾ほど釣ってからゴロタ方向へ移動を繰り返しました。アタリの頻度の多いラインを捜したのです。それでも時速120尾ペースです。これならばまあいいかっと思いました。このペースですと両手にサオを持って誘っている時間がけっこうあるのです。本日の朝は久しぶりにそのようなアタリをとる釣りを堪能できました。チクッ、ムズッ、コツッというものです。
型が突然大きくなりました。やはりゴロタ間近のところでした。それからはエサを1.5cmと大きめにつけてゴロタから落ちた砂地の上を意識して釣りました。風によってはボート尻がゴロタの上に乗りますのでゴロタの上は仕掛けを水中遊泳させて、ゴロタの上から砂地のほうへハゼをおびき寄せるような気持ちで釣りました。そんなときはゴロタの上で仕掛けを跳ね上げるようなアタリが出ました。飴色の良型ハゼがよく釣れたのです。
立ち込みの人が二人きました。常連さんみたいでした。立ち込みの釣り人がくるような水深になりますとゴロタでのボート釣りはジ・エンドです。
そこで私は瀬の上に行きました。ものすごいウネリと波。もう船酔い寸前になりました。ハゼは釣れたのです。ですから後ろ髪を惹かれる思いで退散です。しかたなくゴロタの下手の干潟になる所へ行きました。アタリが少ないです。それではと、沈船へ行きました。もっとアタリが少ないです。これはダメだと思ってゴロタの上手へ戻りました。朝から一緒に釣っていた人が、私としてはいいペースで釣れてます、とおっしゃいました。そこでゴロタの上手へ入りました。干潟になる所からミオ筋へ落ちて行く斜面を釣りました。ここは斜面に牡蠣が着いています。また、ミオ筋の中も落下物などに貝が着いてそれが突起のようになっている場所が点々とあるのです。たいがいの人はそれを知りません。たとえしっていたとしてもそれがゴロタからその上手にある牡蠣礁の山まで連なっていることを知らないのです。私はいつもそこで釣りたかったのですがいつもいつもそれができないでいました。本日は大風のために願ってもないチャンスです。1.8mサオで道糸30cm余りくらいの水深です。風が強いのでサオ先を水面へ突っ込むようにして2本ザオで釣りました。10〜13cmの良型ばかりなので長いサオは出しませんでした。エサをつけて放り込むだけの「作業」が延々と続きました。ときどき根掛かりをしました。ラインを引っ張ると牡蠣とかその他のものが上がってきました。
干潮時間帯も変わりなくよく釣れました。上げ潮になってからもっとよく釣れました。
同宿のボートの人が私の近くにいて見ています。すごいペースですねとおっしゃいます。私はエサをつけてポンポンと放っているわけです。ただそれだけ。ポイントに恵まれますとそのような釣りでいいのです。ただしエサ打ちを中断しないことが必須の条件です。釣れてこなくてもいいのです。エサをとられてもいいのです。エサ打ちを中断しますとハゼが散ってしまうのです。
ですから私は大胆な投入です。エサは大きめ、手返しが速い、置ザオを上げているだけ、という釣りになりました。
結局、朝一でアンカーを入れてから納竿まで直線に直しますとほんの100mほどの距離のラインで1377尾を釣りました。
本日は船頭さんの都合でボートに乗ったのがいつもより早かったのでボートの上で明るくなるまで待機しました。朝早い時間の暗いうちはハゼの食いが悪いので釣りをしなかったのです。それでも始まりは6時前でしたので納竿は午後3時半にしました。
4日前にとてもよく釣れた沈船で本日はアタリがとても少なかったです。日によって食いが立つポイントが大きく変わっているようです。船宿情報と自分でハゼの着き場を突き止める努力というものが釣果に大きく影響すると思うのです。
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2009年8月3日(月) |
8月3日(月)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、7〜13pを1539尾。10束釣り今季連続11回目。涼しくて釣りやすかったです。
中潮。干潮9時31分、満潮16時49分。本日から中潮です。水色はやや澄みでした。
6時の水温27℃、気温は23℃でした。日中32℃になりました。朝曇り、朝から北東の風、午後は東南東に風が回りました。午後陽射しが出ましたのでオシボリを使いました。
船宿、伊藤遊船さん。
6時から16時まで10時間の釣り、153尾/1時間。8時半までで483尾、11時で921尾、夕方で1539尾でした。上げ潮になってから一段と食いがよくなりました。
1.8mサオ2本使用、途中で2.1mサオを2本出して沈船の外側で釣って良型揃いで200尾を釣ってとても気持がよかったです。思い通りの釣りでした。
道糸ナイロン1号、先糸ナイロン1.2号、ナス型1号オモリ、袖バリ1号、ハリス0.4号糸付きバリ、ハリスの長さ3p、胴付仕掛け。
青イソメ使用。
朝一番で船宿の対岸、左岸、東西線鉄橋上手、放送用のスピーカーの前辺りで釣りました。小粒、大粒交じりで入れ食いました。上流方向へ少しずつ移動しました。岸際の水深1mほどがよかったと思いました。483尾釣って移動しました。というのは、本日の場所は私としては「飽きる」のです。どういうことか分かりませんが、この辺の釣り場では根気が続かなくなるのです。本日も、もういいやっ、と思ってしまったので、そそくさと移動しました。
行った先はゴロタの前の瀬の上。すぐに10尾釣れました。ただし7〜8cmクラス。いまいち納得できなくて、釣れるのは分かりましたので周囲の釣り場をグルーッと一回り見渡しました。行きたいところには他宿のボートがいます。割り込むのもなんとなく気が引けて、沈船方向を見ました。だーれもいません。立ち込み釣りが一人だけ。
沈船は釣れないから誰もいないのか、たまたまいないのか、場所を休ませているのか、ともかく誰もいません。ならば、瀬の上は小粒だけれども釣れることは分かりましたので沈船でもしも釣れなければもどってくればいいと思って移動しました。
立ち込みの人の邪魔はしてはいけませんので沈船の外側へ出ました。1.8mサオで道糸15p余り位の水深です。エサを1.5cmと大きく付けてみました。ここは良型が多いからです。
普段はいろんなボートが必ず何艘かいて私なんかが割り込む隙間もないようなポイントです。本日はボートは私一人です。釣りたい放題です。いやいや釣れました。
北東の風で引き潮ですからボート尻が沈船に直角になったり斜めになったりという具合です。ボート尻が牡蠣礁の上に乗ったり外れたりです。真上から仕掛けを落とし込みます。2本ともググッとくれば2本とも釣ってしまいます。片方だけの時はそっと仕掛けを落としておきます。ともかく入れ食いでした。モジモジッギュギュギューンという按配です。
沈船の外側はサオいっぱいですから2.1mサオを出しました。これがよかったみたいです。ちょっと風も出ましたのでそれでよかったのでした。ボートからちょっと離れた場所が探れました。
干潮時間になってからも釣れますので、今度は上げ潮を期待して沈船の上流側へ移動しました。今度は沈船から上手へ釣り上がる作戦です。ミオ筋から干潟へ上がる斜面を釣りました。1.8mサオいっぱいから水深1.2m程度までのラインです。本日は水深50cmとかの浅場はいっさい釣りませんでした。だいたいが、水深1.5〜2mのラインでした。なぜかといいますとこのラインでデキの良型がよく釣れたからです。ですから潮が高くなるにしたがって1.8mサオで釣れる範囲の水深を釣り歩いたのです。ただし、干潟のタカへ上がるほど型が小粒になったような気がしましたので、この釣り方を中止して、沈船へ戻りました。
潮が干潟へ上がりましたので沈船のすぐ横で干潟になっていた場所で釣りました。そして牡蠣礁の方へ動きました。時間まで大中小の交じりでよくヒットしたと思っています。
本日は伊藤遊船さんのボートが3雙、高圧線から下流域へ釣りに行きました。みなさんそこそこに釣れたということでした。これまで全く釣れなかったのが本日になって急にハゼが釣れるはずがありませんので、これにはワケがあると思いました。
というのは、行徳・船橋沖の海水がとても悪いのだそうです。ですから沖のハゼが川の中へ逃げてきているのだろうというのが大方の意見なのです。私もこれには賛成です。いままででも何度も経験してきたことだからです。
そうはいってもアオシオになるかならないかというきわどい水質ですから、悪い方へ動いてアオシオ発生などとは願い下げにしてほしいと思っています。
とにもかくにも、綱渡りの水質ではあるのですが、間隙を縫って本日はいい思いができたと我ながら喜んでいる次第です。
結論としては、ハゼの魚影は滅法濃いと申上げておきます。
