東西線南行徳駅前の通りを湾岸道路へ向かって直進すると、京葉線の線路に突き当たる。目の前は猫実川(ねこざねがわ)の吐き出しである。対岸には浦安のマンション群が見える。ここは十一月中旬の頃にハゼを釣るには絶好のポイントだという釣り人もいる。河口の底質は砂地というよりは泥地が多い。だが、泥地を好む生物が多種類生息していて貴重な生態系を作っている。ハゼもその仲間である。晩秋になり防寒服のほしい季節になってもここではハゼが釣れる。それはきっと水温が高いからだろう。適度な汚れ具合の生活排水ならばハゼにとっては都合がよい。ハゼは産卵するために巣穴を掘る。堅い砂地では困るのだ。泥地のほうが良い。だから産卵時期が近づいてくると泥地へ集まってくる。はぜが棲めなくなるようではひどい汚れ具合ということになる。
以下つづく…