2011年4月3日で連載が終了しました。

松と堤と伝承民話

(あらすじ)
行徳は高い堤に囲まれた塩焼の郷だった。
江戸から訪れる旅人は徒歩であるいは船で松と堤の景色を眺めるのだった。
松と堤は行徳の農民にとって命綱だった。
後継者である子供達に村の年寄りは何を語ったのだろうか?

目次
1.江戸時代、今井の渡しは男性のみで女性は渡さず
2.海岸や江戸川には高い堤を造り台風の洪水を防ぐ
3.松の木は火力が強く塩浜経営を支える
4.元禄時代、入浜塩田開発で干潟に高い堤を築く
5.塩垂百姓が大切にした行徳の民話「新場の狐」