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2009年7月29日(水) |
7月29日(水)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、7〜12pを1378尾。10束釣り今季連続10回目。終日大風で大荒れの天気の中で釣りました。風を味方につけました。
小潮。干潮3時49分と15時15分の2回、満潮10時16分。本日から小潮です。水色はやや澄みでした。
6時の水温27℃、気温は25℃でした。日中30℃になりました。水色はやや澄み。朝曇り一時雨、朝から南の風がややありました。10時過ぎから夕方まで強風になりました。カッパを着て、その上に船宿支給のライフジャケットを着て、そのスタイルで釣りましたが10時過ぎからは平常のスタイルに脱ぎました。太陽が出てからはオシボリを使いました。シロウサギが一日中出ていました。タオルを一枚風で飛ばされてしまいました。悪天候の一日でした。
船宿、伊藤遊船さん。
6時から16時まで10時間の釣り、137尾/1時間。8時半までで500尾、正午で800尾、夕方で1378尾でした。本日は強風の中順調に釣りました。食いしぶりというのは体験しませんでした。
1.8mサオ2本使用、途中で2.1mサオを2本出して300尾釣りました。気持がよかったです。思い通りの釣りでした。道糸ナイロン1号、先糸ナイロン1.2号、ナス型1号オモリ、袖バリ1号、ハリス0.4号糸付きバリ、ハリスの長さ3p、胴付仕掛け。
青イソメ使用。
朝一番でゴロタの前の川中の瀬に行きました。1.8mサオで30cmあまりくらいの水深でしたが、ポツポツと8〜9pクラスが釣れました。釣れるのが分かりましたので偵察のつもりでゴロタの下手のミオから干潟に上がっていく斜面で釣りました。左側が70cm位、右側が1.4m位の場所でした。7〜8cmクラスがよく釣れました。ここで100尾を釣りました。そこで川中の瀬に戻りました。こちらの方が型がよかったこともありましたが、遊び心で2.1mのちょっとばかり長いサオで釣ってみようと思ったからでした。
瀬の上では2.1mサオを出しました。いずれ1.8mサオでは釣れなくなるからです。それと風が少し強めに吹いていましたのでサオいっぱいの釣りだと空ツンが多くなりますので、これは糸が張っているといい時と悪い時がありますので、本日はどうも型がいまいち大きくないのでアタリがあっても乗らない気がしましたので長いサオを出して糸をたるませて釣る作戦にしたのです。ですからはじめた当初はサオを手に持っていますとラインがかなりたるみました。ですから思い切り前方に振り込んでラインをナナメにして釣りました。釣れますので置ザオになりますがサオの長さとラインのタルミでアタリを吸収してハゼの食いつきがとてもよかったと思っています。アタリをあわせて空振りが多いと感じた時に糸をたるませて釣る方法です。これならば食い込みがとてもよくなる場合があるのです。本日はそれが良かったかと思っています。
2.1mサオでラインのあまりが少なくなった8時半頃になってちょうど400尾になりました。2.1mサオで300尾釣ったということです。いい思いをしたと思っています。
風も強まってきましたので今度はボートを漕いで下手の沈船へ行きました。波とウネリを比較的に避ける場所へ行ったということです。H遊船のボートが4隻いました。みんな沈船周辺に張り付いて釣っていました。本格的に腰を据えてここで釣るのは今シーズン初めてです。私は沈船と岸との中間にある牡蠣礁の周りで釣りました。水深は1mほどでした。牡蠣礁のすぐ近くを釣るようにボートを留めました。保護色で黒く変色したボディの良型ハゼがとてもよく釣れました。根掛かり周りで釣れるハゼの特徴です。
オールで底を突きながら牡蠣礁を確かめながら釣りました。牡蠣の上は真上から落としこみで投入しました。これは成功しました。沈船にきて968尾を追加しました。根掛かりを恐れずに釣ればいい釣りができると思いました。本日は牡蠣礁から離れてもデキの良型がとてもよく交じりました。
船宿にあがったときに、鈴木さんは大風で波も高かったのにたくさん釣ってきて釣れるコツがあるのですか、と船頭さんが質問しました。私は風を味方にすることですよと答えました。
H遊船の常連さんで私の知り合いが釣りにきていましたので、下流域での釣りの様子を聞いたところ、今年はまったく釣れないのだそうです。H遊船さんとしては水門から上流へボートを曳いて釣りをしてもらっているのだそうです。今年は下流域は絶望的な状態なのだそうです。
私の釣り手帳の記録では、昨年は7月26日と27日が江戸川でもアオシオで更に7月30日もアオシオになっていました。ハゼが死ぬような規模のものではありませんでした。今年は南風が毎日強いのでアオシオ発生が押さえられていると思うのです。南風がおさまって東寄りの風が吹くようになりますとアオシオが発生する可能性が強いと思っています。小規模なアオシオであればハゼが食い渋るだけでどうということはないのですが、昨年のような大規模なものはないように願っています。
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2009年7月24日(金) |
7月24日(金)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、7〜12pを1237尾。10束釣り今季連続9回目。大荒れの天気の中で釣りました。下げが効いてからは浅場ではまったく釣りにならなくなってしまいました。釣れなかったということです。
大潮。満潮5時46分。干潮12時35分。あさってから中潮になります。水色は澄み。
船宿、伊藤遊船さん。
6時から16時まで10時間の釣り、123尾/1時間。9時までで631尾、730と数え違いをしました。風が強くて途中で数を確認しているヒマがありませんでした。正午で820尾、午後3時で1171尾、66尾追加して納竿。本日は数え違いを2回やってしまいました。1回目は100尾多く数えてしまったし、2回目は50尾余分に数えてしまいました。ですから自己申告数字ですと1380尾ほどにもなってしまったのです。こんなミスは私にとってとても珍しいことです。船宿の検量してくれた人に申し訳なかったと思いました。
6時の水温26.5℃、気温は26℃でした。水色は澄み。朝曇り一時雨、朝から南東の風の強風でした。終日ときどきにわか雨が降りました。午後になって南西の風に変わりました。カッパを着て、その上に船宿支給のライフジャケットを着て、首にタオルを巻いて、そのスタイルで釣りました。太陽が出た時はカッパを脱ぎました。シロウサギが一日中出ていました。悪天候の一日でした。
1.8mサオ2本使用、道糸ナイロン1号、先糸ナイロン1.2号、ナス型1号オモリ、袖バリ1号、ハリス0.4号糸付きバリ、ハリスの長さ3p、胴付仕掛け。
青イソメ使用。
朝一番で伊藤遊船さんの桟橋上手右岸、繋留してある船の間に入りました。潮が高いので絶好の釣りになると思ったのですが空振りでした。10尾釣ってあきらめました。ハゼはいったいどこへいってしまったのだろうかというような様子でした。
下流へ向って風と波に逆らって一生懸命にボートをこぎました。エッサエッサという感じです。ゴロタの下手へいくつもりが疲れたので途中で石垣護岸の前でストップして竿を出しました。なんと10〜12cm級の入れ食いでした。ならばここでしばらく釣ってみようと思って50〜100尾釣ると風下へボートの長さ分だけ動いて岸側と沖側を釣りました。
護岸の波除ブロックが水面に出るくらいまで水位が下がったところで急に釣れなくなりました。アレレッと思って護岸の場所を変えてみました。粒は小さいし数は釣れません。どうしたものかと思ったのですが、思い切って移動することにして、ゴロタの下手右岸沈船近くへ行きました。O遊船のボートがいました。その手前で水深60pほどのところで釣りました。ポツポツですが7p級が釣れましたが入れ食いはありません。これでは仕方がないと思って今度はジグザグに動きながら異なった水深を釣りましたが思わしくありません。
そこでアタリの多い場所を捜そうと思って頻繁に移動しました。ゴロタの下手は4ヶ所釣りました。ミオ筋の斜面もあまり釣れませんでした。ゴロタの側も釣れませんでした。ゴロタの上手へ回り込んで3ヶ所釣りましたがとてもつまらなかったです。
そこで川の中心部の瀬になっている場所へ行きました。二ヶ所釣りました。1.8mサオで道糸10pあまりくらいの水深の時間でポツポツと7〜8cm級が釣れました。ここはもっと水位が下がってからもう一度きてみようと思いました。風が猛烈に強くてシロウサギが立っていてサオいっぱいではちょっと釣りづらいからです。
