私が住む新井1丁目18番地先の行徳街道のバスどおりに「新井」バス停がある。本八幡行きの京成バスに乗ると旧道を走って15分ほどで行徳南詰(交番の所)に着く。行徳橋は、昭和32年(1957)に竣工した。この場所まで「新井」バス停から一里(4km)だと子供のころから聞かされていた。昭和20年代(1945〜)の子供たちは自転車にアサリを積んで、今井橋を渡って亀戸や錦糸町の方まで売りに行った。そんな時代はとうに昔のことになってしまった。
 浦安を河口とする旧江戸川に沿って北上するバス道路は、別名行徳街道といわれている。大昔からの度重なる江戸川の氾濫によって出来上がった自然堤防と言われるものの上にできた道路である。その道路から南側の地域は古くは塩田であり、塩焼きができなくなると米作を中心とした農耕地に転換した。
 区画整理事業が施工された地域でもある。昭和40年頃(1965)のことである。

以下つづく・・・

 
 
 

 
 
南行徳第一土地区画整理組合記念碑(南行徳公園内)
 
記念碑