次に石垣護岸のまえにいきました。朝600尾ほど釣った場所の沖目です。水深50cm位でした。ポツポツ釣れました。でもこの場所はもう少しすると干潟になってしまうのであきらめました。この近辺を3箇所釣りましたが食いはとても悪かったです。
水位がちょっと下がったのでさっき試し釣りをしておいた川中の瀬に行きました。この時点で本日は浅場の釣りは100%あきらめました。瀬の上で本日は討死覚悟で勝負してみようと思いました。相変わらずシロウサギがあたり一面に立っています。風がビュービュー吹いています。波がすごいです。覚悟を決めましたのでそんなことにかまわずにアンカーロープを長く出して留めました。結局、瀬の上のこの辺一帯にハゼが集っているという感じだったのでした。とてもよく釣れました。
いつもは干潟からミオへ落ちた斜面で釣れるのに本日は思わしくなくて、ミオの外側の川中へ向う斜面にハゼがたくさんいたのでした。このようなことはあっちこっち積極的にハゼを探し回って到達した結論でした。アタリの出具合を調べて回って結局のところ瀬にもどってきたのでした。風と波が強くてロープが長いのでエサを大きくつけて空振り交じりであわせました。空振りしてもその次の振込みで釣れてきました。エサ付けは1cmから1.5cmほどで十分でした。
ところどころに沈み根があり10〜12cmのデキの良型がたくさん釣れました。ヒネと見間違うサイズのデキも何尾かいました。いままで瀬の上でこんな良型をこれほどたくさんまとめて釣ったことはありませんでした。本日は何度も何度も置ザオをハゼが持っていってしまいました。
ボーの移動はかなり頻繁にやったと思います。30〜50尾釣ると動きました。型が小さい場所はすぐに動きました。動いた回数を覚えていないほどたくさん動きました。本日はそのようにして釣ったほうがよかったと思っています。
本日はハゼが短時間にこのように大きく移動するものかと思うほど期待していた場所には思ったほどハゼがいなくなってしまったと思えました。ハゼを探すことができないと食い渋りということで済ませてしまうことになるのと思います。
本日は上げ潮になっても浅場では釣れなかったようでした。見ていて分かりました。
立ち込みの人が、お宅は随分とチョコチョコ動くねえ、と私に声をかけてきました。ちょうどアタリの出具合を調査していた時でした。立ち込みは本日は貧果だったといっていました。
本日は下げが効いてからは浅場では一気に釣れなくなって、上げ潮になっても浅場では釣れなかったと思っています。もっともハゼいたのはゴロタの正面の瀬で右岸に向っての斜面にたくさん着いていました。
ただし、あしたもあさってもそのようになるかどうかはまったく不明です。日によって状況が違ってきますので釣れないときはハゼを探してまわるしかないと思うのです。それにしても本日は悪天候の中で大健闘できたと満足しています。
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2009年7月17日(金) |
7月17日(金)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、5〜11pを1649尾。10束釣り今季連続8回目。過去21年間で5番目の釣果でした。大釣りできました。本日は私にとっては釣り日和でした。
長潮。干潮6時12分と17時41分。満潮13時00分。本日はとても釣りやすい潮だと思いました。
船宿、伊藤遊船さん。
6時から16時まで10時間の釣り、164尾/1時間。6時から9時までの3時間で493尾、164尾/1時間、ゴロタ沖の瀬の上で釣りました。7〜8p級の入れ食いでした。10p以上は10%程度でした。ゴロタの下手に移動してからのものが100尾程度含まれています。
9時から13時までで692尾追加、173尾/1時間でした。ゴロタ下手の水深1m前後を釣りました。その深さが一番大きいサイズがつれたと思ったからです。本日は波除の蛇籠に近づくにつれて方が小さくなるようだと思いました。
13時から16時までで464尾追加、154尾/1時間。
6時の水温27℃、気温は24℃でした。水色はササニゴリ。朝曇り、10時までの間に4回ほどスコールのような雨が降りました。ボート内の雨水をバケツでかきだしました。カッパを着て、その上に船宿支給のライフジャケットを着て、首にタオルを巻いて、そのスタイルで終日釣りました。本日はとても涼しかったと思いました。例えれば、エアコンの効いている部屋で扇風機を強にして回しつづけている状態だと思いました。この状態であれば釣り人にとってもハゼにとってもいい状態だとおもいました。川の水はぬるま湯のようで終日なまぬるかったです。
1.8mサオ2本使用、道糸ナイロン1号、先糸ナイロン1.2号、ナス型1号オモリ、袖バリ1号、ハリス0.4号糸付きバリ、ハリスの長さ3p、胴付仕掛け。
青イソメ使用。7〜8cm級が中心で10p以上は感触として10%程度だったと思いました。5〜6cm級も交じりました。ということは、本日のポイントは孵化が遅いポイントだと推測できました。したがって食わせのエサ付けは米粒程度からせいぜい1cm程度までにしました。前提として1〜1.5p程度につけた寄せエサを多用しました。ピンポイントでアタリを出しつづけることができました。
朝一番でゴロタの真正面の川中の瀬に乗りました。長潮の干潮時間帯で水深が70cm前後の場所でした。川底は固めの砂地でした。中心部に行くにしたがって小粒でした。よって、ゴロタへ向っての斜面へ戻ってゴロタ前のミオ筋近くまでを釣りました。ともかくハゼを寄せることを心掛けました。このような「平場」で釣るときはボートを頻繁に移動するか、ハゼを寄せて釣るかのどちらかなのです。本日は積極的に寄せを心掛けました。それは魚影が濃いと判断したからでした。そうでなければ移動回数を増やす作戦にしていたでしょう。そんなわけで、一箇所で最低100尾は釣るつもりで臨みました。そうはいっても70尾程度で見切りをつける場所もありました。
風が出る様子がありましたので、また、潮も高くなってきましたので水深1.6m程度になったとろで見切りをつけて浅場へ移動しました。
ゴロタの上手をみたところ前回私が釣っていた場所にはボートが8雙ほどはいっていました。そこへ割り込むのも躊躇されましたので,思い切って今季の実績ゼロの場所であるゴロタの下手を釣ることにしました。ダメであれば強引になるかもしれませんがゴロタの上手へはいるつもりでいました。
ところが釣ってみるものです。いました、いました。入れ食いになりました。但し、型はデキの中型で、2番子3番子というサイズです。でも嬉しくなりました。ハゼの新規供給が続いている証拠だからです。1番子は1649尾のうちの10%程度かと思われました。
ゴロタ下手30mほどから、さらに、その下手へ釣り下りました。沈船の上手50mほどまで行きました。沈船にはH遊船のボートが3隻いましたので近づくのを遠慮しました。ですが、午後にはそのボートも移動して私たちと合流しましたのでさほどの釣れ具合ではなかったと思ったのです。
そのようにしてゴロタと沈船の間を2往復しました。蛇籠からミオまでの間に牡蠣礁の帯が二筋ありますのでその間の砂地を積極的に釣るようにしました。これは干潮時間に確認済みのことでした。昨年よりも牡蠣礁が発達していました。
ボートが風と潮で振れますので牡蠣礁近くへボート尻が行くこともあります。そのようなときは10pオーバーの良型の入れ食いになるのです。風と波の静かな日であれば牡蠣礁スレスレを釣ることができますので良型をそろえることが出来ると思いました。でも本日は仕方がありませんので「釣れてくるハゼ」を釣るように心掛けました。
釣果のペースは終日同じようなペースで釣れたと思っています。時速200尾などというペースは2時間程度しかなかったと思っています。
アカエイが何尾もボート近くを泳ぎましたので、本日未明からの東よりの風が影響していて行徳沖の水質がややアオシオ気味なのだろうと思いました。帰宅してから確認しましたらやはり昨日よりは悪くて貧酸素水塊が行徳沖に出現していました。
アオシオでハゼが浮くなどということはないと思いますが、食い渋りのときは浅場を狙ったほうが数は揃うと思いました。本日はそこまではいっていませんでした。
なお、鵜の大群、1万羽とかいう単位の大群が放水路内を飛び回っていて船宿の人達が一生懸命に追い払っていました。私もボート近くに着水しようとする大群を手を叩いたり大声を上げたりして追い散らしました。ボートの人全員がそうすればボート近くへはこないと思いました。
今後としては鵜の「食害」が懸念されます。昨年はアオシオ、今年は鵜の食害の心配ということです。
ともかく本日はとてもよく釣れました。
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2009年7月13日(月) |
7月13日(月)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、5〜11pを1246尾。10束釣り今季連続7回目。
本日から小潮です。満潮7時46分。干潮14時05分。本日の潮は朝一番の時間でどのくらい釣れるかが勝負でした。強風の予報だったからです。希望どおりの釣果だったと思っています。風との闘いでした。
船宿、伊藤遊船さん。
6時から16時まで10時間の釣り、124尾/1時間。6時から10時半までの4時間半で901尾、200尾/1時間、これは計算どおりでした。
10時半から16時までで345尾追加、63尾/1時間にペースダウンしました。原因は南西の強風のためでした。川全体にシロウサギが立ち、ウネリもあって、風もビュービューで釣り辛くなってしまいました。
6時の水温25.5℃、気温は25℃でした。水色はササニゴリ。晴れ、南西の風がとても強くなりました。オシボリ2本交互に使用。
1.8mサオ2本使用、その他のタックルは前回と同じでした。
青イソメ使用。
朝一番でゴロタの上手100m付近へ行きました。風もなくてとても釣りやすく入れ食いでした。この辺は砂地で根掛かりも少ないので、つまり、平場なのでとても釣りやすいのです。水深は70cmほど。
釣れてくるハゼは7〜8cm級がほとんどで、判を押したように粒が揃っているのです。あと一週間したらもっと釣りやすいサイズになると思いました。
風が強くなったので、釣れたハゼが仕掛けごとヒラヒラと空中を乱舞します。そのようなサイズだったということです。透きとおってきれいに見えました。
1時間釣って波のためにあきらめて右岸側、石積み護岸の前へ行きました。風と波とウネリがひどいので、沈んでいる波除コンクリート付近を釣ることができません。仕方なく沈みコンクリートの先の砂泥地を釣りました。ここも同じようなサイズのハゼ。コンスタントに釣れますので、まあ、いいかっ、と思って釣りました。
船頭さんが護岸の上に来てハゼを持っていくというので渡したところ901尾いたといいました。おおっ、本日はこれでいただきっ、と思いました。あとはどんなことになっても10束は必ず行くからです。日程調整の結果ですが、本日は強風の予報を承知での釣行です。ですから、午前中で900尾も釣れることは願ってもない釣果です。ですから、いただき、と思ったのでした。
そこで偵察をしようと思ってゴロタのすぐ手前まで下がりました。私がこれまで釣っていた場所に伊藤遊船さんのボートが多数いて、それにT遊船さんとO遊船さんのボートもいたのですから、皆さんがみんな岸寄りに移りましたので右もボート左もボートという具合でしたので偵察に出たのです。結果としては動かずにいたほうが数は揃ったと思えました。ゴロタ上手へいったところ、一段と風がすごいです。サオがビュッとしなっています。それでもポンポン投げて風のまにまに引きずって釣りました。本日はけっこうな数がいたと思いました。風さえなければきっと入れ食いだったと思うのです。それほどによくヒットしました。ゴロタ周辺もいよいよ釣り場としていい具合になってきたようです。なお、ゴロタ前に朝入るときに川中の瀬の上でサオを出したところすぐに釣れましたので瀬の上もポイントに加えてもいいかと思いました。
ただし、本日はこの付近に鵜の集団がきていて40羽ほどでしょうか群れていました。
シロウサギが猛烈に増えて「危険」を感じるようになりましたので、伊藤遊船さんの桟橋まで戻りました。伊藤さんのお客さんがたくさん避難している中へもぐりこんで、先客のボートにここは釣りましたか、などと声をかけて釣りをしました。たいがいは既にサオを出されていた場所ばかりでした。
潮止まりの食い渋り中をポツポツと釣りました。
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2009年7月7日(火) |
7月7日(火)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、5〜16.5pを1534尾(ヒネ4尾含む)。10束釣り今季連続6回目です。過去21年間で初めて10束釣りができた場所でした。満足でした。予定外の釣り場選定でした。5460g、3.6g/尾。6月10日が1227尾で2635gで2.1g/尾でしたから1尾当たり1.7倍の大きさになった計算です。ボリュームたっぷりでした。型揃いでした。
本日から大潮です。満潮3時58分と18時01分。干潮11時02分。本日の潮は朝一番の時間でどのくらい釣れるかが勝負でした。希望どおりの釣果だったと思っています。
船宿、伊藤遊船さん。
6時から16時まで10時間の釣り、153尾/1時間でした。6時から9時までの3時間で600尾、200尾/1時間、これは計算どおりでした。
9時から12時までで360尾追加、この3時間は120尾/1時間でした。11時前後が1時間に70尾というペースでしたので平均釣果は下がりました。正午までに合計960尾でしたので160尾/1時間ですからいい気持ちで釣ったということになると思います。
正午から16時までに574尾追加できました。143尾/1時間のハイペースでした。
6時の水温24℃、気温は23℃でした。水色は澄み。曇り時々晴れ間、南西の風が強くなりました。オシボリ2本交互に使用。
1.8mサオ2本使用、その他のタックルは前回と同じでした。
青イソメ使用。胴体の固い部分を積極的に使いました。潰さずに長さ1cmほど、ちょっとタラシが出る程度。本日の場所は一番子が多数釣れました。こんなときはとても「簡単な」釣りです。
朝一番で伊藤遊船さんの桟橋上手を岸方向へ入り、繋留してある大船の間を抜けて岸近くへ行きました。水深は50cmほど。
今シーズン初めてサオを出す場所。じつは出船前に茨城から来たIさんが,先日キス釣りにきたとき出船前にヒマだから陸釣りしたら30分で50尾釣ったといいました。また、今日は陸からのぞいたらザアーッとハゼが逃げたというのです。
その話を私にするのです。Iさんは対岸へ行くといいます。私は最上流域へ行くつもりでいたのですが,それは本日は風になる予報なので最上流域の桟橋に隠れて風を避けようと考えていたからです。
それがIさんの話ですっかり気が変わりました。ダメ元で伊藤さんの桟橋前の岸近くで釣ることにしたのでした。桟橋と繋留してある大船で風を避けられるのは最上流域と同じ事なのでダメ元で釣ってみようと思ったのでした。これも私一流の「変わり身の早さ」とでもいうのでしょうか。Iさんの言葉をまっとりと真に受けたのでした。
釣ってみたらIさんの言葉どおりで浅場なのに8〜9pのサイズの入れ食いです。遅れて来た釣り人が陸から私の釣りを観察しています。私は釣りに集中していましたのでただただ必死に釣っているだけ。
この場所は岸から10m先が泥地になります。9時頃には泥地部分にきてしまいました。それでもエサはタラシを出して、ともかくなるべく定点にハゼを寄せる作戦です。魚影がかなり濃いようなので一箇所でハゼを寄せて釣り続けた方が効率がよいからです。私は2本ザオですから、右左と少し離して二ヶ所に寄せました。片舷を上と下の二つに分けてそれぞれで50尾ずつ、合計100尾を片舷で寄せて釣りました。本日はそれができるような魚影だったということです。
それを可能にするのは@エサ打ちを寸秒たりとも途切らせないこと、途切れるとすみやかにハゼはいなくなりますAタラシを出してエサを大きくつける、以上二つを心掛けました。ですからハゼはずいぶんとたくさん寄せることができたと思っています。
本日は途切れなくアタリが出て、釣れている時間帯は一箇所で200尾は釣れました。釣っても釣ってもハゼのアタリが続きました。これは寄せが成功したのだと思いました。またそれだけの魚影の濃さの証明でもありました。
水位が下がったので繋留してある大船の尻の先へ出ました。ここは牡蠣の小群落が点在していて根掛かりが激しいのですが,水色がやや澄みですから水中が黒く見えます。それが貝ですからそれを避けてそっと振り込みました。落とし込みという方法と、前方へ振り込んで水面の少し下を手前へオモリを水中遊泳させる方法の二通りで釣りました。水中遊泳させますと私の希望のところでサオを少しお辞儀させればオモリが軟着陸させられます。そのときにムズッとかモジッとかググッとかアタリがあるのです。それを積極的にあわせました。本日はそれが大成功でした。
干潮時間帯の2時間は桟橋から少し離れてT遊船との境界あたりにまで釣りに出ました。牡蠣の群落と泥地との間を釣りました。根掛かりが多かったです。
上げ潮にかかってからは伊藤さんの桟橋近くを釣りました。風と波でボートの揺れが大きかったです。それでも桟橋下の牡蠣礁が波除になりましたので釣りは楽しめたと思いました。
上げ潮になってからは一段と食いがよくなって、エサ付けはかなりラフにしましたがアタリは途切れなくありました。本日はハゼのご機嫌がすこぶるよかったように思いました。
ただし、風をまともに受けるポイントで釣った人はボートが揺れて苦戦したようでした。
本日は私のポイント選定がよかったと思っています。風を避けましたので逆に暑かったです。オシボリを使いました。
納竿直前の一時間は水位も大分高くなりましたのでT遊船と伊藤遊船さんとの境界近くの岸寄りでマイボートの尻付近の浅場を積極的に釣ってラストの数をまとめました。
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2009年7月3日(金) |
7月3日(金)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、5〜11pを1392尾。10束釣り今季連続5回目です。9時間半の釣果です。
若潮、明日から中潮です。干潮8時10分。満潮15時49分。本日の潮は朝一番の時間でどのくらい釣れるかが勝負でした。
船宿、伊藤遊船さん。
6時半から16時まで9時間半の釣り、146.5尾/1時間でした。6時半から9時半までの3時間で300尾、100尾/1時間、これは計算どおりでしたが、中流域へ移動してしまおうかなどと思うほどにもどかしい釣りでした。内心はかなり焦りました。必死になってのその釣果だったからです。
9時半から12時までで370尾追加できました。この2時間半は148尾/1時間のハイペースになりました。原因は思い切った「場所替え」をしたからです。どうやら正午までの予定数近くまで挽回できました。
正午から16時までに722尾追加できました。180尾/1時間のハイペースでした。
6時の水温23℃、気温は20℃でした。曇り時々薄日、東のち南の風。朝はカッパを着ていてちょうどよかったのですが、日中は脱ぎました。
1.8mサオ2本使用、その他のタックルは前回と同じでした。
青イソメ使用。本日は朝の3時間は尻尾のやわらかい部分を積極的に使いました。午後は固い部分でも小さめに付ければOKでした。
朝一番で最上流域の左岸、T遊船とO遊船の間に入りました。そこはやや軟らかい泥地。干潮間際で水が少ない。すぐに20尾釣れましたが気に入りませんでした。雰囲気が琴線に触れなかったのです。
そこで右岸側、検潮器のある前に行きました。水深50cm〜1.5mを釣りました。型が小さくチリチリというアタリ。エサを小さく軟らかくつけて対応しましたがせっかちな私の我慢の限界になりそうでした。この付近は2番子のサイズです。立ち込み釣りが連日攻めているので一番子はかなり釣られてしまったようです。つまり「場荒れ」気味だと判断しました。そこで立ち込みの人のサオが届かないエリアを釣りました。それでようやく1時間100尾のペースへ持ち直したのです。干潮時間前後とはいえ、私としては100尾ペースでは満足できませんでした。型が小さいということも原因でした。
これでは昼近くまで粘るには、頭の中が「焼けて」しまいそうな予感がしましたので移動することにしました。はじは中流域まで下がってしまおうかと思いましたが思いとどまりました。理由は最後に記します。
最上流域の青い送水管の上手、右岸、マイボートの尻にあたる沖目で水深1m前後の斜面になった場所。送水管から上手50mほどまでがポイントになります。ボートは上流を向いていますので、左へサオを振ると桟橋方向で水深が50cmで小型ばかり,右へ振ると水深70〜100pで駆け上がりになっていますし根掛かりも少しありますが一番子の10p前後の良型ばかりがそろいました。この場所は干潮時間にいい釣りができるポイントです。
ここで昼まで粘りました。ハイペースになりましたのでご機嫌でした。上げ潮が効いてきたことも幸いしました。昼過ぎてからは干潟に潮が上がってきましたので桟橋の内側へ移動しました。水深が50cmほどしかまだありません。そっとそっと移動しました。
このエリアで納竿まで釣りましたが、沖にいた10p前後のハゼがたくさん突っかけてきていて入れ食いでした。ドンドン岸の方へ寄りました。葦の繁みがある前まで行きました。底は固い砂地でした。置きザオをときどきハゼがもっていってしまうような食い具合でした。こうなりますとエサをつけて放り込むという繰り返しになるのです。一日に何時間かはこのような釣りをしたいものです。本日もそれが午後になって実現したのです。
最後に、本日予定変更して私が最上流域での釣りをした理由を述べます。
じつは、本日は、前回釣った東西線操車場前の右岸、石積み護岸の前で釣る予定でシュミレーションをしてきていたのです。ところが、伊藤遊船さんの10束釣り経験者第二号の高校生の浜田君がハゼ釣りにきたのです。そこで私は最上流域へ、浜田君は私が釣り予定していた場所周辺を、ということに話し合って決めたのです。そうすれば二ヶ所での釣れ具合がいっぺんにわかるからです。私が浜田君の釣り技術を信用していた証拠です。また、10束釣れる釣り人が操車場前のポイントへ二人入る、ということは、今の時季で、今年の様子で、本日の潮回りで、という条件を考えたときに、二人そろって10束を釣るということがとても難しいと思えたのです。私が最上流域へ行った理由がもうひとつあります。浜田君が最上流域での釣り経験がゼロだったからです。ここは私が行くべきだと思ったのです。
結果オーライで、浜田君が1180尾、私が1392尾ということで、二人とも10束釣りができました。浜田君は大健闘したと思っています。
ということは、本日は食い渋りだったからです。中流域では赤エイが多数群泳していたそうです。これはアオシオかアオシオ気味の潮のときの特徴ですから、中流域はなかなか食い渋りが抜けなかったのではないかと思うのです。
その中での10束オーバーですから、浜田君は多分午後のワンチャンスをモノにしたのだと思うのです。その「ワンチャンスをモノにできる」ということが1000尾を釣る上ではとても大事なことなのです。
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2009年6月25日(木) |
6月25日(木)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、5〜10pを1319尾。10束釣り今季連続4回目です。体力温存のために1時間早上がりしました。
大潮の最終日、明日から中潮です。満潮5時43分、干潮12時50分。本日の潮時は朝の3時間が勝負の潮です。流れが速くて水位の低下が激しいからです。また干潟の露出割合がとても多かったからです。座礁したボートがありました。午後の上げ潮は2時間あまりしかチャンスがありません。
船宿、伊藤遊船さん。
6時から15時まで9時間の釣り、146.5尾/1時間でした。6時から9時までで600尾、200尾/1時間、これは目論見どおりのハイペースでした。願わくば午前中に10束まで到達したかったのですが950尾でした。船の引き波ですっかり濁りが出てしまいペースダウンしました。正午までに350尾追加できましたが126尾/1時間のペースになってしまいました。これは予定のうち。午後からは3時間で369尾追加、123尾/1時間でした。
本日は1時間早く上がりました。愛妻の言葉を受け入れた結果。もう歳だから身体を労わんなきゃあ、ということでした。それと3時には1300尾になったと思いましたので、もういいかっ、と思ったのです。
6時の水温23.5℃、気温は23℃でした。曇り時々晴れ間、北のち南の風。朝はカッパを着ていてちょうどよかったのですが、日中は脱ぎました。オシボリは使いませんでした。釣り日和だったと思います。
1.8mサオ2本使用、その他のタックルは前回と同じでした。
青イソメ使用。太い青イソメをアタマだけ落としてあとはそのままで1号のハリにつけて潰さずに使いました。本日はそれでガバガバと食いついてきました。簡単な釣りでした。本日のような日は、なまじ細い青イソメはいいようで使い辛いのです。つまり、一回のエサ付けで釣れてくる数がどうしても少ないからです。硬くてしっかりと付いているエサが本日は良かったということです。
朝一で中流域、東西線操車場前、青い送水管の下手、右岸、赤いヨットが放置されている下手の石積み護岸際を釣りました。
種明かしをすれば、本日のところは、じつは、最上流域を釣るつもりで、昨夜からいろいろと釣りパターンのシュミレーションをしていたのでした。船宿に着いて朝ご飯を食べているときも、頭の中は最上流域での入れ食いモードになっていました。
ところがです、食事が済んで車を出て、大きな伸びをしてから下手をみると、陸っぱりが三人釣っていましたので冷やかしに行きました。二組とも入れ食いでした。ひとりは、振り出しの渓流ザオで、三徳テンビン、ハリスの長さ50cmの一本バリ、釣れるとハゼは掴まずにハリ外しではずします。ポトンとクーラーへ落としてオワリ。これが外れないで3分くらいかかります。見ていていい加減にしてといいたいほどです。おまけに青イソメはハサミで切って割箸でハリにつけるのです。このようなペースなのに入れ食いだといってクーラーにはもう10尾ほどいるのです。私が船宿に行ったのが5時過ぎですから、いったい何時から釣っていたのかと思いました。あと一組はカレイを釣るような硬いリールザオでリール付きでウキ釣りです。それなのにもう50尾も釣ったというのです。バケツを見せてくれました。たしかに、50はいます。
その様子を見たものですから、昨夜からのシュミレーションを全部パーにしました。本日は絶対に送水管下手の護岸で釣る、と思い定めたのです。10束釣れなければそれはそれでよい、と思ったのです。私の気が変ったというのが真相です。
結果オーライなのですが、本日の潮時で釣るときはどうしても朝の3時間が勝負なのです。これに失敗しますとどうしても10束ギリギリとかちょっと足りないということになるのです。
本日は時速200尾が3時間続きました。もうこれで本日はいただき、という気持になりました。あとは水位の低下が早く、船の引き波の濁りが出ますから、それらは想定の範囲内のできごとですから、少しもあわてずさわがず、時速100尾をキープすれば当然のように10束オーバーできますので、あっちにいったりこっちにきたりを繰り返して「偵察」をしたわけです。収穫はたくさんあったと思っています。
一言で言いますと、川底の様子が例年とは大分違った場所が何箇所もある、ということでした。それと、ゴロタ周辺のハゼの大きさはまだまだ小さかったということです。送水管下手100mほどのところまでが粒が大きくて数もたくさんいると思いました。
釣れてくるヒネハゼが極端に少ないので、問題は、夏場にかけてのハゼの補充がどのような規模になるのか気になっているところです。今釣れているハゼは昨年末から1月にかけて産卵したものから孵化したものだからです。13cm超になったヒネがたくさんいればそれがいま産卵してくれますから夏場に小型がたくさん出てくるのですが、その辺のところがちょっと気がかりなところです。
そうはいっても、今現在は最上流域も上流域も、そして本日のように中流域の上4分の1くらいの部分で釣れたわけですから、昨年のアオシオ被害のことを思えば「上出来」という判断をしてもいいのかと思えるのです。
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2009年6月17日(水) |
6月17日(水)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、5〜13pを1728尾(ヒネ1尾)。過去21年間で第二番目の釣果でした。1996.6.23 1959尾、2007.7.26 1709尾、2003.6.27 1673尾がありました。1500尾台まではときどきはいくのですが、それから先はチャンス次第です。
長潮、干潮6時02分と17時26分、満潮11時45分、あさってから中潮になります。
船宿、伊藤遊船さん。
6時10分から16時00分まで9時間50分の釣りで、176尾/1時間でした。6時10分から9時までで300尾、107尾/1時間、正午までに570尾追加で190尾/1時間のハイペース、納竿までに858尾追加、214尾/1時間の超ハイペースでした。
6時の水温22.5℃、気温は17℃でした。曇り時々晴れ間、北のち南の風がやや吹き込みました。カッパを着ていてちょうどよい一日でした。着たり脱いだり。釣り日和でした。
1.8mサオ2本使用、その他のタックルは前回と同じでした。
青イソメ使用。ハゼは大きくなりましたので、アタマを落としたその下の固くて幅広の部分を縫い刺しして5ミリから10ミリ程度に切りました。本日の場合には、サオを手に持ってアタリをとると空振りの回数が多いというエサ付けです。私は2本ザオで10束狙いですから、どちらかというと、置ザオ釣法にしますので、エサ付けは硬くてやや大きめで、早合わせをしない、という釣り方をしました。本日はそれで正解でした。いつもいつもそれではワンパターンですから、それがいつもいいとは限りません。
朝一で前回の場所へ行きました。最上流域、右岸、検潮器のある場所です。水深1〜1.5mを釣りました。長潮ですから干潮時間でもやや水量はありました。しかし、食いがよくなくて、1時間で100尾程度の釣れ具合でした。我慢して移動を繰り返して釣りましたが9時の時点で300尾でした。
潮が干潟を隠すまではまだ時間がかかりますので、この場所よりももっと地盤が低い場所へ行きました。上流域の青い水道管の上手、右岸側、マイボートの係留場所です。この辺りはすでに干潟が隠れていました。でもまだ水深は30cmと浅いのでボートを乗せられないのでその手前の斜面で釣りました。
いいペースでした。水深は70pから1mというところでした。北風が吹いて潮も上がりましたのでボートをタカへ上げました。水深は50cmというところでした。
ここで昼に870尾になりました。この3時間は入れ食いで1時間で200尾程度は釣った感じでした。これは釣れるペースでわかるのです。経験でわかる、いうところです。
引き潮にかかってからは一層よく釣れました。一つの場所で最低100尾はすぐに釣れました。オールで底を突いてボートの半分くらいをズルズルと下げました。その繰り返しでした。
泥地の場所はペースが落ちましたので、すぐに砂泥地や砂地の場所へ戻しました。本日の午後は時速200尾ペースを維持するために半径20mほどのエリアを頻繁に移動して「新場所」を釣るようにしました。ともかく狭いエリアでした。
2時間ほどして同場所へ戻ると引き潮で深場へ落ちて行くハゼが同程度のペースで釣れました。このようなことは珍しいと思いました。釣れるときはこのように釣れるものなのです。
本日の長潮という潮が幸いしたと思います。大潮とか中潮とかで、干満の差が大きいとか、潮流が速くて水位の高低がすごく速いとかですと、釣りのペースを維持するのがとても困難なのです。時速200尾ペースが2時間で終ってしまうとか、1時間しかなかったとか、すぐに場所を替えなくてはならないとか、いろいろと大変なのです。
その意味では本日は、釣れる場所さえ見つけてしまえば、潮どまりに関係なくいいペースで釣ることができたわけです。
ですから、小潮がいけないとか、長潮とか若潮は食いが悪いとかというジンクスはないと私は思っているのです。かえって、そのような潮回りの方が超大釣りの実績が多いわけです。
大事なことはハゼが群れている場所をどれだけ早く見つけることができるか、それを短時間で一気に釣れるかどうか、ペースを長時間持続できるかどうかだと思うのです。
それにしても本日は21年間で2番目の大釣りに成功しました。それにしても2000尾にはまだ届きません。朝の3時間を200尾ペースで釣れていれば届きました。でもそれは「たられば」で釣り師にとっては禁句です。そのうちにチャンスがまわってくるかもしれませんのでそれを楽しみにしています。
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2009年6月11日(木) |
6月10日(水)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、5〜9pを1227尾。
重量2635g。前回よりも粒がいいので目方がかかりました。
大潮、満潮5時16分、干潮12時24分。明日から中潮になります。
船宿、伊藤遊船さん。
6時から15時30分まで9時間半の釣りで、129尾/1時間でした。正午までで780尾、130尾/1時間、納竿までに447尾追加、127尾/1時間。
6時の水温23℃、気温は21℃でした。南の風そよそよで、曇りでした。カッパを着ていてちょうどよい一日でした。
1.8mサオ2本使用、その他のタックルは前回と同じでした。
青イソメ使用。本日は粒を揃えるつもりでしたのでエサ付けをやや大きくしました。正解でした。ハゼも大分大きく育っていました。
朝一は満水でしたので岸寄りにある葦の繁みで中州になっている場所を半周しました。背の低い葦は水中にありますので根掛かりしないように気をつけて釣りました。デキの7〜9pクラスの入れ掛りでした。
最上流域、右岸側、Y遊船の桟橋の上手で釣りました。葦の際はやってみたかった場所です。潮回りの加減でこれまでチャンスがなかったところです。
水色はササニゴリで気持のよい釣れ具合でした。
エサはアタマを落として、その下の固くて幅の広い部分をハリに刺して5ミリから10ミリ程度に切りました。本日はエサを潰すとか、やわらかい部分を先に使うとかの配慮はいっさいしませんでした。
ですから空振りがありますがデキの良型ばかりを拾うことができました。それだけの数がいる場所だったことが幸いしました。もしもそのエサ付けで空振りばっかりでしたらエサの使い方を変えたかもしれません。
9時には500尾になっていました。それからは昼までに280尾しか釣れなかったわけですが、原因は「赤潮」でした。水位が下がるのは仕方がありませんが、それだけでなく、真っ赤になりました。バケツに水を汲みますと真っ茶色でハゼを入れてもハゼが見えないのです。過去に何度か経験がありましたのですぐに本日のような「ひどい赤潮」の場合の「対処法」を実施しました。簡単なことです。逃げることです。
立ち込みの人たちは私よりもずっと沖側で立ちこんでいましたが、サオの上げ具合が緩慢なので朝から不思議に思っていたのです。そのわけがわかりました。流心に近いほど赤潮だったのでした。
たまたま私が釣っていたエリアがはずれていたわけです。私は食い渋りの原因が赤潮と思いましたので、こんどは赤潮が被っていない場所に逃げて回りました。また色が少しでも薄い場所を捜して回りました。
そんなわけでペースは落ちましたが午前中に780尾まで持っていくことができました。午後になって上げ潮になってからは赤潮も少なくなりました。ところが今度は立ち込み釣りの人たちがたくさん来ていて水際は思うようになりませんでしたので、繋留してあるボートの尻を釣りました。大潮の干潮時間で水深1m〜1.5mのラインです。思いのほかにハゼがたくさんいました。
赤潮と立ち込みの人とで思いもかけない場所へ追いやられたわけですが、幸いというか運がいいというか、そんな場所でもとてもよく釣れたわけです。
今シーズンの10束オーバーはこれで2回目ですが、2回ともこれまでに10束を釣ったことのないエリアでの釣果です。これも珍しいことです。積極的に釣り場を開拓している証拠です。
2回釣ってみて、このエリアの3分の1以下しか釣り回っていないことに気が付きました。潮回りを見ながらまだまだ釣りたい場所があると思っています。
それにしても昨年秋のアオシオ被害後のハゼの釣れ具合を見て、今シーズン最初のミャク釣りの場所を本日のエリアに設定したことの「当たり具合」は正解だったものと考えているのです。
ハゼの育ち方は昨年以上に早いのではないかと思っています。
本日はいまの時季としての一番大きいクラスのデキハゼを釣るというターゲットをしぼった釣りをして10束オーバーでしたので満足しています。ただし、赤潮に遭遇していた時間だけが心残りでした。立ち込みの人の話では昨日はもっとひどい赤潮だったそうでした。
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2009年6月4日(木) |
6月4日(木)江戸川放水路の夏ハゼのミャク釣り、4.5〜8.5pを1292尾。2125g。4.5pサイズはほんのごくわずかでした。6月中旬までの釣果としては自己新記録でした。
じつのところ、昨年のアオシオ被害でハゼの90%以上が死んでしまったといわれている惨状から、今シーズンのデキハゼの湧き具合が心配されていたのです。ところが、心配は杞憂でした。自然の復元力というものはすごいと思いました。
船宿、伊藤遊船さん。ボートの準備が忙しいようです。釣行前に電話しておくといいでしょう。また、釣りポイントはボートで出る前に船頭さんのアドバイスを訊きましょう。
7時から16時まで9時間の釣りで、143尾/1時間のハイペースでした。正午までで630尾、124尾/1時間、納竿までに662尾追加、165尾/1時間。朝が1時間遅れの釣りでした。ですから、1時間に120尾のペースをキープできさえすれば8時間で960尾ですから10束釣りに届くかもしれないと思って釣っていました。
7時の水温21℃、気温は19℃でした。南東の風そよそよで、風がとても冷たかったです。曇りでした。暑い陽射しは差さず、雨降らず、強い風吹かず、カミナリ鳴らず、ということで、いわば、釣り日和とでも言える一日でした。
中潮、干潮8時41分、満潮15時39分。中潮の初日で三日後には大潮になります。本日は下げ八分から潮どまりを挟んで満潮時間までを釣りました。終日よく釣れました。干潮の潮どまりを挟んだ午前中が辛抱の釣りで、正午の時点で600尾にまで持っていければ,午後からの勝負で1000尾に届くかもしれないと思っていました。
1.8mサオ2本使用、その他のタックルは前回と同じでした。
青イソメ使用。本日の「魚影」は申し分のない「濃厚さ」でした。ですから、いつもやるような「最初の投入にエサのタラシを出して大きくつけてハゼを寄せる」などという釣り方はいっさい不要でした。
そのことが数分で理解できましたので、はじめから青イソメを米粒大に小さくつけて釣りました。どこへ投入しても活発なアタリが出ました。はじめっからクワセエサ大のエサ付けですから空振りがとても少ないのです。
それでも11時くらいまではタラシを出すか出さないかくらいに微妙に長くつけたものを間に挟みながら釣っていました。その理由は干潮時間帯で食い渋りの時間でもあるからです。それでも時速120尾はずっと維持していましたから申し分のないペースでしたが、水深が1〜1.5mのラインで7〜8cmほどのデキの良型が入れ食ったので大きく付けたという事情もあったのです。これは効きました。
朝一番で新行徳橋下流、右岸側、検潮器が立っている前に行きました。干潟がザアーッと拡がっていて、橋下から最初の船宿の桟橋まで水がありません。干潟の上を陸釣りの人がゴム長靴を履いて、ペチャペチャと歩いてきます。多い時間では15人もいました。
私が一番で検潮器の前に入ったのがよかったと思います。ここは前回によく釣れた場所でした。ボートは南東の風で尻が上流を向きます。左へ振り込むと水深30p〜50cmほど、右へ振ると水深80p〜1mというラインです。目の前が干潟です。私のボートの上手と下手に陸釣りの人たちがポツポツと入ってきて、10時頃には移動ができなくなってしまいました。
仕方がないので、今度は水際をちょっと離れてボートを1mほど沖へ出しました。水深が1.5mほどあるようでした。なんとそこで、デキの良型が入れ食ったのです。予想外の展開でした。5月15日には釣れなかったラインでした。それだけハゼが大きく育ったということです。ところがいいことづくめではありません。沈み根があっちこっちにあってハリを10本も消耗してしまいました。それでも辛抱して根を避けながら釣りました。というのは上下にボートを動かすことができないからです。
そのうちに上げ潮が効いてきて干潟が少しずつ隠れていきました。「普通の雨のとき用のゴム長靴」で立ちこんでいた人たちが全員「退避」しました。長靴がもぐってしまうからです。ようやくボートの「天下」になりましたので、今度は干潟だったところへボートを寄せました。今度は上げ潮とともに浅場へあがっていくハゼを追ったのです。これは正解でした。
橋下からY遊船の桟橋までの間が大きなワンドになりつつあります。「絶対に」そこで「釣れる」と踏んで、積極的にワンド内を「回遊」して釣りまくったのです。
ですから午後からのペースは今の時季としては異例のハイペースだったのでした。
本日の感触としては、ハゼは「めっぽう」たくさんいるようだということ、もう一点は、私自身が年のわりには大いにまた「進歩できた」ようだという手応えを感じました。人間いくつになっても進歩できるというか、新しい発見というか、経験を積めるものです。
本日ほど「またまたハゼ釣りのウデが上がった」のではないのかと実感できた日も珍しいことだと思いました。
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2009年5月15日(金) |
5月15日(金)江戸川放水路のハゼ釣り、ミャク釣り、5〜13pを532尾(ヒネ1尾のみ)。ビクへ入れてしまったダボハゼ18尾。ダボハゼは気がついたものは放流していたのです。
また、5cm未満のハゼも放流しました。ただし、胴体などにスレたものは放しても死んでしまうのでかえって可哀相ですからビクへ入れました。食べてあげた方がいいと思うからです。それが少々だけありました。6月になっても小型のスレはあります。
船宿、伊藤遊船さん。ボートの準備が忙しいようです。釣行前に電話しておくといいでしょう。
用事を済ませてからの釣りでしたので、9時から16時まで7時間の釣りで、76尾/1時間のハイペースでした。5月中旬の釣果としては過去最高釣果でした。2003.5.30に611尾という実績があるだけです。
昨年のアオシオ被害の後遺症が危惧されましたが、現在のところでは「オッ、すごくハゼがたくさんいるじゃん」という感触です。ただし、ヒネは極端に少ない感じです。立ち込み釣りの人たちはウキ釣りでデキを釣っています。今年は釣れるよと言っていました。心配していた以上に本日は好スタートだったと思います。今後の推移を見守りたいと思っています。
前回4/29の釣行の様子から、ヒネは少ないこと、釣れるヒネも7〜8pの小型が多かったこと、などから、リール釣りは今年は止めて、いきなり、「ミャク釣りでヒネ狙い」で釣ってみました。ところが「予想外に」デキの育ちがよく、また、魚影も濃いものと判断ができました。4月下旬に8cm程度だったヒネは今ごろでは10pを超しているはずですが、本日は1尾しか釣れませんでした。
9時の水温19.5℃、これは思ったよりもかなり低かったです。昨夜の北風の強風の影響でしょう。気温は18℃でした。北の風のち南東の風やや強く、風がとても冷たかったです。
中潮、満潮7時09分、干潮14時26分、明日から小潮になります。本日は下げ三分から潮どまりを挟んであげっぱなまでを釣りました。終日よく釣れました。
1.8mサオ2本使用、道糸ナイロン1号、先糸1.2号50p、ナス型1号オモリ、オモリの金具から上に2.5〜3pのところに結び目を2ケつくり、その間にハリス0.4号、チチワを含めた長さ3.5pのハリスがついた袖バリ1号を絡げた胴付仕掛け。『江戸前のハゼ釣り上達法』等の私の著書に図示してあります。アタリは手の平の感触でとりますが、先糸の結び目が目印の役割をしてくれますので、50cmよりも浅い場所では結び目が目印にもなりますし、結び目で水深を測る事だって可能です。タックルについては当分の間このままで釣ることになります。
青イソメ使用。夏場と違ってエサ付けが小さいので量はいくらも使いませんでした。1号バリが隠れるくらいの大きさ、つまり、米粒かそれよりも若干大きいくらいです。尻尾の部分から使用。胴体の中央から上の部分は幅が広くて固くてということでどうしても使う場合には潰して小さくしてから付けました。3〜4回空振りしているとちょうどよい大きさと軟らかさになりますから釣れてしまいます。それと、タラシをちょっとだけですが出した方が「断然に」アタリが多いです。はじめから釣ってしまおうなどと考えて小さめにエサ付けをするのは逆効果です。アタリを頻繁に出すことを最優先しました。それに成功すればあとはいくらでも釣りになるのです。それと空振りを恐れずに、楽しむくらいの余裕が欲しいものです。
船頭さんの案内で最上流域へ行きました。新行徳橋の下手、右岸側、一番上手の船宿の桟橋までの間を釣りました。
まだ水位が高くて、日中に干潟になってしまう部分が水深0.6m程度でしょうか、水をかぶっていましたので、ボートをソーッとゆっくりと進めて、アンカーロープも最短寸法にして投入しました。北風なのでボートが岸の方へ尻を振ります。岸に近い方角を釣りました。
1本目を投入して2本目を仕度している間にアタリがあります。オッ、これはいい感じ、と思ってあげてみるとエサがありません。それですっかりやる気になって気合が入りました。なんといっても悲観的観測で釣行していますから、入れアタリというものは気分がいいわけです。
その後は水をのんでいるヒマもないほどにアタリっぱなし。私が自慢できるただ一つのことは、アタリを出すことが昔よりは少しは上手になったのかなあ、ということです。
釣りというものはアタリが出せないのではなんといっても勝負になりません。アタリさえあれば、あとは、ハリに掛ける「テク」があるかないかだけのことです。
明日から小潮になるのに潮の下げが速いです。座礁しないように少しずつ下がりながら釣りました。
午後からは南東の風がけっこう吹き込んで釣りづらくなりましたが、辛抱して頑張りました。それと風が冷たく寒かったです。
距離にして60mほどでしょうか、そこを下って、また、同じラインを中間まで上がって、それでタイムアウトになりました。
大満足の初ミャク釣りといえる半日でした。次が楽しみになりました。
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2009年4月29日(水) |
4月29日(水)江戸川放水路での越冬したハゼのリール釣り、8〜15pを13尾。本当によく釣れてくれたと思いました。本日は試し釣りです。船宿,伊藤遊船さん。
8時から12時まで4時間の釣りでした。
水温17℃、これは厳しい水温でした。20℃にはなっていて欲しかったのです。
晴れ,朝の気温10℃、西〜北西の風少々。乾燥していて風は冷たかったです。防寒服とライフジャケット着用。
中潮、満潮6時22分、干潮13時46分。明後日から小潮になります。
リールザオ7本使用。2〜3本で探っていたのでは、今の時季は、試し釣りの時間がもったいなくて仕方がないでしょう。サオをたくさんだして手早く様子をみるのがベストだと思っています。
道糸ナイロン2号、中型スピニングリール、磯ザオ2号〜3号、2.7m、オモリナス型5号、腕の長さ10pほどのテンビン使用、幹糸1.5号、ハリス0.8号、袖バリ4号、全長1mの自製3本バリ仕掛け、エサは青イソメ。ハリネズミ釣法。以上のタックルとエサは今後とも使用しますので、以後は記載しないことが多いです。
試し釣りで、このところ寒い日が続いていましたので,潮時をみてゆっくりと出かけました。干潮時間までを釣ればよいという態勢でした。船宿の朝のキス釣りの乗合船の乗船中で宿が混みあっていましたので、その時間を避けたつもりでした。本日は私の出足を遅くしたわけです。
最上流域へ行きました。水道管から上流です。左岸側へ行きました。まだ水位が高いので干潟になる場所へも投げられます。サオを扇状に7本出しました。エサは5pにしました。
ところがしゃぶられてばかりで釣れません。やむなくエサを2pにしました。すると8pほどのハゼが釣れてきます。このハゼは越冬したものですが、私の希望のハゼのサイズには届きません。
そこを立ち退いて、対岸の右岸へ行きました。水位が高いうちに釣りたい場所があったのです。ここでもしゃぶられっぱなしでした。ハゼがいるのがわかればいいのですからそのまま移動しました。
今度はそのまま新行徳橋の下手で水深4mの付近で釣りました。まったくハゼの気配がありません。そのまま今度は左岸側へ行きました。O遊船の桟橋下手で右左とサオを出しました。ここでもアタリがありません。
今度はT遊船の桟橋下手で釣りました。しゃぶられましたが釣れませんでした。
次にはじめにやった水道管下のやや沖目へ着けて釣りました。ここはよくあたってここで数をまとめました。釣れることがわかりましたので、今度はそこから40mほど下って、ガラ場の外側で釣ってみました。ドボンと深くなった場所で釣りました。まったくサワリがありませんでした。
しかたなくまた右岸側へいき、水道管の上手でマイボートの沖で釣りましたが、しゃぶられませんでした。
そのまま今度はずっと下って、左岸側の牡蠣礁のある上手で釣りました。干潮が近づいていますので水深は70pくらいしかありません。根掛かり覚悟で投げて釣りました。ここでは1尾だけ釣れました。
このころから北西の風がヒューッと吹いてきましたので、寒いこともあって、正午の時報を聞いて、納竿しました。ちょうど、4時間の釣りでした。
ここ3年は4月に釣れたことがありませんでしたので、本日はオデコ覚悟の釣行でした。それにもかかわらず、13尾の釣果は思いもかけないものでした。
今年の特徴は、10〜15cmのヒネハゼがあまり釣れないことです。それにはワケがあって、昨年の8月末のアオシオでたくさんのハゼが死んだので、どうしても例年釣れてくるサイズの数が少ないのです。仕方がありません。
それに比べて、8p前後の越冬したハゼでいま時としては小さいものが釣れるのです。このハゼは去年の暮れに1〜3p位の大きさで浅場で泳いでいたハゼです。アオシオ終息後に孵化したハゼです。そのハゼが小さいながらも何とか越冬していま8cmほどになったと思うのです。
ですから、今後の釣りとしては、15p前後の大型ハゼは「貴重品」だと思ってください。越冬したもので釣れるハゼの中心サイズは8cm前後です。それも5月中旬頃には10pほどに大きくなると思います。
ですから、エサの大きさは、例年のつもりで長さ5cmなどとしますと、本日の私のようにしゃぶられっぱなしということになりますので、2cmかせいぜい3pでいいと思います。
ハリは袖バリ4号でいいでしょう。それより大きいとハリ掛かりが悪いでしょう。
なお、本日釣れたハゼは太っていました。
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